おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼工房 やきやきや in 兵庫県加古川市

2024年11月19日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、兵庫県加古川市に来ました。

 僕は何度も兵庫県を訪れていますが、ほとんどが神戸市あたりまででした。今回は神戸市から、50kmくらい西に向かいました。

 今回のたい焼き屋は、JR 加古川駅から徒歩数分の場所です。加古川駅南口を出て、駅前ロータリーに接している一方通行の道を右に進み、少し行ったところにお店があります。

         

 お店の名前は 鯛焼工房やきやきや さんで、現在加古川市に2店舗ある中の、こちらが本店になります。目印は、鯛の絵柄の幟です。店名の「鯛焼工房」とあるように、メインの売りはたい焼きですが、わらび餅も販売しています。

 正面の空いている扉から店内に入ると、右側のカウンターの奥でたい焼きを焼いていました。イートインスペースは無く、鯛焼工房やきやきや さんはテイクアウトのみです。
 早速たい焼きを注文しました。 既に焼き上がっていたたい焼きを小袋に入れていただき、お店を後にしました。手に持ったたい焼きがほんのり温かく、それが紙袋越しに伝わって来ます。

 鯛焼工房やきやきや さんのたい焼きは、連式で焼かれた羽根付き。それを頭からがぶりと食べると、生地が少し硬めのパリッと食感!でも時間が経つ連れ、あんこの水分が生地に移るのか、徐々に柔軟な硬さになって来ます。
 その薄皮の中に、たっぷりつぶあんが詰まっていました。口に入れた瞬間、少し甘いと感じましたが、でもなんだか上品な甘さに思えました。鯛焼工房やきやきや さんのつぶあん自家製餡で、このつぶあんの味わいを、どこかで食べた事があるような~。例えるなら、和菓子に使われるのような? たい焼きを食べながら探っていると、しっとりとした羊羹のような甘さ(僕に主観です)がありました。食べているのは、つぶあんなのにね?

 薄皮の生地と自家製つぶあんのコンビネーションが、唯一無二のおいしさを味わえました。

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たい焼きを探しに・・・・・   たい焼き いっぷく堂 in 東京都西東京市

2024年10月14日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、東京都西東京市に来ました。

 実はこの西東京市ですが、2001年に田無市保谷市が合併して誕生した、東京都23区に隣接の新しいです。この新しいに、近年オープンした新しいたい焼き屋があります。

 西武新宿線西武柳沢駅南口から、右側の最初の路地を進むと、左角に黒壁のお店があります。

         

 この建物は2軒のお店が入っていて、いっぷく堂 と書かれたお店が、今回のたい焼き屋です。

 このいっぷく堂さんは2023年9月にオープンして、先月1周年を迎えました。ただ…、もう最初にお伝えしますが、今月(10月)の22日で、お店を閉める事になったそうです。入り口に置かれたメニュー表にも、その事が書かれてありました。

         

 このタイミングでいっぷく堂さんのたい焼きに巡り会えたのは、もしかしたら「良い出会い」と感じ、ラスト数日営業のたい焼き屋さんとして、このブログに残そうと思います。

 いっぷく堂さんのお店に入ると、2人だけ立てるスペースの奥が、作業場所になっていました。レジの所には年配のおじさんがいて、たい焼きの注文を受けていました。
 事前に表のメニューを見て、僕は こだわりの味つぶあん に決めていたので、すぐさま注文をしました。
 レジの横に、既に焼いてあるたい焼きが置かれていたので、すぐに購入できましたが、僕の「すぐに食べます」の言葉に、おじさんがオーブントースターで熱を入れてくれました。その合間に閉店の事を訊くと、「最近体調がすぐれなくて…」とおっしゃってくれました。但し「またいつか再開したい…」と、希望のある言葉をいただきました。
 1分ちょっとして、たい焼きの入った小袋を手の持ち、お店を出ようとしたタイミングで、女性の方の「ありがとうございました」の声が、奥から聴こえました。いっぷく堂さんは、年配の夫婦で営んでいたんですね。

 西武柳沢駅に戻りながら、いっぷく堂さんのたい焼きを食べました。頭からがぶりとかじると、生地の表面が少しサクッとして、中がフワっとした食感。いっぷく堂さんのたい焼きは、生地が厚めの連式です。その中にほどよい甘さのつぶあんが入っていて、昔ながらたい焼きのようですが、生地の軽い食感は現代(いま)風の味わいです。この生地なら、メニュー表にあったどの味でも合いそうです。

 今回の「たい焼きを探しに・・・」を掲載するにあたり、たい焼き・いっぷく堂さんのホームページを拝見いたしました。その中の「いっぷく堂 ☆ 女将より」の項目があり、オープンしてこの1年間、その時々に味わえるメニューと、たい焼きに込めた思いが、刻々と書かれていました。その内容から、たい焼きがお好きなんだな~と感じました。

 いまはお身体を大切にしてください。

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たい焼きを探しに・・・・・   たいやき屋 おおたき in 千葉県千葉市

2024年09月28日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、千葉県千葉市に来ました。

 9月も終わりに近づき、今年もあと3か月になりました。これから徐々に気温が下がるにつれ、たい焼きがおいしい季節になります。多くのたい焼き屋さんの中には、夏季休業のお店も存在しますが、それはたい焼きの販売だけで、最近はドリンクや夏用メニューに変えてオープンしているお店もあります。僕は暑い時期でも、たい焼きを食べたいと思っているのですが・・・。

 今回のたい焼き屋さんですが、数年前に千葉県千葉市花見川区幕張町にオープンしたお店です。確かオープンした頃は、たい焼きの販売が9月以降でした。念のため 、そのお店の9月1日のインスタを見ると、「本日より再開致しました」とありました。残暑残る9月中頃に、訪店しました。

 JR 総武本線幕張駅の南出口を出て、商店街を国道14号線方面に歩きます。そしてすぐ踏切があり、渡りながら線路の右方向を見ると、京成電鉄京成幕張駅がありました。もう少し歩くとバス通りに出るので、そこを右折して数十メートル歩いた場所に、目的のお店があるはずですが、この通り沿いには見当たりません?と左に入る路地に目をやると、「天然鯛焼」の幟を発見!

         

 すると路地に沿った細長い建物の真ん中に、目的のたい焼き屋さんがありました。

         

 お店の名前は たいやき屋・おおたき さんといい、お店の前の幟に「天然鯛焼」と書かれているという事は、一丁焼きたい焼き屋さんに間違いないですね。

 たいやき屋・おおたき さんの店先に立つと、つぶあんカスタードポテサラあっぷる鯛の写真がありました。 この中で気になるのがあっぷる鯛ですが、でもせっかくの一丁焼き天然物)なので、ここはやはりつぶあんにする事に。

  こちらのお店では、写真の所の小窓から、たい焼きを注文します。 すると店主さんが、「8分ほどお待ちください」と言ってくれました。 8分でも10分でも、僕は問題なく待ちます。 お店の中から、時々カタカタと音がしていました。そしてたい焼きが焼き上がりました。
  小窓から店主さんが、小袋に入ったたい焼きを渡してくれて、 その時に「熱いので気を付けて下さい」と言葉を添えてくれました。

 幕張駅に戻りながら、たい焼きを冷ましました。 5~6分くらい歩くとに到着しましたが、まだ少し熱が残っています。でもこのくらいが、僕にはちょうど食べ頃です。
 小袋からたい焼きの頭を出し、そこからがぶりと食べると、思っていた食感と違う? 一丁焼きの多くは薄皮なので、きっとパリッとしていると思っていましたが、これが意外にやわらかい生地にびっくり! でもこれが、たいやき屋・おおたき さんのたい焼きの特徴と感じました。
 そして中に入っているつぶあんは、少しやわらかくてほどよい甘さです。食べ進めていると、この甘さの奥に若干塩味を感じました。時々このようなつぶあん)に出会いますが、これは製法にこだわった自家製餡によくある味わいです。

 久しぶりに一丁焼き天然物)のたい焼きを食べました。たいやき屋・おおたき さんのたい焼きは、生地に相性の良いつぶあんで、食べ終えると少し甘さが残りますが、僕は「あ~たい焼きを食べたー」という余韻(おいしさ)が残りました。

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たい焼きを探しに・・・・・   たいやき 鯛幸 in 神奈川県横須賀市

2024年08月15日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、神奈川県横須賀市に来ました。

 千葉県在中の僕にとって、横須賀という場所は遠い存在でした。時々メディアで取り上げられるのを観て、一度訪れてみたかった場所の1つです。

 横須賀の食べ物で思いつくのが、港町なので海鮮料理は勿論ですが、やはり横須賀海軍カレーやハンバーガーではないでしょうか?僕が降りたのが、京浜急行電鉄横須賀中央駅です。駅から海方向に行くと、横須賀名物のお店がたくさんありますが、僕の目的はたい焼きです。そのお店は、海方向ではなく山側にあります。

 横須賀中央駅か右方向に進み、坂を上って行きます。これがなかなかの上り坂で、僕の日々の生活の中で、このような坂は存在しないです。でもこの辺に住んでいる方々には、これが日常の事なんですよね。(坂を上っている最中の心の声)

 約300mくらい歩くと、信号機のあるT字路が現れます。ココが坂道のてっぺんですね?この信号を渡り、少し進むと、今回のたい焼き屋さんがあります。

        

 お店の名前は、たいやき鯛幸さんです。お店の中で、ご主人が1人で焼いていました。

 早速たい焼きを買う事にしますが、たいやき鯛幸さんのたい焼きの種類がいっぱいありました。定番のつぶあんをはじめ、カスタードチョコレートクリームチーズはよくある味ですが、あんこチーズアップルカスタードアップルチーズキーマカレーキーマチーズがありました。これは凄く迷います。定番のつぶあんもいいのですが、物珍しさで僕はアップルチーズにしました。
 たいやき鯛幸さんは連式のたい焼きですが、注文を受けてから焼き始めるようです。お店の中をちょっと覗いてみても、焼いてあるたい焼きは見当たりません!それがたいやき鯛幸さんのこだわりなのでしょう。
 注文して5分ちょっとくらいでしょうか?たい焼きが出来上がりました。

 たい焼きが入った袋を持ち、横須賀中央駅に戻る事にしました。途中のT字路で信号待ちをしていると、道路をはさんだ向こう側に、ベンチがある狭いスペースを見つけました。休憩を兼ねて、そこでたい焼きを食べる事しました。

 たいやき鯛幸さんのたい焼きは、おもいっきり枠からはみ出した、大きな羽根が特徴です。この羽根を食べると、サクサクで香ばしい。出来上がるまで意外と時間が早かったので、高温で焼いているのでしょう?

         

 たい焼きの頭部分を食べると、予想に反して結構薄皮でした。僕が注文したアップルチーズは、薄皮の中にクリームチーズと、カットされたアップルがいっぱい入っていました。ほんのりとしたチーズ味の中に、アップルの甘酸っぱさが、爽やかなおいしさを感じさせます。
 食べていて感じたのが、暑さが厳しい夏のたい焼きは、このようにさっぱりとした味わいの物が良いですね。

 たいやき鯛幸さんは連式とは感じさせない、薄皮のおいしいたい焼きでした。これは駅からの坂道を上って来ただけの事はありました。

 

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たい焼きを探しに・・・・・   マル二カフェ in 京都府京都市

2024年06月23日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、京都府京都市 に来ました。

 今日のたい焼きは、カフェのメニューにある一品。それを求めて、京都市街をぶらぶら。

 JR 京都駅から歩いても行けますが、京都市営地下鉄五条駅が最寄り駅になります。五条駅の2番出口から外に出ると、そこは国道1号線の大通りです。そのまま左に国道を見ながら、歩道橋のある交差点まで歩きます(約200mちょっと)。その角にあるビルが、今回の目的地です。

 4階建てのビルは、つくるビル 林英ビルといい、1階部分にはお店らしき物が無く、どう見ても普通の商業ビルのようです?そこでビルの側面に行ってみると、テナント名の案内がありました。

         

 あっ!みつけました、202のマル二アトリエカフェさんです。ここのカフェに、たい焼きがあるのです。

         

 横の入口からビルに入り、目の前の階段を上って2階に到着。そして左側の扉を開けて、お店の中に入りました。
 するとそこは、こだわりを感じるカフェです。何でしょうね、まったくたい焼きとは無縁の空間に感じました。でも僕は知っているので、躊躇せずにたい焼きを注文する事にしました。

 マル二カフェさんでは、たい焼きは14時以降の提供なので、それ目的の方はご注意下さい。

 たい焼きは注文してから焼き始めるので、席に座って待つ事にしました。
 僕はテイクアウトですが、店内で食べる場合、たい焼きに生クリームやフルーツなどが添えられたプレートメニューがあり、たい焼きの種類もテイクアウトより多くあります。ちなみにテイクアウトは、マル二鯛焼き(つぶあん)・マル二抹茶鯛焼きマル二きなこ鯛焼きで、僕はマル二鯛焼き(つぶあん)にしました。
 10分ちょっとでしょうか?、紙袋に入れられたたい焼きが来ました。焼き立ては温かい。それを持ち、お店を後にしました。

 しばらく歩き、食べ頃を見計らって食べる事に。袋から取り出したたい焼きは、こんがりと焼かれた色合いで、周りに羽根がいっぱい付いていました。焼き立てという事もあり、表面がサクッとして香ばしさを感じます。そして生地は厚みがあり、ふわりとしたやわらかい食べ心地です。その中のつぶあんは、ほんのりと甘く小豆のおいしさがいいですね。

 最初はマル二カフェさんのたい焼きは普通かと思いました、生地のおいしいさもそうですが、つぶあんのおいしさが感じられ、他の味(たい焼き)も食べてみたくなりました。


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たい焼きを探しに・・・・・   麩嘉(錦店) in 京都府京都市

2024年04月30日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、京都府京都市に来ました。

 ひと昔前は、京都市たい焼きを食べる事が難しかったですが、現在(2024年)は数軒のたい焼き屋さんが存在します。とはいえ、今回のお店はたい焼き屋ではなく、京都で旧い歴史のある生麩のお店です。
 「京の台所」と言われて親しまれている、おおよそ400年続く錦市場。歴史もそうですが、その長さも400m近くあり、狭い通りの両側にお店が並んでいます。この中に、たい焼き屋さんではないけれど、一度食べてみたかったたい焼き?があります。

         

 烏丸通から中に入り、ココが高倉通錦市場入り口です。ココから中に入って行きますが、錦市場から出て来る人と、これから入って行く人で、結構人通りがあります。観光客は多いけれど、まだこの辺りは歩けます。そして次の堺町通に出ますが、その先が人で埋まっていて、入って行くのにだいぶ躊躇します。だってそのほとんどが、外国から来た観光客の方々です。でも幸いなのが、僕の目的のお店が、堺町通からすぐ1軒目にあった事です。

         

 こちらのお店は麩嘉さんといい、創業年が不明なくらい歴史の旧い老舗生麩のお店です。本店が京都御苑近くの上京区西同院通にあり、ココは麩嘉 錦店になります。お店の上に「」の文字が描かれていますが、右に間違いなく「鯛やき」の文字がありました。

 麩嘉 本店は事前予約での販売ですが、麩嘉 錦店は商品を眺めながら購入できます。なので敷居が高い老舗らしさをなくし、ふらりとお店に入れる明るい雰囲気です。とはいえ、すぐにたい焼きを注文するのも何なので、並べてある商品を眺めながら、麩嘉さんの空間に身を置きました。
 その時間で、たい焼きを焼いている場所を探りましたが、目に入る範囲では見当たりません?

 頃合いを見て注文しようと、「たい焼きありますか?」とたずねました。確か1日の販売個数が限定だったと思って・・・。でも大丈夫という返事に、「よしやったー」と心の中で喜びました。
 すると陳列ケースの後ろで、一丁焼きの焼き型で焼きはじめました。なるほど、すぐそこにガスコンロがあったんですね。そして数分して、白い紙袋に入ったたい焼きが、運ばれて来ました。

 写真(上)ではわからないですが、意外と小さかったです。でもこれは、いつも食べているたい焼きとは別物で、生麩屋さんのたい焼きです。
 白い紙袋からたい焼きの頭を少し出し、がぶりとかじってみました。すると今までのたい焼きにはない、予想に反した食感でした。簡単に表現すると、ぐにゅっとやわらかい食感です。ココは生麩の特徴が表れています。中にしっとりとしたこしあんが入っていて、この甘さがこの生地に良く合っています。あくまでも僕の感想ですが、この弾力のあるやわらかい食感が、クレープのような食べ心地です。
 そしてたい焼きの尻尾のあたりで、こしあんの甘さが無くなった瞬間、胡麻油の風味を感じました。麩嘉さんの鯛焼き麩は、胡麻油で香ばしく焼いていたんですね。本来のたい焼きは違う、はじめて味わうおいしいたい焼きでした。

 麩嘉さんでは、だいぶ前から麩まんじゅうなどを製造販売していて、その中には桜麩まんじゅうレモン麩まんじゅうなどもありました。鯛焼き麩も含め、長い歴史を持つ老舗でも、時代にあわせたおいしさの追求は欠かせませんね。

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たい焼きを探しに・・・・・ あまいろ コーヒーとたい焼き in 京都府京都市

2024年04月14日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、京都府京都市に来ました。

 東海道新幹線で新大阪駅を目指した時、車内アナウンスの「京都」という響きが僕は好きで、「おお、関西に来た」と思わせてくれます。そしてJR 京都駅を過ぎたあたりから、降車準備をします。
 なので京都は常に通過するだけでしたが、今回は京都の街をのんびりと歩く事が出来ました。そんな京都に、今回のたい焼き屋さんがあります。

 JR 京都駅を京都タワー側に出ます。そうそう令和6年4月10日から、ネーミングライツ契約によりニデック京都タワーとなった、京都のシンボル的存在のタワーを見上げながら、東本願寺前の国道24号線の大通りを進みます。
 すると国道1号線が左右にまじわる、大きな交差点(烏丸五条)にぶつかります。そこをまだまっすぐ(国道367号線)進んで行くと、下京警察署が左手に見えて来ます。そして少し歩くと、地下鉄四条駅の出入り口が見えます。僕が歩いて来たルートの下を、地下鉄烏丸線が通っているので、四条駅が便利です。
 その地下鉄出入口手前の一方通行出口から、細い通りを入って行きます。今回のたい焼き屋さんが、この辺りのはずですが、「たいやき」の幟は見えないし、そのようなお店が見当たりません?ゆっくりと一軒一軒確認しながら歩いていると、「たい焼き」の文字を発見。

         

 「あれ~ここですか?」と思ってしまうたたずまい!でもお店らしき物が見当たりません。とりあえずここから中に入り、細い路地を進んでみる事に・・・。

         

 すると突き当り手前に、カフェのようなお店を発見。軒下に、「あまいろ」と書かれた暖簾がありました。そして丸いたい焼きのイラストも描かれてありました。京都の街の奥まった所にあるたい焼き屋の名前は、あまいろ コーヒーとたい焼き さんです。

 ひと昔前の京都では、たい焼き屋が無く(僕の知る範囲で)て、この地ではたい焼き文化が根付かないないと思っていましたが、最近ちらほらと新規オープンのお店が出て来ました。
 あまいろ コーヒーとたい焼き さんは、2018年11月にオープンしてもう4年以上経ちますが、僕の中ではご新規さん的な存在です。
 では早速、あまいろ コーヒーとたい焼き さんのたい焼きを買いたいと思います。

 軒下の「あまいろ」の所がお店の入り口です。ガラガラと引き戸を開け店内に入り、すぐ目の前で注文をします。たい焼きの他にもドリンク類が用意されていて、たい焼きと飲み物がセットなったメニューもあり、店の右側に設けられたイートインスペースで、ゆっくり時間を過ごす事も出来ます。お店の名前が「あまいろ コーヒーとたい焼き」ですが、コーヒー以外にもほうじ茶紅茶もありました。
 僕はいつものように、たい焼きのみのテイクアウトです。たい焼きの種類は、つぶあんカスタード・ミックス(つぶあん&カスタード)です。本来なつぶあんを注文する僕ですが、この時はミックスが気になり、即注文しました。
 そして用意されていたたい焼きを、渡していただきました。

 お店を後にして、すぐの所で紙袋からたい焼きを取り出しました。この丸形たい焼きは、関東より西(静岡県・愛知県など)で、以前に数度食べた事がありましたが、最近は関西圏でよく見かけるようになりました。
 たい焼きの頭?というか、顔の所をがぶりとかじると、生地の表面がちょっと硬めでしたが、中はふっくらとやわらかい、パンケーキ(ホットケーキ)のような食べ心地でした。もしかすると焼き立てなら、生地の表面がサクッと軽い食感なのかも・・・。
 そして中で一緒になっているつぶあんカスタードは、どちらも甘さが控目なので、ほんのりといい具合に甘さが混じり合っていました。後調べですが、あまいろさんのホームぺージに、つぶあんは京都の都製餡さん物を使用し、カスタード自家製との事でした。確かにつぶあんは甘さを主張していなくて、むしろ上品な甘さでした。そしてカスタードに関しては、バニラの風味が弱く、あまりカスタードらしい甘さを感じませんでした。その理由が、あまいろさんのホームぺージを拝見して納得しました。
 ふっくらとしたたい焼きの生地が、ほんのりと甘く、全体にバランスがいい甘さというか、あっさりとした甘さのおいしいたい焼きでした。


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たい焼きを探しに・・・・・ たい焼きSAKURAと珈琲 in 神奈川県川崎市

2024年02月22日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、神奈川県川崎市に来ました。

 僕はJR 川崎駅(神奈川県)を、何度か利用した事があります。それとJR 立川駅(東京都)も、何度か利用した事があります。そしてこの2つの駅の間を南武線が走っていますが、僕は全くこの路線を利用した事がありません。でも今回、たい焼きを求めて南武線に乗りました。

 JR 川崎駅から、黄色とオレンジ色のラインが入った電車に乗り、30分ほどで宿河原駅に到着します。ホームに降りてすぐに改札があり、数歩で宿河原駅の外に出ました。うまく表現するならば、こじんまりとした駅です。

 駅を背にして右方向に進み、ローソンの横を歩いて行きます。一瞬「あれ!」と思い、数歩の所で足を止めました。ふとローソンの壁面に目をやると、ドラえもんパーマンなどのイラストが描かれた物があり、これは藤子・F・不二雄ミュージアムまでの案内図でした。そしてローソンといえば青い看板が目印ですが、そこにも藤子・F・不二雄さんのキャラクターたちが描かれていました。駅は小さいけれど、なんだか楽しい街です。

 ローソンから数十メートルほど歩いた左側に、大月珈琲の白い自動販売機が現れます。ココが今回のたい焼き屋さんです。

         

 お店の名前は たい焼きSAKURAと珈琲 さんといい、以前は大月珈琲のお店でした。その大月珈琲さんが、この地に根付いた珈琲の味わいを、たい焼きSAKURAと珈琲 さんに託したそうです。

 入り口の横に丸いたい焼きのイラストが描かれてありました。そしてCOFFEE・SHOPのロゴがある扉を開け店内に入ると、細長い造りの奥にテーブル席が置かれていました。お客様通路と厨房の間に仕切りがあり、そこに数種類の珈琲豆が置かれていて、大月珈琲の焙煎所が移転した後もここで購入できます。
 たい焼きのメニューはつぶあんチーズがあり、僕はテイクアウトでつぶあんたい焼きを注文しました。

 たい焼きが焼き上がるまで、15分ほど時間をかかるそうで、僕はその待ち時間を利用して、壁際のカウンターに置かれたコーヒーの本を読む事にしました。店内に流れる音楽と、イラストで描かれた内容の本のおかげで、時間はあっという間に過ぎて行きました。
 そしてじっくりと焼かれたたい焼きが出来上がりました。

 たい焼きSAKURAと珈琲 さんを出て、宿河原駅と反対方向に歩きました。それはアツアツのたい焼きを食べる場所を見つける事と、もう少しこの辺りを歩いてみたかったからです。もう少し歩くと、小さい橋に着きました。

         

 そこは桜の木々が並ぶ、宿河原の桜並木 という場所でした。

         

 川の岸に桜の木々が立ち並んでいますが、勿論まだ桜は咲いていません。満開になった時を想像しながら、川のほとりでたい焼きを食べました。

 たい焼きSAKURAと珈琲 さんのたい焼きは、お腹の所に桜の花びらがある丸い形です。それを頭から食べると、普通のたい焼きとは違う、米粉を使った生地です。お店の入り口横にあった、このたい焼きの形と同じイラストの下に、「優しい甘さの米粉たい焼き」と書かれてありました。「優しい甘さ」とあるように、ほどよい甘さのとろりとしたつぶあんが入っています。少し厚みのある米粉の生地なので、焼いたお餅のように思うかもしれませんが、もちっとふわりとした食感で、お餅とは違う軽くおいしい食べ心地です。

 宿河原の桜並木の川辺でたい焼きを食べていると、川に浮かんでいたカモ(鴨)が近寄って来ました。カモもたい焼きのおしいさを知っているのカモ?(失礼しました)
 まだ誰もいない桜並みに散策した後、帰路につきました。

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たい焼きを探しに・・・・・  ふわもちたい焼  in モンテール

2024年02月14日 | たい焼き


 今日の「たい焼きを探しに」は、いつもと違いスーパーで出会いました。

 シュークリームやロールケーキなど、数多くの洋菓子を製造販売しているモンテールさん。その商品の中に、丸い輪の中に「」の文字の、わ スイーツがあります。モンテールさんは主に洋菓子を販売していますが、どら焼などの和菓子も販売しています。この和菓子をモンテールさんでは「わ スイーツ」として出してます。その中の一つに、たい焼きがあります。

         

 パッケージから取り出した ふわもちたい焼 は、手の持った感触が凄くやわらかい!

         

 たい焼きの生地の隙間から、2色の緑色の物が見えます。モンテールさんのホームページによると、この2色は「宇治抹茶を使用した濃厚な抹茶クリームと、抹茶餡の2層仕立て」との事です。

 このたい焼きを頭から食べると、ふわりとした食感で、例えるならしっとりとしたパンケーキのようです? このしっとり感は、いつもお伝えしているたい焼きとはだいぶ違いますが、モンテールさんの説明に「ふわもちに焼き上げた抹茶生地」とあるので、製造過程では一度焼いているのでしょう。ただパッケージに「要冷蔵」とあるので、皆さんの届く頃にやわらかい食べ心地になります。

 この生地にも抹茶を使用しているので、最初2層仕立てといいましたが、トータル3つの抹茶味になる事になります。でもより抹茶の味を感じるのが抹茶クリーム抹茶餡で、抹茶の苦みと甘みが同時に口の中に広がり、小ぶりなたい焼きに抹茶のおいしさが詰まっていました。

 モンテールさんのもちふわたい焼は、2024年2月1日から2024年3月31日(※販売期間変更あり)まで販売されています。ホームぺージによると、全国で販売されるようですが、地域事情により販売エリアが異なるそうです。もし見かけたら是非食べてみて下さい。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  たい焼き Cafe Chama in 埼玉県熊谷市

2024年01月21日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、埼玉県熊谷市に来ました。

 頻繁に熊谷市を訪れる事が多い僕ですが、個人店のたい焼き屋さんをみかけた事がありません。夏が暑い熊谷市には、温かいたい焼きは好まれないのでしょうか?でも群馬県が近いせいか、逆に冬は寒いんですけどねー。
 今回のたい焼き屋さんは、その熊谷市に2023年3月にオープンした新しいお店です。

 場所はJR 熊谷駅からだいぶ離れているので、車で訪店するのがベストと思いますが、近くに路線バスの停留所があるので、熊谷駅からバス移動でも大丈夫です。

         

 お店の名前は たい焼き Cafe Chamaチャマ)といい、大きなクマさんがお出迎えしてくれています。

 お店の中は広く、テーブル席が置かれていました。 たい焼き Cafe Chama さんのメニューに、コーヒー・紅茶などのドリンク類も用意されていて、ゆっくり座って味わう事ができます。
 そして僕の目的のたい焼きは、通常の形のたい焼きデニッシュたい焼き(クロワッサン)があり、この2つの生地それぞれに違う中身を選べます。どちらのたい焼きにも共通しているのが、つぶあんカスタードです。ではたい焼きを注文する事にしました。
 まずお店の味を知るには、通常の形のたい焼きを注文するのがベスト。いつもは定番のつぶあんを注文しますが、たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きのメニューを見ると、つぶあんの下に自家製つぶあん(+20円)がありました。ただデニッシュたい焼き(クロワッサン)には、自家製つぶあんは無かったですね?「何が違うのだろう」と思いつつ、たい焼き自家製つぶあんを注文しました。
 たい焼き Cafe Chama さんは、注文してから焼いてくれます。僕はテーブル席の椅子に座り、焼き上がりを待ちました。お店の奥が厨房になっていて、たい焼きを焼いている様子は見えませんが、聞こえてくる音でなんとなくその様子がうかがえました。
 しばらくして、たい焼きが出て来ました。焼き立てという事と、椅子に座ってゆっくりした流れで、お店の中で食べて行く事にしました。 

 たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きは、丁寧に周りをカットしてあり、きれいな仕上がりです。そのたい焼きの頭をがぶりとかじると、生地の表面がサクッとして中はやわらかく、焼き立てならではの食べ心地です。そしてやわらかくモチっとした生地の中に、小豆の粒が大きいつぶあんが入っていました。食べた瞬間はほんのり甘く、食べ進めるうちに、小豆の風味が増して来ます。お店によって違いはありますが、自家製あんてなんだかおいしいですよね。本当なら、つぶあん自家製つぶあんを食べ比べる事で、もう少し違いがわかりますが、さすがにたい焼き2匹をつぶあんだけというのは・・・ね。でも「おすすめ!」と書かれた自家製つぶあんを選んで正解でした。

 たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きは、まだ気になる物もあるので、また寄れたらと思います。自家製つぶあんのおいしさはおさえたので、次は自家製アップルが入ったデニッシュたい焼き(クロワッサン)でしょうか?

 

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たい焼きを探しに・・・・・  てまり in  千葉県松戸市小金

2023年12月11日 | たい焼き


 たい焼きを探しに千葉県松戸市に来ました。

 今回はJR 常磐線北小金駅からスタートです。駅の南口を出て、右方向に進みます。すると交差点の所に、小金宿の案内板が置かれていました。当時この辺りは水戸街道の小金宿で、この案内板から先に進むと本陣があり、この道沿いに多くの旅籠が並んでいた事でしょう。その中で、唯一江戸時代末期に建てられた旅籠・玉屋が、現在残されているそうです。今回のたい焼き屋さんは、この道沿いにあります。

 小金宿の案内板から数十mくらい進むと、右側にマツモトキヨシの店舗が見えて来ます。その反対側に、今回のたい焼き屋さんを発見しました。

         

 お店の名前は てまり さんで、一軒家の一角がお店になっていました。その為、暖簾が出ていないと、通り過ぎてしまうかも?

 てまりさんのたい焼きは、つぶあんこしあんカスタードの3種類で、僕はつぶあんたい焼きを買う事にしました。驚いたのがたい焼きの値段で、絶滅しつつある100円たい焼きでした。
 ちょうど焼いている途中という事で、しばし待つ事にしました。「たいやき」の暖簾の奥で、年配のおじさんと女性の方の二人で、お店を切り盛りしていました。その様子を見ていると、てまりさんは連式のたい焼きでした。

 数分した後、たい焼きが出来上がりました。小袋に入れられたたい焼きの熱が、じわーと伝わって来ました。それを持ち、小金宿の案内板の所で食べる事にしました。

         

 小袋から取り出した てまりさんのたい焼きは、ご覧のような大きさです。

         

 上から見た時(最初の写真)と、横から見た時のギャップ。これで100円ですよ!  

 焼いているところを見ていましたが、連式で生地を1枚づつ焼き、生地の上につぶあんを置き、その上に生地をもう1枚重ねました。その瞬間「おっ!」と思いましたが、実際手にしてみると、そのボリュームに驚きです。もう一度言いますが、これで100円です!

 この分厚いたい焼きを食べるわけですが、大口開けても無理なので、片方の生地から食べました。焼き立ての生地はふっくらやわらかく、ほんのり甘味を感じました。はさんであるつぶあんは、この生地の大きさの割に、若干少ないよう思えますが、ほどよい甘さのつぶあんと、生地の甘味がいい具合に結び合い、たい焼き全体がちょうどいいおいしさになります。

 見た目と手に持った時からわかっていましたが、約2匹分のたい焼きがお腹に入りました。なかなかの食べ応えで、十分お腹が満たされました。

 ちなみに僕が食べてた場所の横が、マツモトキヨシさん発祥の地でした。

         

 小金宿の角地で最初(昭和7年)の店舗がはじまり、いまでは全国にお店があります。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  おぬまや in  茨城県笠間市

2023年11月11日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、茨城県笠間市 に来ました。

 茨城県笠間市は、県庁所在地のある水戸市の西隣に位置しています。「日本三大稲荷は何か」と問われると、伏見稲荷大社を筆頭に、豊川稲荷・笠間稲荷神社の名前があげられます。ただこれも定説ではなく、伏見稲荷大社以外の2つの稲荷は、自ら日本三大稲荷と名乗っていないようです。その笠間稲荷神社がある笠間市は、最近は栗の産地としても名前があげられています。
 今回はその笠間市たい焼き屋さんです。

 常磐自動車道の岩間インターチェンジを左に出て、国道6号線方向に進みます。そして左角にローソンがある交差点を左折します。この通りは会社や工場が多く、お店があるような感じではありません。しばらく進むと、通りの右に木造風の建物が現れます。ココが目的のたい焼き屋です。

         

 お店の名前は おぬまや さんといい、2021年11月にオープンしたので、今月で2周年になります。駐車場は広いし、車で訪店がベストですね。僕が訪れたのは平日の午後だったので、来客者の車は3台ほどでした。

 お店の中に入ると、外観と同様に木材が使われていて、あたたかい雰囲気があります。そして窓際に置かれた1枚板の長椅子が、何かしらのこだわりを感じました。

 ではたい焼きを注文しましょう。まずはカウンターに置かれた用紙に、名前とたい焼きの数を記入します。僕は1匹ですが、まとめ買いをする方が結構いるのでしょうね?

 用紙に記入して待っていると、カタ・カタという音が! そうココ おぬまやさんは、一丁焼き天然物たい焼きです。おじさんが入り口の所で焼いていて、焼きコテを返す音が高い天井に反響していました。お店造りもそうですが、たい焼きにもこだわりを感じます。

 しばらくすると、僕のたい焼きが出来上がりました。お品だしはお姉さま方が担当です。その間もおじさんが、せっせと焼きコテを転がしていました。その音を耳にしながら、お店を出ました。

 駐車場に戻り、 おぬまやさんの一丁焼きたい焼きを食べる事に。やはり焼き立ては熱い。そのたい焼きの頭をがぶりとかじると、パリッとした生地はまさしく天然物。そして薄い生地の中に、あんこがたっぷり入っています。この粒あんあんこも熱くて、ちびちび食べるしかありません。そのおかげで、あんこをじっくり味わえる事ができます。

         

 そしてたい焼きの尻尾の所に「」の文字がありますが、写真ではちょっとわかりにくいので、青いペイントで補正しました。これも おぬまやさん のこだわりですね?

  おぬまやさんのあんこは自家製のようで、お店のカウンターに、パック詰めの「安居のあんこ」として売られていました。安居(あご)って、このお店の住所が笠間市安居という事から、この商品名になったのでしょうか?
  おぬまやさんのあんこを食べて感じた事は、甘く小豆の味わいは勿論ですが、舌元というか喉(のど)に「ううっ」とくる物?があります。時々このようなあんこに出会いますが、昔ながらの作り方のあんこによくあります。でも味覚って舌先で感じるので、違うものでしょうね。僕はこの感覚を、「あんこの甘さが重い」と表現しています。
  おぬまやさんの自家製あんこは、水分が少なく甘くておいしいですね。確かに安居のあんこを、購入する理由がわかります。

         

  おぬまやさんの駐車場の横に、の木がありました。他の農家さんの物ですが、やはり笠間市栗の産地ですね。記念に写真を撮ってみました。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼き たまいち in  東京都江戸川区南小岩

2023年10月24日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、東京都江戸川区に来ました。

 江戸川区は南北に長く、浦安市住民の僕は、主に江戸川区の南方面(葛西近辺)は馴染みがありますが、北方面の特に小岩近辺はそうでもありません。なのでJR総武線 小岩駅を利用した事は、過去に数えるほどしかないです。

 JR 小岩駅南口を出て、右手方向に進みます。そこは歩道の上に屋根が付いた、現在少なくなっているアーケード通りです。この通りをフラワーロードといい、約900mの距離の間に、さまざまな商店が立ち並んでいます。ただ今回のたい焼き屋さんは、このフラワーロードから右にそれた場所にあります。

 フラワーロードを歩いていると、右にスーパーのオオゼキ(南小岩店)があります。そこを通り過ぎ、2本目の路地を右に曲がりますが、ここは一方通行の出口で、進入禁止の標識があります。
 フラワーロードから中に入ると、そこは細い路地に住宅が立ち並ぶ、ちょっと閑静な雰囲気です。この通りは一方通行の為、車の通りが少なく、それよりも人通りもまばらで、本当にこの辺にたい焼き屋があるのか、不安もそうですが心配にもなります。「でもな~、四谷のわかばさんも、細い路地にあるからなぁ・・・」と思い出し、「たい焼きがおいしければ、場所なんて関係ないよな~」と思いながら歩いて行きました。

 先の方に目をやると、交通量の多い通りが見えて来ました。「あれ?たい焼き屋が見当たらないな~」と思っていると、すぐ左にたい焼きの幟を発見!

         

 このたい焼きの幟が立っていなかったら、先の南小岩六丁目西の交差点まで行くところでした。

 お店の入り口に、たまいち の文字があり、その上に小さく「一丁焼き 鯛焼き」と書かれてありました。「へ~」というか、「あらまー」という喜びと期待が、僕を店の中に押し入れました。

 入り口すぐの所にカウンターがあり、左右に椅子が置かれてありました。カウンターの奥が厨房になっていて、真新しさがうかがえました。それもそのはず、こちらのお店は2023年2月に開店した、鯛焼き たまいち さんです。

 僕の来店に気が付き、厨房からお店のご主人が出て来ました。このタイミングで注文するわけですが、たい焼きのメニューが自家製つぶあんカスタードクリーム鯛焼きチョコレート鯛焼きホイップの4種類あり、これは即決するのをためらいます。ただ鯛焼きホイップはお持ち帰り不可なので、除外としました。
 僕の経験では、一丁焼き天然物たい焼きに、あんこ以外を入れているお店は珍しいです。というか、僕の感覚が古いのかもしれませんね。それでも僕は、定番の自家製つぶあんにしました。

 ご主人に注文を告げると、カウンター越しでたい焼きを焼きはじめました。柄の長い一丁焼きの焼き鏝(ごて)で焼く姿は、たい焼き職人そのものです。時々コテという、焼き鏝(ごて)を返す音がしてきます。
 その姿をみて、僕はご主人に問いかけました。「なぜたい焼き屋になろうと思いましたか?」と…。するとご主人が、「数年前に浅草に行った時に、たい焼きに出会い… 」と答えてくれました。僕の中で、「浅草にたい焼き屋があったかな~」と疑問になり、もう一度ご主人に問うと、気さくに即答してくれました。「あぁ!あそこね~、ハイハイ」と、僕は思い出しました。僕がたい焼きを食べ始めた約15年前に、ご主人が修行したたい焼き屋さんに行っていました。「あそこのお店のあんこは、とても甘いですよね」とつい声に出すと、「うちの餡は自家製ですから」と笑顔で返してくれました。

 そんな会話をしていると、たい焼きが出来上がりました。このタイミングで、もう一つ質問しました。それは神棚に祀っている大きなたい焼きで、店に入った時から気になっていました。

         

 実はこれ、この為に作ったわけではなく、クレーンゲームの景品のようです(デカ!)。ゲームの景品でも、このように祀ってもらえると、たい焼きクッションも本望(ほんもう)ですね。
  
 焼き立てのたい焼きを持ち、小岩駅に向かいながら食べました。たい焼きの皮は薄く、パリッとした食感です。中に入っている自家製のつぶあんは、ほどよい甘さですが、ちょい甘い方かな?でもその甘さの中に、あずきの味わい感じます。なので、食べ終えても甘ったるくなく、つぶあんのおいしさが残ります。


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たい焼きを探しに・・・・・  M I Y A B I たいやき in  千葉県市原市

2023年09月30日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、千葉県市原市に来ました。

 今回のたい焼き屋ですが、徒歩や自転車は勿論ですが、電車・バスでも行けない場所にあります。確かに千葉県は、東西南北に広く距離もあるし、交通機関が行き渡っていない場所が多いけれど、それがたどり着けない理由ではないのです。目的のたい焼き屋は、館山自動車道市原サービスエリアにある為、自動車と排気量の大きいバイクでしか行けないのです。

 最近のSA(サービスエリア)&PA(パーキングエリア)は、品揃えも豊富で施設も充実し、長時間滞在できる場所に変化して来ました。僕は昔の市原サービスエリアを知っていますが、前よりだいぶ様変わりしました。建物は千葉県の房総(ぼうそう)をイメージし、BOSO FUN CLUB と大きな看板を掲げた、カラフルな海の家風の造りです。

         

 僕は日本全国の高速道路を多く利用していますが、たい焼き屋があるSAPAは少ないように感じます。たとえたい焼きが売られていても、売店やフードコーナーのメニューの1つにあるだけです。そんな昨今、珍しくたい焼きを販売しているのが、市原サービスエリア下り線)です。

         

 市原サービスエリア下り線)の、正面の三角屋根の所から中に入りると、ピンク色のワーゲンバスがお出迎え!

         

 その奥に、M I Y A B I というお店があります。この 独特なロゴ(字体)は、あの京都祇園生まれの、高級デニッシュ食パンで有名な M I Y A B I ミヤビ)さんです。
 M I Y A B I ミヤビ)さんのデニッシュ食パンは、東京都内にお店がありますし、取扱店も多く存在します。そして関東のSAPAにもお店があります。(現在地方のSA&PAにも数店あります)ただこちらの市原サービスエリアのお店には、他店にはない商品があり、それがたい焼きです。つまりあの M I Y A B I ミヤビ)さんが作る、 M I Y A B I たいやき です。

 たい焼きを販売しているのは、食パンを販売している正面のお店ではなく、向かって右横に併設している、たい焼きのイラストが描かれたところです。

         

 ちゃんと M I Y A B I さんのロゴが付いた、正真正銘の M I Y A B I たいやき です。お店はたい焼き屋ですが、ソフトクリームの写真が数点あります。たぶんソフトクリームもおいしいんだろうな・・・。と思いながら、僕はたい焼きを注文します。

 M I Y A B I たいやきの種類は、あんこカスタードクリームいちごカスタードアップル with カスタードピーナッツクリーム です。ここはやはり、定番のあれ(あんこ)かな~と思いましたが、他では見た事ないピーナッツクリームが気になりました。これも「出会い」と思い、即購入しました。
 たい焼きが入っているのは、紙袋ではなく白く細長い包みです。それを持ち建物(BOSO FUN CLUB)の外に出て、近くのベンチに座り食べる事にしました。

 包み紙を開くと、こんがりと焼かれた?、いい色合いの羽根つきたい焼き(上の写真)が登場。ただ鯛の輪郭は把握できますが、鯛の柄がわかりません? でもたい焼きを焼く回数が多ければ多いほど、焼き型の柄が薄れていきます。それを物語っているのでしょう。

 M I Y A B I たいやきの頭をかじると、ぱりぱりとした食感と同時に、薄い生地がぱらぱらと落ちました。M I Y A B I たいやきは、デニッシュ生地のたい焼きで、クロワッサンたい焼きより軽いパイたい焼きにも似た食感です。

         

 M I Y A B Iさんといえば、デニッシュ食パンです。その技法が、たい焼きにも活かされているのでしょう? その中に入っているピーナッツクリームは、ピーナッツの甘さがストレートに感じられます。昔からある、あのパンに塗るピーナッツクリームにも似ていて、僕は好きな味わいです。
 中に入っているのがあんこなら、また違った味わいになる事でしょう? M I Y A B I たいやきぱりぱりの生地が特徴なだけに、中に入っている素材で、違った味わいになりそうです。あくまでも、僕の想像ですが・・・。また食べてみたいたい焼きです。

 追伸:これを観ていただいた方から、情報をいただきました。ありがとうございます。

   ブログの本文で、車とバイクでしかここに行けないと書きましたが、JRの駅から6kmほど歩けば(あるいは自転車)で、市原サービスエリア裏口から行けそうとの事です。
 僕の調べてみたところ、小湊鉄道光風台駅からも5kmほど歩くと行けますが、こちらのルートだと山道もあるので、JR 姉ヶ崎駅の方が無難と思います。
 これを参考にして、是非 M I Y A B I たいやき を堪能して下さい。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼みやび in  宮城県大崎市

2023年09月15日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、宮城県大崎市に来ました。

 宮城県仙台市から50kmほど北に行くと、東北新幹線の古川駅がある大崎市に着きます。今まで何度も東北新幹線を利用していますが、いつも古川駅を通過するだけでした。でも今回は、この古川駅を使う事になりました。

 古川駅をホテル(ルートイン&アパ)側に出て、新幹線の線路を背にして歩いて行くと、小さい川にぶつかります。その川に沿って右方向に進んで行くと、蔵が立ち並ぶ場所に出ます。ちょっとわかりずらい場合、古川駅前の石巻別街道を左に進んで行くと、同じ場所に出ます。

         

 蔵が立ち並ぶこの場所は、食の蔵・醸室(かむろ)といい、このブログで前回ご紹介しました。蔵ごとにお店が入っていて、この中に今回のたい焼き屋さんがあります。この写真の、パタ崎さん(大崎市マスコットキャラクター)の後ろのお店です。

         

 お店の名前は、鯛焼みやび さんです。鯛焼みやびさんの紫色の暖簾の下に、「伊勢わらしべ」と書かれてありました。伊勢わらしべといえば、三重県度合群玉城町に本店がある たいやき わらしべさんで、三重県とその近県だけではなく、全国に多くの暖簾分けのお店があります。その1つが鯛焼みやびさんで、東北で唯一 たいやき わらしべ のたい焼きを食べられるお店です。(2023年時)
 僕は過去に、三重県松坂市たいやき わらしべ松阪店さんと、奈良県奈良市KAGWA(かぐわ)さんのたい焼きを食べています。そしてたいやき わらしべさんのたい焼きは、鯛焼みやびさんで3度目でです。

 暖簾をくぐりお店に入ると、外観だけが蔵造りではなく、内装も古民家のような木造で、2階部分の梁(はり)もしっかり組まれていました。
 入り口すぐの所で、たい焼きを注文しますが、たい焼き数種類の他に、たいやきソフトや和風パフェソフトがあり、鯛焼みやびさんはメニュー豊富です。それとは別に、ぱんじゅうがあり・・・、うん~「ぱんじゅう」って何? 詳しくはお聞きしませんでしたが、たぶんパンのようなまんじゅうなのでしょう? (すみません、あまり興味がなくて)

 早速たい焼きを注文しました。やはり定番のつぶあんと、折角なのでなにかもう1匹と思い、期間限定から瀬戸内レモンあんか、もしくはタルタルベーコンの2択にしましたが、悩んだ末に両方食べる事にしました。
 焼時間10分ほど待つ間、「たい焼き3匹は食べ過ぎかな~」と思いつつ、ちょうどランチタイムなので、「まあ、いいかな」と自分に言い聞かせました。
 10分くらい経った頃、奥の方から3匹のたい焼きが出て来ました。それらを1つの袋に入れていただき、僕は鯛焼みやびさんを後にしました。そして食の蔵・醸室の敷地の入り口付近に、ベンチとテーブル席が設けられていて、そこをお借りして鯛焼みやびさんの3匹のたい焼きを食べる事にしました。

 袋から出したたい焼きの形がきれいで、柄の凹凸や線一本一本がはっきり現れています。 そしてたい焼きの表面が、こんがりと小麦色に日焼けしたような色合いが、たいやき わらしべさんのたい焼きの特徴です。

 まずはつぶあんたい焼きから食べました。たい焼きの頭をがぶりと食べると、焼き立てのたい焼きは熱く、表面はパリッとしています。でもその後はやわらかく、見た目とのギャップを感じました。中のつぶあんは、ほどよい甘さで、後味に小豆のおいしさを感じます。
 たいやき わらしべさんのつぶあんは、北海道・十勝産小豆てんさい糖100%の、化学添加物不使用のオリジナルです。おいしいたい焼きってもう一度食べたくなる、そんな後を引く甘さです。

 次にタルタルベーコンを食べました。同じくたい焼きの頭から食べると、この部分はベーコンが先に現れました。「甘い物の次は、しょっぱい物が欲しくなる」とよく言われますが、ベーコンの塩味がおいしく感じました。そしてたい焼きのお腹付近を食べると、タルタルが登場しました。僕なりの表現をすると、爽やかなマヨネーズのような味わいです。おっと、ここで緊急事態です。たっぷり入っているタルタルが、たい焼きの下腹部から少し出てしまいました。タルタルをすするように、最後まで食べ終えました。意外にもたい焼きの生地と、タルタルって相性がいいですね。

 最後になりましたが、瀬戸内レモンあんたい焼きを食べました。ここまで来ると、少し満腹レベルが上がって来ました。でも大丈夫!しょっぱい物の後は甘い物です
 たい焼きの頭をがぶり・・・。 あっ!甘酸っぱくておいしい。レモンあんなので、フレッシュな柑橘感はありませんが、上品なレモンの甘さがいいですね。その中に一緒に入っているレモンピューレが、レモンあんの甘さと違う甘酸っぱさを表現してくれています。期間限定の夏にピッタリのたい焼きで、さっぱりとした味わいが僕は好きです。

         

 3匹のたい焼きを食べた後は、さすがにもうお腹いっぱいです。これだけ食べると、「しばらくたい焼きは食べなくても・・・」と思うのですがー。

 次はどこでたいやき わらしべさんのたい焼きに出会うか楽しみです。

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