たい焼きを探しに、東京都品川区に来ました。
今回は東京都内のたい焼き屋さんなので、電車を使っての訪店になります。そこのお店に行く方法として、東急池上線の戸越銀座駅・荏原中延駅と、東急目黒線の武蔵小山駅・西小山駅の4駅が、僕の思うベストな駅です。この中で皆さんご存じの駅は、戸越銀座駅でしょうか? 時々メディアなどで、戸越銀座の街ブラが放送されています。
たぶん東急目黒線の西小山駅が近いように思えましたが、僕は蒲田駅から向かったので、乗り換え無しで行ける東急池上線の乗り、地図上の目測で近く感じた、荏原中延駅で下車しました。
駅の改札を出ると、細い通りの商店街がありました。そこから北方向に歩き、数本目の路地を左に曲がりました。どこを曲がっても大通り(中原街道)に出るので、その先は中原街道に出た時に考える事にします。
静かな路地から、車の往来が多い通りに出ると、そこは中原街道の荏原警察署の所でした。ここまで来ると、目的のお店はもうすぐです。
中原街道から荏原警察署の交差点を入り、警察署を左にみて、3本目の路地を右に曲がりました。そこから進んで行きますが、たい焼き屋さんに付き物の、あの「たいやき」の幟が確認できません。「道を間違えたのか」と思って歩いていると、その先に数人の方が立っていました。もしかして、ここですか!
お店の入り口に、白地に書かれた「たいやき」の暖簾がかかっていました。その文字の横にイラストの中に「と」とあります。こちらのお店の名前は、たいやき と さんです。店構えは意外とシンプルで、閑静な住宅地にとけ込んでいる雰囲気です。
たいやき と さんは、2022年5月にオープンされました。まだオープンして1年経っていない事と、お店が目立たない場所にあるのに、常にお客さんが来店しているのがすばらしい。
たい焼きを注文しますが、メニューは つぶあん・クリーム が定番のようで、その他にその時のオリジナルのたい焼きがあるようです。そしてドリンクもたくさんのメニューがあり、僕が訪れた1月は おしるこ がありました。その中から僕は、定番のつぶあんにしました。
お店の小窓から、たい焼きを注文しますが、御主人がすぐそこでたい焼きを焼いていました。たいやき と さんのたい焼きは、一丁焼きの天然物です。注文してから焼くので、数分待ちます。これは出来上がるのが、楽しみですね。
しばらく店の外で待っていると、暖簾がかかった扉が開き、店の中から女性の方が、僕が注文したたい焼きを持って来てくれました。白い紙袋に入ったたい焼きは、焼き立て熱々です。直接手に触れなくても、紙袋から伝わる熱量でわかります。
それを持ち、お店を後にしました。そして歩きながら、食べ頃になるのを待ちます。近くに公園があったので、そこで TAIYAKI と のイラストが描かれた紙袋を開けました。中に所々焦げ目が付いた、天然物のたい焼きが入っています。まだちょっと熱々ですが、寒空の下で食べるには、ちょうどいいかも?
紙袋からたい焼きを少し出し、頭にかぶりつきました。一丁焼きの特徴である薄皮の中に、つぶあんがたっぷり入っていました。たい焼きの表面は適温ですが、中のつぶあんはまだ熱々でした。そのせいか、少しとろりとしたつぶあんが、薄皮からこぼれ落ちそうになりました。そのつぶあんは程よい甘さで、小豆の味も感じられるおいしさです。もう少し冷ませば、つぶあんのやわらかさが変わると思いますが、でもたい焼きは熱々がおいしいですよね。
1匹食べ終えた後、たいやき と さんのたい焼きなら、もう1匹食べられそうです。
余談ですが、帰りは東急池上線の戸越銀座駅から電車に乗ろうと、戸越銀座商店街を歩いていました。そしてすぐに駅に到着しましたが、まだ先に戸越銀座商店街が続いていました。そうなると商店街の端まで行きたくなり、結局JR大崎駅から電車の乗る事になりました。まさかこんなに商店が長いとは・・・。
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