CYCLING DATA

TOSHI@さすらいのサイクリストの自転車ブログ。
走行記録、風景写真、グルメ写真などUPしていきます。

白石+ビギナー練&うどん

2008-09-28 18:21:09 | ROAD練習
昨日今日、9月としては異例の寒さではないか!?。アームウォーマーやら冬アンダーやらを慌てて準備して出かける。それでも寒がりとしてはなかなか身体は温まらず、長袖ジャージや長タイツを着ても良かったぐらい。いまからこんなに寒くては、今年の冬は一体どうなるんだ!。さてそんな寒さの中、今朝はプチROAD早朝練習。6時半に市役所に集合だが、いつもの早朝練メンバーはレースのため不在で、参加者はコルナゴI井選手と二十歳の専門学校生ハラ君と私の3名。ハラ選手はまだ乗り始め日が浅いので、I井選手にしごいていただく。寒いので乗っけから高負荷をかけず軽めのギヤを回していく。ケイデンス100、速度は30キロ程度、でも寒いせいか心拍がなかなか上がってこない。川越市内→坂戸農道を走る頃、ようやく身体が温まって来る。鳩サンで自主練のO塚選手としばし今後のレース状況など情報交換して、その後我々は白石峠に向かう。ハラ君は初めての白石チャレンジ。無事脚を着かず完走出来ました(画像)。



私も単独の白石登坂は久しぶり。秩父方面に行くときの通り道に使かったりしていたので、比較的ゆっくり目に登ることは多かったが、ここしばらくは苦手箇所になってしまいタイムも36分とか38分とか、ひどいときは40分かかったりしていた。4年前には30分00秒を記録したことはあったが、あの頃の好調さはどこへ行ってしまったのか?。私は取り立ててクライマーではないので30分を切るとかそんなことは考えていない。32分ぐらいで登れればまずまず好調なので、その辺をキープしたいと思っている。40分ではあまりにひどい。

そんなんで今日はかなり頑張って見た。登り口で一旦止まり呼吸を整え、ストップウオッチをセット。ギヤは39*25Tでほぼ固定だが、王滝でにわかに覚えた腰踏みや、シッテングだけでなくダンシングなども時たま取り入れる。苦しくても脚を休めない。口呼吸の私は到底口を閉じて走れるわけなく、よだれタラタラ、本当にゲロ吐きそうなくらい苦しかった(こうなると自転車なんて綺麗なスポーツじゃない!)。しかし上手く脚が回ったみたい。自転車も前に進んでくれて31分37秒で登れました。数年ぶりの32分を割り込みました。先に到着していたコルナゴI井選手に喜びの言葉を発してしまったり…。王滝も腰は痛かったけどタイム更新したり、ここ数週間定峰なんかも好調なので、8月初めまで続けた早朝練(ゲロ練)の成果なのかな?。

ハラ選手も頑張って到着。今日はこのまま登って来た白石を下ります。途中かなり大勢のサイクリストとすれ違う。皆さん頑張って登っています。ただ行楽シーズンのせいか車も多いので要注意。そして我々は玉川の周回コースにある高野倉公園に向かう。今日、ここではARAIのビギナー練習会の集合場所になっていた。私らが到着したときには大勢人が集まっている。小学3年生の女の子から50歳越えの方々…、先週お世話になったmaajiさんの顔も…。到着するやいなや手痛い歓迎、K部さんからその中の中堅メンバーが周回練習をするので先頭を引けとの指示(なんでK部さんから指示されるんだ!)。仕方ないので言われたとおりに…。結構全力で先頭を引かせて頂いた。みんなちぎれずに着いてきた。どこがビギナーなんだ!。隣の集合写真を見ればビギナーなんて1人もいない!。

でも、今日の主役は画像のこの人達。I井さん達一部の人は高野倉公園から帰路に着きましたが、残る十数名で小川町の「のこのこ」を目指してツーリング開始。まずは松郷峠を越えていくという本当のビギナーさん達には難関なコース設定。奥様サイクリスト達も頑張る。


一番頑張ったのは小学3年生の彼女、危うく脚を着きそうになったけど、お父さんに励まされながらペダルを踏む。無事に松郷の山頂までたどり着きました。みんなから拍手喝采。本当のビギナーさんのサポートは喜んでお手伝いします。中堅に近い人は次回からゲロ練へ。そして全員潰れてください(笑)。

小川町市街地を通り254バイパスを越える辺りまで皆さんと併走。私は今日は「のこのこ」には行かず、皆さんと別れもう一つの目的地へ向かう。小川町から嵐山→東松山→森林公園→荒川CRを経て荒川の橋を渡り鴻巣市へ。向かった先は自転車仲間「BANANA」の平日さん(ニックネーム)が開いているうどん屋さん「長木屋」へ。新装開店してから一度顔を出して見たかったのですが、なかなか機会が無く、今日は単独で強行ゲリラ訪問。綺麗な店舗で自転車ラック付きのうどん屋さん。鴻巣駅の近くで住宅街の中という良い立地条件の中に有りました。寒かったので温かい大盛りかき揚げ天ぷらうどんを頂きます。ややモチモチ感のある手打ちうどんで、私好みの濃い味でした。そう言えば白石で補給食をハラ選手にあげてしまったので、私は腹ぺこでした。

「長木屋」さんに行く小川町→鴻巣間と、鴻巣から荒川CR上江橋間は追い風傾向で32キロ以上、CAD80以上、心拍85%以上を目標に走りました。この区間もなかなか絶好調で走れました。

走行距離 160.5キロ
走行時間 6時間16分
平均速度 25.8キロ
平均心拍 145
最大心拍 185
平均回転 79
消費カロリー 3994キロカロリー





秩父チャレンジ200

2008-09-23 21:32:06 | ROAD練習
「王滝」は既に終わってしまったのでクヨクヨ悔やんでも始まらない(別にクヨクヨ悔やんでいるわけではないが)。次の大会に備えて脚作りを始めよう。次に出るのは「富士チャレンジ200」(11/2開催)。ロングライドのレースなのでまずは長距離の走り込み開始。ARAIの練習会と合わせて少し長い距離を走って来た。祝日にもかかわらずARAI練習会にはSA籐、ODのさとちゃん(初参加)、アンカーS籐(似たような名前が続くな)、K山、イシー、クヌギさん、そしてY田プロと私の8名集合。久々の青空の下、坂戸農道を走り抜ける。比較的新人さんが多いせいか、いきなりスプリントが始まったり、集団走行や先頭交代が上手くできていないが、皆センスのいい人なので、それらを習得するのも時間の問題だろう。



サンクス前のスプリント大会の後は、定峰峠に行くことになった。少しゆっくり目の速度で鳩山、都幾川を抜けて西平から松郷峠へ。私とイシーさんは用足しで少し遅れたが松郷中腹で皆に追いつき、先頭を走っていたSA籐に追いついた。珍しく松郷峠ではゼハゼハ息を切らし心拍を追い込んで登った。小川町から落合まではSA籐、イシーの3人でやや速度を上げて走行。これ練習ぽい走り。白石車庫で一旦止まり、みんな揃ってから定峰ヒルクラ開始。その前に記念撮影。トイレに行っちゃったアンカーS籐とY田プロ写っていなくてゴメン。ここ数週間定峰と裏定峰は調子良く登れるのだ。斜度も緩く少しギヤを重くしても踏んでいける。早朝練で走り込んだのでやや脚力が付いたか?。タイムは16分57秒だった。今年6月頃までは19分とか20分ちかくまでかかったが、タイムを縮めることが出来た。16分台で登れたのは過去にも無かったのではないかな?。

定峰山頂で皆と別れ、私は裏定峰を降りる。ここからは個人練習だ。「秩チャレ200」はまだまだ続く。仰々しいタイトルを付けたが取り立てて新コースを走るわけではない。龍勢会館方面に行き、合角ダム→小鹿野町内→秩父ミューズパークと言う、過去にも何度も走っている旧ツールド秩父のコースを走るだけなのだ。比較的平地な部分と激坂区間が来るインターバルコース。昨年の10/14にも来たし、今年の3/29にも走っているロング定番練習コースである。今までと違うのは、通らずに国道140号に抜けていた「宮杯」で使った激坂部を通り太田交差点から140号に抜けた事ぐらい。いずれにしても何度も書いているのでコース詳細は割愛します。(画像は合角ダム・西秩父桃湖にかかるアーチ橋)

秩父ミューズパーク辺りも紅葉とまでは行かないまでも、木々は少し色づき始めている。この画像を撮った直後、2人の小学1年生ぐらいの男が自転車の周りにやってきた。1人は子は「お兄ちゃんの自転車、スピード出るんだよね」と。そう私はお兄ちゃんなんだよ(笑)。ヘルメットとサングラスをしていたので若く見えたのだろう。でもうれしい物だ。「本物の人?(プロの選手の意味と推測)」「どこから走って来たの?」と2人の少年から質問は続く。夢を壊さない程度に回答する。ありがとう!、色紙とペンが有ったらサインしてあげたのに(笑)。オリンピックやパラリンピックで自転車がメダルを取っているので話題性も高まり、彼らにもロードレーサーに興味が有ったのかも知れない。

秩父は美味しい蕎麦やも多いらしい。また某方のブログによるとSDA(?・ディスカバリー・アドベンチャー)を秩父で行ったそうだ。王滝まで行かなくても出来るんだ。今はゆとりが無いけれど、その方にアドバイスを頂き挑戦してみようかな。ROADでも参戦可能らしい。話は脱線したが帰り道は裏定峰を登り白石峠を下る。流石に裏定峰を登っているときは膝に乳酸が溜まる感触があった。今年になってから帰宅路の走行は絶好調で良く脚が回る。今日は単独で辛かったけど都幾川から坂戸までは30キロ~35キロを維持出来るように頑張って脚を回した。川越の手前で力尽きた。川越市内から自宅までは乳酸除去で少し軽いギヤを回して帰った。

走行距離 206.1キロ
走行時間 8時間00分
平均速度 25.9キロ/h
平均心拍 142
最大心拍 192
平均回転 71
消費カロリー 4906キロカロリー




雨にむせぶヤフトピコラボ走行会

2008-09-21 18:22:36 | ROAD練習
どんよりした天気だが6時半集合のARAI朝練(通常組)に参加する。常連さんに加え新人さん達も何人か集まっている。30キロMAXペースで川越市内を走り抜け、坂戸農道へ。新人さんのためにも極力ゆっくり目に走りたいが、先頭交代を始めると速度が上がってしまう。圏央道を越えてからは意識的にスローダウン。コルナゴI井さんがビギナーさん達にローテーションのやり方を教えていたので、ちょこっとお手伝い。良い感じになってきました。高坂橋を渡ってからは例によってスプリント大会。先頭2名が早々にダッシュするが、坂の手前で追いついて、坂を登り切ってからは苦手なスプリントの練習しました。単独で瞬間最高45キロまで出せたようです。サンクスで休憩後は別の集会に参加のため別れ、私は玉川高校→大平山麓→仙元山麓を通り「道の駅おがわ」を目指す。しかし鳩山中学のあたりから雨がポツポツ…。ARAIのみんなは裏松郷まで行けたのかな?画像は雨にむせぶ大平山。



今日は「道の駅おがわ」に8時半集合で、yahooトピの「奥多摩・秩父」トピと「自転車好き…」トピ(いわゆるBANANA)のコラボ走行会企画が有り、参加をすることにしていました。が、現地は雨。雨の中を走って来たのは私とBANANAのkaさん。到着は私が一番ギリギリで、皆さんは既に売店用のテントで雨宿り。皆さんは車屋や輪行でここまで来たので、ずぶ濡れとは行かないまでも、湿っぽい私とkaさんは少し空気が違ったり…。テント内で「奥多摩・秩父」トピのマーロックさん(本業ケーキ屋さん)作って来てくれたケーキを食べて、自己紹介などや雑談に花を咲かせ、雨が止むのを待ちましたが、止む気配がなく、本日の走行会はとりあえず中止。

この自転車談義の花は、その後「のこのこ」に車で移動してから。第2部となる。「のこのこ」はまだ開店前でしたが、常連で今回の企画の立役者maajiさんがマスターと携帯で交渉してくれて開店前に入れました。例によって時間は少し早いけどランチを食する。特に遠方から参加のハドルド氏、sweet氏、ランド氏は「のこのこ」の味は初めてだったので、ボリューム満点のピサとパスタに舌鼓を打っていた。しかし予定外のグルメライドになってしまった。画像はパスタ食中のハロルド氏。

2時間近く「のこのこ」にいたかな?。店を出るときには雨は止んでいた。再び車で道の駅に戻る。また降るかも知れないので走行会ムードは消えたが「折角だから少し走ろう」と言うことになり、自転車を準備して道の駅すぐ裏の仙元山山頂の見晴らしの丘公園まで、舗装道をみんなで登る。距離にして3キロぐらい?。しかし激坂ルートなのだ。道が濡れていたのでスリップに注意しながらノシノシ登る。BANANAの坂好き、ランド氏、ハロルド氏のアタック攻勢がかかる。5分から7分ぐらいで着いてしまったが今日唯一トピの皆さんで走った場所。

また道の駅に戻り、名残惜しく解散。BANANAのメンバー数名はその後うどんを食べに行く(メンバーが経営するうどん店「長木屋」という店が鴻巣にある)事になったが、私はケーキと「のこのこ」でお腹一杯、長木屋さんは次の機会にして、帰る事にする。鳩山まで来た道を戻るが再び、鳩山中学の辺りで雨。来るとき降り出した場所と同じ辺りだ。県道を経由して滑らないように気を付けて走る。ずぶ濡れで身体が冷えて、帰宅後は即刻熱いシャワー。

走行距離 86.3キロ
走行時間 3時間10分
平均速度 27.3キロ/h
平均心拍 137
最大心拍 193
平均回転 74
消費カロリー 1834キロカロリー
(仙元山登坂時はサイコン停止中だったので、記録に含まれていません)





SDAin王滝08 クロスMTB100キロ

2008-09-14 23:59:06 | イベント
未明に夕立のような雨が降りましたが、我々が泊まった銀河キャンプ場周辺だけだったようで、スタート会場には雨が降った形跡無し。天気は概ね晴れで絶好のレース日和、と言いたいところですが…。逆にドライになりすぎた路面と、「凄まじい」と言う表現が似合うほど、ガレたダートに上り下りは難儀を要され…。苦しかったけど、楽しく、でも決して楽ではない、この微妙な表現が一番似合うだろう、このMTBのロングイベント、お陰様で完走出来ました。今年は100キロ、120キロ、42キロの参加者総勢1500人とのことで過去最大の盛り上がりだったそうです。

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昨年は災害のため距離が88キロに短縮されたが、今年はフルに100キロ走れるそうだ。午前4時前、スタート会場となる松原スポーツ公園に到着し、バイクの準備や簡単な朝食を済ませる。5時前にバイクをスタート位置に並べるが既に先頭から500台ぐらい並んでいる。1000人にスタートとなると、丁度真ん中ぐらいの位置か?。スタート直前、ややナーバスになる。今年はMTBでの走り込みをしていなく、その不安が残る。今年仲間のARAIからは、OK田、オガ、エピックS籐、H井(120キロ)、カズさんの5名が参加。私は気分転換他の事情から「BANANA OF JOY TOY」でエントリーした。ARAIのメンバーの集合写真を撮るが緊張からか手ぶれになってしまった。

定刻より少し遅れ6時3分のスタート。ゆっくりとしたスタートだがMTB1000台のスタートはかなり迫力がある。王滝の村内を少しパレード走行して木曽王滝林道に行列は突入して行く。初めの10キロはずっと登りである。ゆっくり目のスタートだったこともあるが林道までの区間でかなり追い越しをかけられた。先頭から2~300に所まで着たのではないかな。走り出すと少し冷静になれた。まだMTBに乗り始めた5年ほど前から私の周りには多くの上級者がいた。そして彼らから色々なアドバイスを受けた。今日は不思議とその教えを思い出すことが出来た。目指すCP1までは36キロ。この区間は一番激しい登りがある所だ。重いギヤを踏むと早々に疲れてしまうので、まずは軽いギヤで回していこう。ミドル*34Tで70回転位をキープ。120キロ挑戦のH井さんの背中が見える位置で登って行く。決して速くはないが自分には合う速度で登っていける。今日は調子がいいかも、と思った。林道も登り出しは土のダートだが、上に行くとゴツゴツした石ころが多くなる。そしてもっと奥地へ進むとガレがひどいところ有る。バランスを崩しクリートを外す場面も何回かあった。

約1時間10分ほど登ると、濁川の災害治水工事後に到着。この渓谷からも御嶽山が綺麗に見える。天気はいい。しかしここらから腰痛がし始めたのだ。それほど重いギヤは使っていないが、少し腰踏みをしすぎたか、ズキズキするがここは我慢して脚を回し上り下りに対処する。 昨年の蜂襲撃現場は何事もなく平穏無事に通過。登りはまだまだ続く。登り終えたらまた下り、そんなことの繰り返し。登っていると腰痛は益々ひどくなるが、下りになると楽になるのでやっとこ第1CP到着。約2時間30分経過。ここで軽く補給を摂るため2分ほど停車。次は三浦貯水池の周りまで比較的下り中心のルートになる。それほど急な下りではないので下りが苦手な私でも加速して行ける。貯水池の周りはコースで唯一平地が5キロほど続き、例年は集団走行となっていた。しかし今年は集団がなく単独走になってしまった。30キロ前後まで速度上げるが単独は辛い。

貯水池を約半周すると再び登りが始まる。これもまた最高地点まで1時間ほどかかる長い長い登りだ。ギヤを軽くして極力回して行くが、脚も疲れてきてケイデンスも上がらない。心拍も最大に近いくらいに上がって行く。再び腰痛が始まる。路面もガレていて、うまくラインを取らないとスリップして登らない。速度は6キロまで落ちる。腰が痛え!。その腰から血行が悪くなったのか右腿も痺れてきた。御嶽山が一番よく見えるビューポイントまで例年は一気に登れるが今年は腰痛に耐えられず何度か足を止めバイクを降り伸びをした。正直泣けてくるほど痛かった。そんなこんなで今年は最高のビューポイントで御嶽山の画像を撮るのを忘れた。そんなゆとりがなかった。下りもガレているのでゆっくりライン取りを考えて下る。MTBオフロード走はこういう点で神経を使う。第2CP到着は11時丁度。5時間が経過していた。正直ここでリタイアを考えるくらい今年は腰が痛かった。何が原因か?やはり練習不足か?、直前のポジション変更が災いしたか?日常の働き過ぎか?単なる歳のせいか?(これが一番だったりして)。

第2CPを過ぎると、あとは大きな登りはなくなり、高低差100m前後のUPダウンが続く後半は長い下りになる。例年は一番よく走れる区間である。リタイアせず頑張って行くことにする。CPで軽く補給を摂りまた登り始める、ここも相変わらずガレている、もう少し整備出来ないのかな。進むには進んだが腰痛を我慢してのペダリング、例年に比べると速度に乗れていないような気がする。小刻みなUPを繰り返し、疲れもピークに達する。70キロ経過、残り30キロ、なんとか先が見えてきた。もうどうにでもなれと言う気持ちでクランクを回す。75キロから第3CPまで長い下りが始まり少し休める。何だかんだで第3CP到着、80キロ地点。時刻は12時で6時間が経過していた。

残り20キロ。例年だと1時間半以上かかるような記憶が有った。120キロ出場権が与えられる7時間切りは到底無理で、1昨年100キロ走行時のタイム7時間23分を切るのも無理とあきらめ、ここで再び休んで補給食をもぐもぐ。この間数十名が追いこしていく。順位なんかもどうでもいいと半場あきらめモードで再び走り出す。しかし超立ち上がりが悪い私の脚は今年ここから回り始めた。ゴールまであと2山越す。ここから標高差200mぐらいの登りになり追いこして行った連中も疲れでだいぶ失速していた。何名か追い越し少し挽回。慣れも出てきたか下りも少し上手くなった見たい。 そして最後の登りは標高差100m、最後の力を振り絞り脚を回した。右手方向に御嶽山が綺麗に見える。ここからも御嶽山が見えるんだ、4回目で初めて気が付いたよ。約90キロ過ぎた所で残りは長い下りになる。後は慎重にブレーキングしながらバランスを取り転けないように気を付けて下る。最後の2キロぐらいは平地になる。ここで一気にギヤを重くしてダッシュする。とにかく中盤に襲われた腰痛に苦しんヘタヘタな走りしか出来なかったが、もう終盤が見えた。ゴールゲートをくぐったとき時計は7時間11分だった。これが正しければ1昨年タイムを更新したことになる。何かの間違えでは?直後は放心状態で何も考えられなかった。

リザルト速報値によると
7時間08分、総合順位は160位であった。1昨年タイムを15分更新、順位は59ポイント上げたことになる。しかし例年になくヘロヘロな走りだったし反省点も多く、また苦しかったのであまり実感がない。何が幸いしたか正式リザルトと区間タイムが出てからゆっくり考察してみよう。

蜂の襲撃は無かったが、ARAIの同僚カズさんが途中で落車のため負傷しリタイア。その他負傷者も多かった様だが、そんな中無事完走出来た事をまずは喜ぼう。
また応援してくださった皆様、ありがとうございました。

以下S720Iのデータ
素行距離 95キロ(*)
実走行時間 6時間55分
平均速度 14.1キロ/h
平均心拍 151
最大心拍 183
平均回転 72
消費カロリー 4686キロカロリー
(*)王滝100キロと言われいていますが、実際のレース区間は95~8キロなのです。
(画像はゴール直後の私です。ヘロヘロなのがわかるでしょ)




大名栗MTB倶楽部2

2008-09-09 20:47:58 | MTB練習
今年はこのタイトルのシリーズ化が出来ませんでした。今回が最終回です。今日は休暇を取って王滝向けMTBライド、火曜定休のオガAさんと共に名栗林道に行って来ました。最も今更追い込んでも仕方ないので、メカやタイヤ、ポジションの最終確認と、オフロードを走る勘を取り戻すため軽めに大名栗、西名栗の両林道を1周回してきました。メカ関係は1ヶ所不具合が見つかり、ポジションはバーの高さやサドルの高さや位置を再検討。サドルは2センチほど上げて(以前同じ位置に有ったような気がするが、振動で落ちてしまったか?)試して見ました。その結果上手く脚が回るようになり、特に水場から上はアウターでも回して行けたり、順調に走れるようになりました。今日走っておいて良かった。思いがけない好天、雲ひとつ無い青空の下、カラッとした空気が気持ちよく、林道の周りで揺れるススキの穂が、もう秋の訪れを感じさせてくれました。



今回は新しいタイヤも試して見ました。リアは今まで通りIRCのMIBROマラソン2.10を履きますが、フロントはミッシェランのコンプSライト・チューブレス2.0を使って見ます。転がり抵抗も低く、そこそこの剛性も有り良いかと…。今日の名切りのようなドライでややフカフカ、サラサラの路面にはグリップは良いです。しかし濡れたりマッドな路面にはやや弱いそうです。何とも言えないところですね。当日の王滝のコンディションはどうか?。吉と出るか凶と出るか、賭をするような気分で本番で使って見ます。IRCに比べるとミッシェランは空気抜けが早いようです。当日朝の空気圧調節もカギになりそうです。その他、前後サスの空気圧、ブレーキのきき具合、サイコンなどの機器の動作も問題なしでした。

アクシデントも有りました。水場で休憩中、私のバイクにスズメバチが集まって来たのです(またスズメバチ騒動かよ!)。お目当てはボトルに入ったスポーツドリンク。飲み口の所に1匹止まったかと思えば、2匹、3匹と集まって来ました。危ないので少しその場を離れましたが、ほおっておくわけにも行かず、勇敢なオガAさんが水を引っかけたりしてくれて、また通りかかったオフロードオートバイのライダー4名が、MTBの周りでエンジン音を轟かせてくれたりしくれて、なんとか撃退できました。私は怖くて腰が引けたまま(笑)。皆さん刺されなくて良かった。ありがとうございました。林道内での長目の休憩は御法度ですな。スポーツドリンクも要注意かも。(画像は蜂と闘う?オガAさん)

ポジション再検討のおかげか、走り出しのガレ地で前回降りてしまった所も、今日は無事クリア。先週までのゲリラ豪雨のためか西名栗林道のガレ方も凄まじい事になっていましたが、気を付けながらブレーキングして下る。終始良い感じで走れました。それにしても本当にいい天気、遠くの景色までよく見えます。写真でしかお見せ出来ないのが残念なくらい。王滝の季節が近づくと、必ずこの名栗にMTB練習に来てもう4年目。十数回と走りに来ていますが、今までで一番爽やかで気持ちの良い日だった様な気がします。不具合のメカは早急に修理し、良い感触も残ったので、これをなんとか今週末に繋げられれば…。良いタイムで完走したいなぁ。後は全力投入するのみです。

走行距離 38.2キロ
走行時間 2時間45分
平均速度 13.9キロ/h
平均心拍 145
最大心拍 179
平均回転 67
消費カロリー 1765キロカロリー
累積標高 1015m