おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

寅安さんのから揚げタワー

2021年10月10日 | 洋食

 名古屋で仕事を終え、ちょうどお昼時という事もあり、帰りにお昼ご飯を食べる事にしました。

 から揚げ好きの僕が、一度寄ってみたかったお店があります。それが名古屋市天白区にある、洋食亭 寅安さんです。

         

 寅安さんは、東山動植物園の南側の、閑静な住宅街の中にあります。

 お店に入ると、4人掛けテーブルと2人掛けテーブルがあり、僕は奥の2人掛けに座りました。

 目的は決まっていたので、から揚げ定食11個を注文。ごはんの量を選べるので、お店の方の話を参考にして、少し抑えめににしました。

         

 20分くらいでしょうか?高く積み上げられたから揚げのタワー?が、僕も前に置かれました。

 いや~!崩れそうで崩れない、なんともすばらしい積み方です。念のために崩れた時を想定し、お味噌汁の位置を移動しました。

         

 美しいタワーの一番上から、慎重にから揚げを取り、念願の1つ目を食べました。

 ちょっと硬めのころもに覆われた、ジューシーで薄味のから揚げ。うまいですね~。2個目も崩れないように恐る恐る取り、バリバリと音を立てながら食す。3個目もバリバリと・・・。

 これでから揚げタワーの上部は制覇しました。

 ひたすら無心でバリバリと食べ、時々箸休めのように、ご飯を口に運びました。時にはお味噌汁で、流れを作る。おしんこも、味変にはもってこいの役目をしてくれます。本日は、から揚げが主役なので、お盆の上にある物は、サポート役にまわってくれています。

 寅安さんのから揚げ、おいしいですね。でもさすがに、1つ1つが少し大きめで、食べ応えがあります。

 から揚げタワーの土台の部分に来た時、さすがにお腹が膨れていました。まあ頑張れば、食べきれると思いましたが、20円でお持ち帰り用の入れ物が用意されているので、遠慮なく持ち帰る事にしました。

 チャレンジするのもいいけれど、おしいさを満たして終えるのも、時にはいいかもね。

 余談ですが、返りの車の中は、から揚げの味(香り)が漂っていました。

 

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ランチは北谷でスープカレー

2019年08月04日 | 洋食


 北谷アビラビーチ沿いの小道をぶらぶら。そろそろお腹もすいたので、ランチにしましょう。

 そこで思いついたのが、カレーです。何故このタイミングでカレーなのか?沖縄だからカレーという事でもなく、梅雨明けした暑い日差しの中を歩いていたら、なんだか辛い物が食べたくなりました。そして「近くのカレー屋」で検索すると、すぐ近くにお店を見つけました。

         

 そのお店は、沖縄黒糖カレーのお店 あじとや 北谷店さんです。おー!黒糖カレーですね。沖縄っぽいお店です。でもこちらは、沖縄では珍しス―プカレーのお店です。スープカレーといえば札幌ですが、現在沖縄あじとやさんが4店舗あるという事は、もう沖縄県に指示されている証ですね。

 お店の中に入ると、カウンターとテーブル席があり、僕はテーブル席でゆっくり食べる事にしました。メニューを見ると、どれもおいしそう。その中からキーマチキンカレーを選びました。そしてランチタイムという事で、200円プラスして自家製ラッシー(グアバ)も一緒に注文しました。

 あじとやさんのカレーを注文する際、0~100まで辛さレベルを選べます。0~50までは5づつ段階が上がって行き、50~100までは10づつ上がって行きます。0~15は市販の中辛くらいで、お店オススメは20・25・30です。50までは追加料金無しですが、60~100のHOTは50円UPします。そこで僕は無難に15にしました。なにせ初めてですから・・・。

         

 まずは自家製ラッシーがテーブルに置かれました。それを少し飲みながら、店の窓の方を眺めていました。外には沖縄の海と空が観えます。のんびりとした時間が居心地よい。

         

 しばらくしてキーマチキンカレーが運ばれて来ました。とても彩がいいです。 最初にスプーンでカレーをすくって、辛さを確認してみました。するとはじめピリッとしましたが、すぐ辛さに適応しました。
 もうそこからはスプーンを停めることなく食べ進めました。チキンの皮がパリッと焼かれ、こうばしくておいしい。カレーの中に浮かんでいるニンジンが、唯一甘さを表現していて、よりカレーの辛さのおいしさを増します。
 あっという間に完食です。この辛さならレベル20もしくは25でも行けそうです。

 

 

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飾りじゃないのよカレーは・・・に、ゴー!

2013年05月09日 | 洋食


 今に始まった事とは思いませんが、近頃変わった名前のお店が出没してます。僕的にこの間、池袋にある「カレーは飲み物」に行った内容をこのブログに書きました。ここはカレーよりまず名前が気になり、一度行ってみたく訪れた次第です。記事にも書きましたが、カレーの味もよく、店の雰囲気も良かった。なので近くに行ったら、また行きたいですね。
 そしてまだ僕が気になっているカレーのお店があるのです。こちらもカレーより、まずはお店の名前ですね。どうしてこの名前にしたのかと疑問になります。その名も「飾りじゃないのはカレー」です。このフレーズは、あの中森明菜さんの曲のタイトルをもじった物ですが、平成生まれの若者は知らないでしょう?
 お店の場所は東京港区三田で、通りの反対側に慶應大学があります。ということは、慶應大の学生の人達もこのお店をよく利用するわけですが、中森明菜さんの名前は知っていても、曲まではリアルにわからないでしょうね?だって僕がお店にいた時、店内に宇多田ヒカルさんの「オートマティック」が流れていて、一人の学生が「何だっけこの曲?小さい頃聴いた覚えがある・・・」なんて言ってるんですよ。こうなると、中森明菜さんがどうこうの話ではなくなります。
 お店の名前も気になりますが、カレーもなんだか美味しそうです。テーブルにメニューが置かれてあり、そこに「Wコラーゲン」の文字が大きく書かれてます。男の僕は、コラーゲンにあまり興味がありませんが、やはり女性の方はこの文字に敏感なのでしょうか?メニューの写真は、いたってシンプルなカレーのようですが、そこに赤文字で「Wコラーゲンカレー」が目立ちます。これがここのお店のベースのカレーのようで、500円は安いですね。ここからトッピング辛さの組み合わせで、自分オリジナルのお好みのカレーが食べられます。

           

 まず僕がトッピングしたのは、メニューの左端にある炙りチーズです。次には、ライス370gとルー300ccの大盛りにしました。次に悩むのが辛さですが、初めて食べるので、どのくらいの辛さなのかわかりません。1辛から9辛まであり、1辛うそ泣き2辛すすり泣きといった感じの辛さの表現をしてあります。僕自身そんなに辛い物好きではありませんが、少々の辛さなら問題ありません。でもいまひとつ辛さの度合いがわからないので、店員さんに聞きました。すると3辛が家庭のカレーの辛口程度のようです。ということで、僕はもらい泣き3辛を注文しました。なんで4辛にしないのか・・・。だって4辛ちょちょぎれですよ。まずは美味しくカレーを食べたい訳で、無理してチャレンジするのも考え物です。これで美味しかったら、また来ようと思うわけでしょ。いいんです3辛で。

           

 注文して数分。意外と早くカレーが目の前に置かれました。ちょっとした空いた時間に食べるにはベストです。写真のように、具材が無いシンプルなカレーに、炙られたチーズが浮かんでます。このスパイスの効いたカレーの香りがたまらない。カレーの池にスプーンを入れ、ライスと一緒にすくい上げます。少し硬目のライスと、思ったよりどろっとしたカレールーを口の中に入れると、オー!少しピリッとするが、僕に丁度いい辛さです。市販のカレーで言うと、勿論その人の味覚にもよりますが、多分ジャワカレーの位の辛さかな?ほんと驚いたのは、メニューの写真だと、サラサラのカレーのように見えますが、実際はどろっとしたカレールーです。ここに炙りチーズが混じり、チーズの味わいと香ばしさが、3辛のカレーをまろやかな美味しさにしてくれてます。ほんと美味しいです。
 ご飯の量は丁度よかったけれど、ご飯とカレーの配分を考えながら食べたつもりでしたが、最後の方はカレーがあまり気味でした。もう一段階4辛もいけそうですが、どうでしょう?トッピングは・・・変わったところで、炙りアボカドが気になります。

 

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八戸で一期一会のおいしいハンバーグ

2012年05月10日 | 洋食

 
 青森県八戸市で偶然に入った、赤毛のアンという赤い屋根の黄色い壁のお店。ちょうどランチ時ということもあり、お腹の状態も黄色ランプ点灯しつつある僕は、少し躊躇しつつこちらのお店に入ってみました。お店の中には中二階に上がる階段があり、僕はその奥に通されました。ログハウス調の内装で、天井が高く開放感がある明るい店内。メニューを見ると、お昼ということでランチプレートも用意されていましたが、僕がそれ以上に気になったのが十和田牛ハンバーグです。八戸に来て無難のハンバーグというのも「なんだかな~」と思いましたが、この十和田と付くなら「地元の味堪能」という精神に問題ありません。こちらの十和田牛ハンバーグですが、数種類のグラムを選ぶことが出来、お腹の具合とガッツリ食べたい僕は300gを注文。セットでサラダとライスがつきます。

   時間が進むにつれ来店客が増えて来ました。勿論ですが地元の常連さんがほとんどで、たぶんよそ者は僕だけでしょう?そうですね10分少々してサラダが登場。それをゆっくりチビチビつまみながらメインを待つ。それから少ししてハンバーグが乗った熱々のプレートが来ました。ビチビチという音がまさしく熱さを演出してます。そんな状態でもすぐに食べたくなるのは、お腹が空いているというより、このデカい十和田牛ハンバーグの魅力でしょう。今だ焼き音がするハンバーグにナイフを入れ、程よい大きさのハンバーグにフォークに刺して息を吹きかけ少し冷ます。ころあいを見計らって口の中に入れたものの、それでもまだ熱くこれは大変なことに・・・。はふはふしながら何とか噛んでみると、これが凄くやわらかく肉の旨味が感じる美味さ。ソースは玉ねぎをきざんだ和風仕立てで、ハンバーグの味を邪魔しない控えめな味です。この大きさのハンバーグは、食べているうちに味が飽きてきますが、最後の一切れまで満足のいく美味しいさです。

 300gの十和田牛ハンバーグは結構お腹を満たしてくれました。いや~なかなかいい出会いでしたね。後で調べたところ、こちら赤毛のアンは地元でも有名な洋食屋さんで、特にハンバーグは人気とのことです。



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静岡B級グルメのカレーとは?

2010年04月07日 | 洋食


  JR 静岡駅の北口を出て、商店街をぶらぶら散策。駅のすぐ側を国道1号線が通っている為、地下道を通って反対側に抜けました。左方向の路地を歩いていると、かぼ茶が描かれたお店を発見。しかしそこはカレー屋さんのようだが、お店の看板に目をやると、「静岡B級グルメ」と書かれている?これは僕を誘っているのでは?でもカレーでB級グルメとはいったいどんな物なのか?
 クエスチョンマークが3コ付いたところで、興味半分ためらい半分でお店に入ってみることにしました。確かに興味はあるけれど、男性が一人で入るのは、ちょっとためらってしまいそうな外観です。「B級グルメ・B級グルメ・・」と思いながら、お店の扉を開けました。店内は僕のような大柄の男性には少し狭いかなと思えます。それでもテーブル席とカウンター席があり、ランチ時はすぐに満席になりそうです。

            カレーショップかぼ茶.jpg

 メニューを見ると、オリジナリティが感じられるカレーが美味しそうです。お店の壁には、お薦めと思われる写真入りのカレーメニューが張られていました。さてどれにするか・・・やはりお店の売りである、かぼ茶カレーに即決定。丁度ランチタイムという事もあり、ワンプレートとドリンクが付いたかぼ茶カレーセットを注文しました。
 出来上がるまで、ジーと壁とにらめっこ状態。お店の看板のような、かぼ茶をくりぬいた中にカレーが入って出て来ればおもしろいな~。でも一度食べてみたいと思いませんか?やってできない事はないけれど、そんなに数は出来ないかな。どうせなら家で自分で作ってみるのも手かな?そんなくだらない事を考えていると、かぼ茶カレーセットが運ばれて来ました。これにドリンクがついて結構オシャレなランチです。
 早速、静岡B級グルメ・かぼ茶カレーを食べてみました。うう・・・ズバリ味はマイルド。けれど香辛料はちゃんと効いてます。どうだろう・・・目の前には好みの辛さに調整できるように、スパイスが置かれています。でも折角だから、もう少しかぼ茶の味を堪能しようかな。セットメニュ-の温野菜を食べ、かぼ茶カレーを食べる。奥のプレートの真ん中にある物は、多分かぼちゃを裏ごしして、かぼちゃの形にした物と思われます。このモッサリとした食感と甘い味は、ちょっとしたデザート感覚?これを食べた後にかぼ茶カレーを食べると、カレーの辛さがより感じます。向かって奥の左には温玉が置かれています。こう見ると、彩りが奇麗ですね。これと言ってカレーの中に具がありませんが、これはやはりかぼ茶の味を損なわない為でしょう。結局そんままの味で完食。
 僕が頼んだサイズはMでした。お腹もそこそこ満たされ、独特な味わいのカレーもなかなか美味しかったです。辛さを求める人には物足りないと思いますが、美味さを求める人にはいい味ではないかと?さてこのカレーShopかぼ茶かぼ茶カレーですが、静岡B級グルメとして全国的に広まるのかな?

 

 

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名古屋飯 あんかけスパゲッティに初挑戦

2010年03月31日 | 洋食

 
  何度か名古屋を訪れていて、いつかは食べてみたい物がありました。それがこの名古屋名物あんかけスパゲッティです。そして今回それが叶いました。
 名古屋には、あんかけスパゲッティを出しているお店は何軒かありますが、その中で名古屋駅に近く、沢山のメニューがあるあんかけ亭に行きました。駅から歩いて5分くらいの所に、名鉄レジャックというビルがあります。僕が行った時が丁度お昼時で、スーツ姿のサラリーマンがこのビルに入って行きました。僕が目指すのは、3階にあるあんかけ亭。エスカレーターで3階に上がり、奥の方にそのお店がありました。店の入り口にあるメニューを見て、その種類の多さにビックリ。皆さんもぐるなびあんかけ亭を検索して是非見ていただきたい。なんと32種類のあんかけスパゲッティあります。しばらく店の前でメニューを眺めていましたが決まらず、とりあえず席に着いて考えることにしました。そこにも写真入りのメニューが置かれていました。それをジーと見て、どれにしようか検討しました。シンプルな物からカツや焼肉がのったボリュームがある物まであります。あんかけスパゲッティ初体験の僕としては、どれもこれも美味しそうで目移りしました。そこで出した結論が、なぜかAランチ。正直申しまして、ほんとに決まらなかったのです。仕方なく隣の席のお客さんを見ると、その人はAランチを食べていました。人間ってどうして隣の芝生は青く見えるのでしょう?ついその光景を見た瞬間、Aランチが美味しそうに見えたわけです。なにはともあれ、初あんかけスパゲッティはシンプルが一番。なにか言訳がましいけれど、とにかく食べるのが楽しみです。
 ランチ時、狭い店内はサラリーマンで混み合っていました。少しすると、「ランチセット終わり」の声がしました。「ううん、これはラッキーだったのか」と、的外れの注文をした割りに、何故か嬉しく思えました。

             あんかけ亭.jpg

 それから数分して、お待ちかねのあんかけスパゲッティが目の前に置かれました。湯気が立ち昇り、ちょっと熱そうです。Aランチは、スパゲッティの上にハンバーグが乗り、目玉焼きとサラダがワンプレートになっています。早速フォークでスパゲッティをからめ取り、口の中に入れてみました。僕がいつも好んで食べているのが、太ささ1.7mmのパスタです。それよりも若干太い感じですね。麺はやわらかく、あんかけにからみ易い食感です。あんかけと言っても、あんかけ焼きそばのように、とろ~りとまではいきませんが、ミートソースとは明らかに違います。トマトベースなのでミートソースっぽい味ですが、コショウの辛さがピッリとして始めて感じる味です。
 じっくり味わいながら奇麗に完食。さて美味しいかどうかですが、ミートソースパスタ好きの僕としては不味くはないが、ハッキリしない美味しさです?この美味しさを表現するのは難しい・・・・。初体験の為、この味になれていないと思われます。多分ですが、あんかけスパゲッティパスタとは別物と考えた方がいいかも?またいつかこの美味しさを突き詰めたいと思います。

 

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まってました 船場カリー

2009年10月06日 | 洋食


 船場カリーを、はじめて食べました。いままで沢山のカレーを食べていますが、このカレーに出会い、初体験したことがあります。写真でもわかると思いますが、カレーにきざみネギが添えられています。これは大阪の習慣なのか、それとも船場カリーオリジナルの物なのか、興味がある反面、カレーにあうのか不安です。

 このすじネギカリーを食べると、深みのある辛さの中に、なんとなく感じるイカスミ?そして時間をかけて煮込まれた牛すじが、とてもやわらかくて美味い。問題のネギは・・・この深みのあるカレーには合います。最初は違和感ありますが、食べていくうちに、ネギの風味がカレーの辛さを和らげてくれます。ただし家庭で作ったカレーに合うかな?

 

 

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これがソースカツ丼の元祖

2009年07月12日 | 洋食


 みなさんソースカツ丼食べた事ありますか?ソースカツ丼といえば、長野県が有名ですが、実は福島県会津若松市も、ソースカツ丼が名物です。会津若松市のあちらこちらにソースカツ丼の幟が立っていて、ソースカツ丼マップまであります。そして会津若松市ソースカツ丼は、結構お肉にボリュームがあり、丼からはみ出している物もあります。おまけにお肉が残っていると、ご飯のおかわりを勧めてくるお店のあります。大食いの方には、たまらない町ですね。
 そしてもう一つ、ソースカツ丼と言えば福井県を忘れてはいけません。福井県福井市に、ヨーロッパ軒総本店という洋食屋さんがあり、実はここが元祖ソースカツ丼のお店です。このお店の創業者の方が、大正2年にこのソースカツ丼を発表したのが始まりで、それが現在に受け継がれているようです。元祖ソースカツ丼とはどんな物なのか、福井市を訪れて見ました。
 真新しい JR 福井駅を出て、県庁方面に歩いて行きました。驚いたのが、福井県庁です。お堀に囲まれていて、福井城跡に建てられていました。そんな県庁 他には無いですよね?そこから大きな交差点をわたり、4本目の路地を右に入っていった右角に、ヨーローッパ軒総本店がありました。よく見ると、名前が凄いですね。ヨーロッパですよ・・・。

          ヨーロッパ軒.jpg

 お昼12時前の店内に入ると、1階は満席近いお客さんでした。そうすると僕は自動的に、2階の席に案内されました。狭い店内ですが、2階はまだ満席にはなっていません。メニューの種類は沢山ありますが、ここはやはりソースカツ丼のセットを注文しました。
 待つこと数分。思ったより早く、ソースカツ丼が登場しました。皆さんの知っているソースカツ丼のカツはどんな物ですか?肉厚でジューシーな豚肉が、サクサクの衣をまとい、キャベツの千切りの上にドーンと並んでいる物ですようね。が目の前にあるのは、薄い豚肉に衣を付けて揚げた物が、丼のご飯の上に数枚のった物でした。正直申しまして、事前に調べていたので、このソースカツ丼は知っていました。だから逆に興味を持ち、食べて見たくなったわけです。
 薄いカツには、すでにタレが染みていて、薄っすらと甘辛い味がしました。写真のソースカツ丼と味噌汁の真ん中に、小皿に付けダレがありますが、好みによってさらにこれに付けて食べて下さいと説明がありました。食べる度に、少し付けながら食べました。これはご飯が進みますね。ボリューム感はありませんが、脂っこくなくて食べやすい。ご飯をもてあましそうですが、そこはしっかりと秘伝のタレがカバーしてくれました。
 これが大正時代の味としたら、当時は贅沢な西洋料理だった思います。

          

 

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高級和牛肉使用のカレー

2009年07月03日 | 洋食

 食い倒れの街大阪で、少しお腹に溜まる物が食べたくなり、ぐるぐると歩きまわりました。時々ラーメンのいい香りが・・・道頓堀で有名な金龍でした。ラーメン食べるには、ちょいと暑すぎる。出来たらご飯物がいいと思い、あちらこちら歩いてみました。いまひとつ決め手に欠けていると、道頓堀から大きな通りに出た所に、写真の看板が目に止まりました。カレーか・・・と思いましたが、看板に「高級和牛肉使用」の文字を見つけた僕は、ここにしようと決断しました。がしかし「大阪まで来てカレーかよ」と、心の奥で否定する自分もいました。店の中を覗くと、お客さんが一人こちらに背を向けていました。僕の心の中では、エンジェルとデビルが行ったり来たり?ある意味優柔不断といえばそれまでですが、大阪にこだわる気持ちも捨てきれません。う~数分後、僕はデビルを蹴飛ばし、店の中に入りました。店内にはウェイターさんがいて、昭和の洋食屋さんといった感じでした。
 そのウェイターさんが注文をとりに来ました。勿論看板にかかれていたカレーが目当てですが、あらためてメニューを見ると、ちょっとお高いビーフカツカレーがありました。カレーだけでは物足りなく思えたので、ここはふんぱつしてビーフカツカレーを注文。と言っても、高級和牛肉を使用している割りに、お値段はそんなに高くないように思えます。

          ビーフカツカレー.jpg

 しばらくして、待望のビーフカツカレーが登場。シンプルなお皿の真ん中に、ビーフカツがドーンと置かれています。カレーもシンプルで、色合いも普通です。早速カレーをスプーンですくって口の中に入れてみると、あっさりとした口当たりでしたが、後から辛さがじわりとわいて来て、味に深みを感じました。これが老舗のカレーかと言わんばかりの美味しさです。その時はまだ、ここのお店が老舗とは知りませんでした。そしてビーフカツですが、中の牛肉が軟らかく、噛むと肉の旨みがジューと染み出てくる美味しさです。これがこのカレーと良く合い、ビーフカツの旨みがカレーの辛さを和らげてくれる感じです。
 いや~ホンと食べてよかったです。ここはり重さんは、永く大阪の人々の胃袋を満足させてきた精肉店で、そのお肉を使用しているのならば、これも立派な大阪の味ですね。
 今回僕が食べたカレー店は、はり重軽食レストランで、下の写真の赤と緑の屋根の所です。精肉店をはさんだ反対側には、お座敷のある洋食レストランがありました。下の写真の真ん中から左側に、白い暖簾がかかっている所です。はり重のステーキは洋食レストランで。

          はり重.jpg

 

 

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レストラン喫茶タクトで夕食を

2009年03月18日 | 洋食


 時々、おもいっきりご飯を食べたくなる事がありませんか?かと言って僕は大食いではありません。
 近年大盛りを越えたデカ盛りという物が、ある人たちの間で話題になっているようです。その臭いに誘われるかのように、その世界に以前にちょっと足を踏み入れて見ました。それがあのやよい食堂で、店を出るときには苦しかった記憶があります。けれどその時店に来ていたお客さんは、けっしてデカ盛りチャレンジャーではなかったように見えました。では何故あえてそこまでして食べたいのか・・・・?そんな疑問を抱いている僕ですが、あの時の感覚というかチャレンジ精神が時々目を覚まします。
 そこで今回、デカ盛り通の間では有名な、レストラン喫茶タクトを訪れて見ました。はっきり言って、ここの店を知らない人は、ちょと入りにくい感じの昔ながら喫茶店です。でもデカ盛り好きには、甘い蜜の味なのかも知れませんね?という事で店の中に入ると、ホンと昔ながらの喫茶店の雰囲気です。その証拠に、昭和にインベーダーゲームが出始めた頃のような、卓上ゲームと言うのかテーブルゲームがあるではないですか?何か懐かしさもありました。
 そんな余韻に浸りつつ、早速注文する事にしました。メニューも豊富で、何を食べるか迷います。そこで定番ともいえる、ハンバーグ定食を頼みました。厨房では喫茶店のわりに、本格的に料理を作っています。そして数分してハンバーグ定食が、狭いテーブルに運ばれて来ました。それを見て、つい「デカッ」と一言もらしてしまいました。それを聞いた店員さんが、ニコリと笑みをこぼしました。確か大盛りとも言っていないのに、このご飯の盛りとハンバーグの大きさは何?けれど湯気が立ち昇るハンバーグが美味しいそうです。
 という事で、僕の夕食の格闘が始まりました。とにかくマイペースで黙々と食べました。これだけ大きなハンバーグなのに、中までちゃんと火が通っているのが素晴らしい。ハンバーグを大きめに切って食べ、ご飯を多めに口の中に入れ、それを数回繰り返しました。それでもなかなか減りません・・・・。そこで登場するのが、何故か一緒に付いてある味付け海苔です。これが意外とご飯の量を減らしてくれます。そしてハンバーグとの2ラウンド目の始まりです。時々味噌汁の助けも借り、何とか食べきりました。
 はっきり言って、ちょっと苦しい・・・でもデカ盛りファイターの方々は、これの大盛りを食べるわけでしょう?考えただけでゲップものです。でも味は美味しかったです。 

 

 

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ダチョウと白いカレーとMACH Ⅲ

2009年01月26日 | 洋食


 好きな食べ物の上位に位置するカレー、皆さんも好きと思います。最近では北海道発のスープカレーがヒットするなど、独自のカレーが日本各地にあります。皆さんの家でも、その家のオリジナルのカレーがあると思います。小さな頃から食べなれた味が、その人のカレーの味の基準になるのでは?街中にもいろんなカレーショップがあります。いろんなトッピングでオリジナルのカレーが食べられるCo・・・や、インドの方のカレーが楽しめる専門店、時のはスリランカやネパールのカレーのお店もあります。最近では牛丼屋さんにもカレーのメニュ―があるように、カレーは日本人にとって、圧倒的に指示される食べ物になっています。
 そんな多くのカレーの中に、目を疑うようなカレーも有ります。そして今回偶然にも、珍しい白いカレーに出会いました。白いカレーって何?と思われますが、僕も最初その文字見た時に、不安と興味が同時に頭の中を駆け巡りました。味意外に不安の要素が別にあり、店の前に出ている大きな白い立て看板(ちょっと小さいかな)が見えると思いますが、そこに手書きで「白いカレー」と書かれていました。僕はその前で少しの間考えていました。ここで店に入るきっかけとなる「これも出会いだ」という言葉が、躊躇している僕の足を動かしました。全く知らない土地で、全く予備知識もない物に出会うのは、これもやはり運命の出会いかな?そう思いながらログハウス風のお店の扉を開けました。

           堺のダチョウ料理&白いカレーs

 喫茶店のような造りの店内に入ると、店のマスターがただ一人で迎えてくれました。お昼少し前という事より、このような喫茶店は常連さんしか来ないと思うので、お客さんがいないのは仕方ないと思いますが・・・。好きな席に座り、マスターが注文を伺いに来ました。僕は最初から白いカレー注文する予定ですが、一様メニューを見て考える素振りをしました。その開いたメニューを何気なく見ると、なにやら珍しい物が目に飛び込んで来ました。ダ、ダチョ~ウ・・走るのが早く首が長いあのダチョウです?メニューを見て驚いていると、マスターが「ランチ定食のダチョウの・・・お薦めです」と言いました。ダチョウのなんとやら何を言ったか耳に入らず、とにかく僕は白いカレーを注文しました。でもダチョウも少し気になったのは事実です。そんな僕の心の内を察したのかは分かりませんが、ニコニコ顔のマスターが「白いカレーダチョウのカツをトッピングできます」と提案をしてくれました。白いカレーが700円そしてダチョウのカツが500円=1200円のカレーです。まあこれも出会いという事で、この思い出に1200円払う事にしました。ダチョウもインパクトありますが、注文をとっている時のマスターの笑顔がとても印象的でした。
 白いカレーが来るまでの間、お店の中を眺めていました。すると壁にズラリと色紙が飾ってありました。それも新旧問わず有名な方の名前やお店で写した写真、なかには大食いで有名な三宅さんの写真も有りました。このお店はそれなりに有名なのかと思っていると、マスターが僕の方に近づいて来ました。するとこの店が新聞や情報誌に載った時の記事を見せてくれて、有名人はもとよりバイク好きの方が全国から集まる事を話してくれました。中には長い距離をバイクで来て、白いカレーを食べて帰る人もいるとの事です。もともとはダチョウの肉料理のお店を別な所で開いていたとの事です。
 そんなこんなしていると、待望の白いカレーが運ばれて来ました。お~確かに白いルーだ、そしてライスの上に乗っているのがダチョウのカツ・・・?早速白いカレールーをライスにかけて記念写真をパチリ。そしてW初体験のカレーを食べて見ました。あッ・・視覚と味覚のズレが、脳の中で一気に交わった瞬間、このカレーの美味しさが理解できました。カレーとはいえやはり色からしてシチューに近い味が浮かんでいましたが、食べた瞬間カレーの辛さがそんな物を吹き飛ばしてしまいました。そしてトッピングのダチョウのカツですが、カツの断面が硬そうに見えますが?そしてその一切れを口の中に放りこんで見ると、意外や意外 お肉が柔らかくて美味しい。一様ダチョウは鳥なので鶏肉に似ているかと思いましたが、豚肉の様に身が締まっている感じでした。確かにダチョウは走るスピードが速いので、脚力の筋肉は凄いはずですね?そして白いカレーダチョウのカツの組み合わせもなかなかいけます。
 ゆっくりと味わいながら白いカレーを食べていると、2組のお客さんが入店して来ました。お客さんが増えるに連れ関西便が飛び交うと、改めて自分が大阪にいると感じました。ランチを頼む人もいますが、やはり白いカレーを注文する人が多かったです。そんなMACHⅢのメニューの中に、ダチョウの肉を使ったご当地バーガーがありました。今度行った時には、是非食べて見たいです。

       マスターの笑顔が印象的な ダチョウ料理&白いカレー MACH Ⅲ
                                                       詳細はこちら


 

 

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今日はイタリアン・・けれど新潟では?

2008年11月28日 | 洋食

 A 「今日のランチ何する」
 B 「そうだね 久しぶりにイタリアンにしようか」 

 こんな会話を耳にする事があると思います。普通に聞いても何も違和感はありません。しかしある県に行くと、我々が思っているイタリアンとは違う物が存在します。
 それを求めてはるばる新潟県にやって来ました。と言うのは大げさで、仕事のついでに立ち寄って食べただけですが、実はこのイタリアンと言われるB級グルメの噂は、以前から聞いていました。今月初めに新潟に行った時に、時間の関係でやむなく食べる事が出来ませんでした。そして今回もう一度新潟の地を訪れる機会が出来、今度こそはと意気込んで行って来ました。
 この新潟のイタリアンですが、意外や意外その歴史は古くてビックリ!このイタリアンを扱っている「みかづき」というお店は、明治43年に新潟市内で始まりましたと、みかづきWebに書いてありました。ただしイタリアンは昭和に入ってからのようです。詳しくは みかずきのWebをご覧になって下さい。
 そしてみかづきイタリアンに初挑戦しました。初めはシンプルなミートソースのかかった物と思ったのですが、ちょっと具の多いトマトツナイタリアンを注文する事にしました。注文をしてから作るらしく、出来上がるまで8分ほど待っていました。そして待望のイタリアンが出て来ました。午前という事もあり、フードコーナーには僕一人でした。そしてイタリアンのフタをあけると、何となく湯気が立ち上り、ミートソースが登場?そうそう言い忘れましたが、このイタリアンの麺はパスタではなく焼きそばです。ココで驚いた方が沢山いると思いますが、新潟のイタリアンとは 焼そばの上にミートソースがかかった食べ物なのです。ここで え~と言われた方、拒否する方と興味を持った方に別れると思います。
 さてお味はと言うと・・・・とりあえず焼そばにしては麺が太い?まぁうどんまでは行かなくても、噛み応えのあるチョトこしのある麺です。それにミートソースをからめて食べるわけですが、いまひとつからみにくいように感じました。焼そばという事もあり、一度油で焼いているせいなのか、パスタのようにソースが馴染みません?それでも何とか一緒に食べてみると、焼そば自体の濃い味を押さえているので、意外に食べやすい味です。今回 トマトツナイタリアンにしたこともあり、トマトの酸味が感じられ、食べているうちに何となく甘さも出て来ました。でも自分が何を食べているのかよくわかりません?新潟の人々は子供の頃から食べなれていると思いますが、初めて食べた僕は・・・・・。正直いうと、まずくは無いが、もう一度食べたいかと言われると・・・・。
 今回のトマトツナイタリアンの他のにも、カレー麻婆などのメニュ-がありました。勿論太い麺の焼そばの上にのってですが。もし新潟に行く機会がありましたら、是非食べて見て下さい。先ほどのみかづきWebのページにお店が載っています。

 

 

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