おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

飴細工の伝統技

2010年01月06日 | 情報

 川崎大師の数ある出店の中で、唯一ここだけ人だかりになっていました。僕も「人の集まる所に何かがある」という習性を素直に受け入れ、ちょいと覗いて見ました。そこは飴細工のお店で、通りがかり人達が次から次と足を止め、その妙技を見いっていたのです。

            飴細工

 店のおじさんは、手に持った温かいと思われる飴の塊を、手際よくつまんではのばし、時には糸きりバサミを使って、徐々に動物の形に変形させていきました。その動物のバリエージョンは多く、形によって値段が違います。最低価格は500円からはじまり、一番高い物は1500円です。500円の中にはネッシーがあり、確かに作る工程は簡単かも?そして1500円の中に、何故かかっぱが有りました。キリンイルカ、そして今年の干支であるトラも有りました。
 新年早々、素晴らしい物を見させてもらいました。そんなおじさんの後ろに書かれた、「ねつ造の伝統技」の文字を見て、何か複雑な気持ちに・・・。なんとも言いがたい言葉の響きですが、事実当っているだけに、なんかおかしく思えました。伝統を守り伝えることは、大切な事ですね。

 

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