たい焼きを探しに、石川県金沢市に来ました。今年北陸新幹線が開業して、2週間後くらいに一度金沢を訪れました。そして今回2度目の北陸新幹線の乗車。とその前に、前回食べる事が出来なかったたい焼きを食べましょう。
僕が金沢を訪れた日は、北陸地方が梅雨入りした日!確かに朝から強めの雨が降り続いていました。金沢駅周辺は、前回来た時より幾分人が少なくなったように思えますが、でも新幹線の切符売り場は、常に長い列が出来ていました。北陸新幹線かがやきは全席指定なので、この状況を考えて、2時間後出発する新幹線チケットを前もって買っておきます。そしてこの2時間の滞在時間を利用して、前回のリベンジをしたいと思います。
金沢駅近くに今回のたい焼き屋さんがあります。前回は定休日の為、改めての訪問。雨も小降りになり、金沢駅から右方向に歩いて行きました。数分歩くと、大きな交差点が現れます。そこを渡ると、すぐに斜め左に入る路地があります。細い道沿いに小川が流れていて、木製の欄干が蛇行して延びている光景を見ると、金沢の裏路地に旧い街の風情を感じます。そんな表通りから一本裏に入った、住宅地の中にたい焼き屋さんのFUKAZAWA(フカザワ)さんがあります。
今回訪れたのは金曜日なので、ご覧のように営業してました。お店の外観は、ちょっとおしゃれなカフェ風?でも事前調べによると、古くからの老舗製餡屋のようですが・・・?開いているドアからお店に入りました。お店の中には男性の方(お店のご主人?)が一人。お店のつくりから想像して、てっきり女性の方が営んでいるのかと思いましたが、結構ガッチリしたそれも低音が印象的な声の男性でした。保温ケースには羽根付きのたい焼きが数匹。ちなみに現在フカザワさんで売られているたい焼きの種類は、つぶあん・こしあん・しろあん・カスタード。僕はその中からつぶあんを注文しましたが、ケースの中のたい焼きはカスタードでした。どうしてもつぶあんが食べたい僕は、焼きあがるのを待つ事に。
雑誌を見ながら待つ事5分から10分弱ほどして、つぶあん入りのたい焼きが出来上がりました。連式で焼かれたたい焼きをハサミで切り離し、「熱いので気をつけて下さい」と手渡された紙袋は、確かに熱を放出していました。これはすぐには食べられないので、金沢駅に戻りながら食べる事に。
雨模様の気候も手伝って、数分して紙袋からたい焼きの頭を出してガブリ。あれ、甘くない!僕の頭の中では、!マークと?マークが・・・。ただまったく甘くないというわけではなく、今まで食べて来たたい焼きの甘さと比べると、甘さ控えめ1位ですね。これは勿論自家製の餡だから成せる業ですが、もう少し甘くてもいいような・・・?ただ餡子はなめらかで、一瞬こしあんかな~と思うくらいの舌触りですが、でも小豆の皮がちゃんと確認できるので、つぶあんに間違いないです。つぶあんの甘さは薄いものの、よーくよーく食べてみると、小豆本来の甘さのみで作られた餡のように思えます。そのおかげと言うのもなんですが、焼きたてのパリッとした生地がより甘く感じます。フカザワさんのたい焼きは食べやすくて凄くおいしい。これなら二匹はいけますね。
つぶあんでこれだけの舌触りなので、こしあんはどれ程なのでしょう?それにしろあんのたい焼きを置いてあるお店は少ないので、こちらも興味がありますね。金沢駅から近いので、今度行った時はこちらも食べてみたいと思います。
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