たい焼きを探しに、東京都世田谷区に来ました。世田谷区は東京23区の南西の端にあり、近くに多摩川が流れています。昔この辺りは、自然豊かな土地だったのでしょう?そこに住宅が建てられ、道が整備されました。そして規則正しい街並みが作られ、閑静な住宅街となりました。ただ所々に緑地が残り、有名な等々力渓谷もその一つです。そんな世田谷区のたい焼き屋さんに行って来ました。
世田谷区を走っている路線といえば東急電鉄です。山手線の渋谷駅と目黒駅。そして京浜東北線の大田区の蒲田や品川の大井町へ、東急電鉄が接続されています。それに最近よくメディアに取り上げられている、武蔵小杉駅にもアクセスできます。その東急大井町線の尾山台駅近くに、今回のたい焼き屋さんがあります。
東急大井町線の二子玉川方面行の電車を降り、尾山台駅の改札を出ると、踏切の先にたい焼きの幟が見えます。実は以前、この東急大井町線の電車に乗っていて、線路沿いにたい焼き屋さんがある事は知っていて、いつかこようと思っていました。そして今回、この尾山台駅から乗車する事になり、車窓から見えていたたい焼き屋に来る事が出来ました。
今回のたい焼き屋さんは、薄皮 たいやき・鯛心(たいごころ)さんです。お店の前に立ち、たい焼きのメニューを見ると、定番?の京小倉と豆乳クリームと、その時期によってオリジナルの味があるようです。僕が訪れた時は、焼芋あんなどがありました。
となれば、ここはやはり定番の2つかな?京小倉は外せないでしょう。そして豆乳クリームが人気があるようなので、これは絶対食べておきましょう。という事で、2匹購入しました。
それぞれ小袋に入ったたい焼きを手に持ち、駅に向かいました。とはいえ、10メートルほどで尾山台駅の到着!このぶんだと、駅のホームで食べる事になります。ちょっとまって下さい。そういえばこの近くに等々力渓谷がありました。そうだ!等々力渓谷に行こう。大井町線を二子玉川方面に1駅進むと等々力駅です。でも歩けない距離でもありません。そうだ!歩いて等々力渓谷に行こう。という事で、線路沿いの閑静な住宅地の路地を、のんびり歩いて行きました。 そして歩いて10分弱で、等々力渓谷に到着。ここ以前から来てみたいと思っていました。だって東京23区の中に渓谷があるなんて・・・!
等々力渓谷を歩く前に、たい焼きを食べる事にしました。渓谷に架かるゴルフ橋の所にある休憩スペースで、たい焼きの袋を開けました。
まずは京小倉(上の写真)から食べました。サクッとした食べ心地がとても良いですね。連式ですが、たい焼きの皮が薄く焼かれてます。その中に、程よい甘さのあんこが入ってます。京小倉といえば、あの京都銘菓の八つ橋です。小倉の美味しさが感じられる甘さがとてもいいです。
次に豆乳クリームを食べました。サクッとした食感は京小倉と同じですが、こちらはたい焼きの表面にパウダー状の粉?が振りかけてあります。そして中の豆乳クリームは、思っていたより弾力があります?豆乳クリームと聞くと、ふわりとしたやわらかいイメージが浮かびますが、鯛心さんの豆乳クリームは、モッツァレラチーズのような弾力を感じさせます。味は豆乳のほんのりとした風味と甘さです!尻尾まで豆乳クリームが入っていて、人気があるのがわかります。
おいしいたい焼きを食べた後は、のんびり等々力渓谷を散策しました。
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