住吉大社で参拝をすませ、ちょいと小腹がすいたので、たい焼きを食べに行くことにしました。ここから一番近いたい焼き屋は、住吉大社の前の住吉公園を抜けた、国道26号沿いにあるらしい。とその場所に行ってみると、なんとその日はお店がお休みでした。なんとも残念。でもご心配なく。ここから歩いていける場所に、もう一軒のたい焼き屋があります。
国道26号から長居公園通にでて、東にの方向に歩きました。南海本線のガードをくぐり、阪堺線の線路を渡り、南海高野線の線路を渡りと、この通りは電車の線路が3線あります。そしてあべの筋との交差点に着きました。いや~結構歩きましたね。住吉大社からなら10分くらいで来れそうですが、なんせ遠回りしてしまったので20分近くかかりました。
あべの筋の交差点をわたり数十メートルいくと、すぐ左にたい焼き一休さんがありました。この日の大阪はまだ気温が高く、歩くと汗ばむほどです。とたい焼き一休さんの店先を見ると、たい焼きより先にアイスどら焼きの写真が目に入りました。アイスがたっぷりはさんであるどら焼きを見ると、熱いたい焼きよりこちらの方が食べたくなります。あー心が揺れる。でもやっぱりたい焼きにしよう。
たい焼きはあずきとクリームがあり、勿論あずきを購入。120円を支払い紙袋に入れられたたい焼きを手渡してもらい、いつものように店を後にしました。こんな自分、なんだか魚をくわえた猫の気分です。そして少し経って袋からたい焼きを取り出しました。するとたい焼きはたい焼きでも、韓国版たい焼きプンオパン(鮒焼き)では?と驚いてみましたが、事前に知っていました。関東では何軒かプンオパン(鮒焼き)のお店はありますが、大阪でもプンオパン(鮒焼き)のたい焼きのお店は珍しいのではないでしょうか。
小ぶりの大きさのたい焼きを一口ガブリ!意外にもたい焼きの皮の表面がサクッとして、軽い歯応えに感激。そしてふわっとした生地の中に、たい焼き一休さん自慢のあんこが入ってました。これが軽い甘さという表現が合うかわかりませんが、口に含んだ瞬間そんなおもしろい印象を抱きました。その後数口食べると、皮もほんのり甘いことに気がつきました。だからあんこを軽い甘さにして、皮の甘さとのバランスをとっていたのです。食べた後の口の中は、甘いけれど甘いものを食べたと思えない爽快感が残ります。たい焼きを食べてこんな感想も変ですが、そんなおもしろいたい焼きを味わえるお店です。歩いた後はあ~一休み一休み。
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