
今年もこの日が訪れました。セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝MTB100キロ。今年は先の風水害の影響か、CP1までの一部が土砂崩れのため通行止めとなり、その区間を一部短縮。走行部分は87キロとなっての開催となった。この距離短縮が良かったのか悪かったのかはわからないが、過去2年走っていない道を10キロほど走るのでやや不安は残った。そしてやはり天気が心配。前の晩は星が眩しいほどきらめいていたのに、一夜明ければ曇りで霧雨も少しぱらつく。まだ真っ暗な午前4時に会場着、参加者が増えたのかいつもの駐車場は車満杯で、我々一行は会場周辺の道の脇に駐車スペースを探さなくてはいけなかった。定刻5時にバイクを並べて、その後朝食、着替えを済まして6時。コース変更の影響でスタートは7時になるが、直前40分ほど前にトイレ(大)をもよおす。しかしトイレは大渋滞。速くもピンチが訪れた。
9月26日公式リザルトが出たので、ちょこっと更新(ずっと下の方です)

危機一髪、スタート10分前にバイクを置いた場所へ向かう。だいぶ前の方に陣取ったテツさん、サイトーさん、コスジさん達に挨拶を交わし、ARAIとODのメンバーが陣取った場所へ向かう。慌ただしくスタート!。まずは例年通りパレード走行、先導車がゆっくりと集団をひく。今回は会場から自然湖方面へ左折、5キロほど登ったところから右折し濁川治水工事用の林道を走ることになった。この右折から舗装道であるが急な登りが始まりここからフリー走行の始まりとなる。地元で言うと白石峠の登り口ぐらい急だ。ギヤをすぐに軽くしないと登っていけない。ここから予定のコースまで合流まで約10キロ、60%ぐらいは舗装された林道だった。この林道を登ったところで「長野県西部地震」で起きた地滑り現場の西側に出てそこから本コースを走ることになる。事件は本コースと合流してすぐの所だった。(画像はテツさんたち「基地ガイズ」のみなさん)

この辺はまだ集団はばらけていなく、パレード走行に近い状態だった。前数十mを走っていた人たちが、急に大きな声を上げた。「蜂だ!」。スズメバチらしき蜂の大群が選手達を襲っていたのだ。あちこち刺されている人もいた。我々は一瞬動きを止めた。どうもそこに橋がありその下に巣があったとのことだ。私は上半身を殆ど動かさずゆっくりとその現場を進んだ。なんとか刺されずに済んだ。私は偶然道の右側を進んだが、巣は左側に有ったため比較的右は安全だったようだ。仲間の
オガAさん、M前さん、ODのT本クンらが被害にあってしまったようだ。(画像はオガAさんと、初参加の
カズさん)

刺された選手の皆さんには気の毒だが私は先に進む。その先から雨がポツポツと降り始める、スタートから1時間ぐらいたった所かな?。CP1までの距離が短くなった影響かパレード走行状態はなかなか崩れず延々と続く。少しガレた登りも下りもパレード状態なのであまり落ち着かない。急なところでふらついた前の選手を避けたが、そのひょおしに私もバイクを降りる羽目となった。急だし人も多くなかなか乗り出せない。仕方なく押しでこの急坂をやり過ごす。後ろにいたIW田さんが抜いていく。200mぐらい押しの状態で走る。少し勾配が緩いところで再び発進。なんとかパレード状態の行列に混ざることが出来た。しかし雨は止む気配がない。強くなったり、弱くなったりしている。距離短縮はいろんな所に弊害だ、CP1までの距離がわからない。たしかこのカーブを曲がった所だったような…?。しかし記憶など曖昧な物だ。自分が思った所よりかなり先だった。約2時間数分でCP1到着。ここでは休まず行く。(画像・ODのマスGさん、O里さん。二人とも速い!)

CP1を過ぎて10キロぐらいは下りと平地となるので、この間はわりとスピードに乗れる部分だ。しかし雨の影響でガレ場はやや滑るし、ぬかるみも有ったりして昨年のように淡々と進む事は難しかった。三浦貯水池を半周したところから再び登りが始まる。ここからは緩やかに長々と登る所なのだ。ミドルギヤを使って行けばそれほどまわさずに登っていけるが、速度は相変わらず遅く6キロから8キロぐらいしか出ない。昨年より遅いのではないか?気のせいかも知れないが、昨年の方がスイスイ登っていけたような気がした。トコトコとのぼり毎年御嶽山を撮影する場所へ。しかし今日は悪天候で三浦貯水池しか見えません。残念。あと5キロほどUPダウンを行けばCP2、約半分終了だ。マスGさんが途中で休んでいた。「休んで行きましょうよ」と声をかけられる。「あと少しでCPだよ」と言って私は走り続ける。それを聴いてマスGさんも再び走り始めた。

CP2では手前で一緒になったIW田さん(画像)と合流し、マスGさんと3人で5分ほど停車。補給を摂ったり、キャメルバックの中の補給食をジャージのポケットの中に入れ直したりの作業。そして再び走行開始。コースの最高地点へ向かう。ここからしばらく登りが続くがガレ状況はやはり昨年よりひどいような気がする。先週の台風9号の仕業だろうか?。しかしながら休憩補給が少し効いたか、ここから先は結構脚が回ったのだ。雨は降ったり止んだり。しかしここまで来ればパレード走行状態からも解放され、だいぶばらけてきたので落ち着いて走れた。これも脚が良くまわった要因の1つかも知れない。最高点まで登ってしまえば、CP3まで下り基調になるが、この下りも楽しく下れた。正直、CP2から3までの15キロぐらいは今回の走行では一番楽しく、そして過去2回の中でも一番よく走れた区間かも知れない。自分でも嬉しくなるぐらい良く走れたのであった。

CP3を過ぎる。CP3からゴールまでは登り2ヶ所、その後は下り基調になる。しかし天国の後に地獄は訪れる物だ。CPを過ぎたあたりから左膝に違和感が走った。攣る寸前だ。あまり重いギヤで踏めばすぐ攣ってしまう。ギヤはインナー*34Tと一番軽いギヤにしてゆっくりとしか登っていけない状態になった。CP3からの道は土質が変わるのだろうか、いままで割と石が転がっているような道であったが、ここはぬかるみの多い道となった。タイヤのグリップが効かくなるおそれがある。下りは要注意だ。そしてついに左膝下が攣った!。バイクを降りてストレッチ体操開始。痛みはそれほどひどくなく、走れる状態にすぐ戻ったが、あまりガンガン行くのは危険だ。軽いギヤでゆっくり進むしかなかった。CP2で少し話したマスGが追いこしていく。

「あと5キロ上れば下りが始まる、頑張ろう」と自分で自分を励ます。先の距離や道を知っているのがリピーターの強みか?しかしCP1の時のように曖昧な記憶が期待を裏切る事もある。「この登りこんなにきつかったっけ?」少し記憶違いも有ったようだ。最も年に1回しか走らないところだもん、勘弁してね。この間雨は少し小やみになったのが救いだったか?。そしてゴールまでの下りが始まる。この間は追いこしたマスGと抜きつ抜かれつのデットヒート?。練習ではこんな事をしたことは無いけれど、今日はレースだから…。彼が下りでは先に行くが、その後をすぐ追う展開となった。少し下りはうまくなった様な。これは名栗林道を往復練習をして、水場から大松閣までのガレた下りを何回も練習した成果かも知れない。

ゴール手前1キロぐらいはやや平地に近い下りの舗装道となる。最後の力を振り絞り重いギヤにして踏む。35キロぐらいでゴールの橋に突っ込もうとするが、ブレーキを握った瞬間に濡れた後輪がスリップ、あわや落車!。なんとか立て直しゴールした。6時間30分ぐらいのタイムだった。ゴール後は例年になくヘトヘトで放心状態。距離は短くなったが、辛らい87キロだった。なにより事故無く、メカトラブルもなく、蜂にもやられず、無事ゴールできたことを喜ぼう。(画像・ゴール直後の私。辛かった。)
以下S720のデータ
走行距離 87.3キロ
走行時間 6時間18分(12分近く休んだんだ!)
平均速度 13.9
平均心拍 155
最大心拍 190
平均回転 72
消費カロリー 4500
公式記録
タイム 6時間30分00秒
順位 総合224位 年齢別72位となりました。尚、完走者763人。
残念無念、昨年の219位から5ポイント下がりました)
それにしても00秒ジャストでゴールするなんて何万分の1の確率なんだろう?
反省の弁は後ほど…。
ご声援ありがとうございました。
補給食 カーボショーツ 3p
カロリーメイト 4本
ゼリー 1本
どら焼き 1個
チョコクッキー 1個
パワーバー 1個
練り梅 少々
雨の中のオフロードは本当に大変だ。初参加で有れば心が折れるだろう。でも何とか走り抜けられたのは、9月1日の雨の中の名栗練習がいいデモステレーションなったと思う。やはり良い環境だけではなく、悪い環境で練習することも大切だと感じた。大会当日だけでなく練習期間も含めて全力でやれたので、例年以上に悔いが無く燃焼できた1日だった。でも来年も申し込むだろうな~?。