
行って参りました、話題の山岳サイクルイベント「グランフォンド軽井沢」。今年初のイベント参加はヒルクラでも耐久でもなくこのグランフォンドになりました。まず前日受付。前日13日は生憎の雨のため、キムさんと共に午後4時ごろ軽井沢入り。受付会場となる軽井沢プリンスホテルスキー場にて受付を済ませ、その後クロさんと合流して、宿となるホテル「パイプのけむり」に移動。おいしい晩飯と温泉をいただき就寝となる。夜には雨が上がったが、路面状況が心配だ。

4時ごろに起床して、朝食を済ませ自走でスタート会場に向かう。昨日受付会場だったプリンスホテルスキー場である。雨は上がったが空模様は曇り。霧が立ち込めている。気温は10℃、結構肌寒いよ。そしてスタートの6時を迎える。レースではないのでそれほどの緊張感はないが、初めて走るルートであり、先がわからない。若干の不安を抱えながら走り出す。

まずロマンティックな軽井沢の街中をゆっくり流す感じで走る。1000人以上の隊列が既にできている。そして白糸の滝方面に向かうが、その後すぐに激坂が始まる。バイクを降りて歩いている人もいる。7キロほど登坂が続く。観光スポット白糸の滝を見物するのかと思ったが、それはなく素通りだった。登りが終わると万座ハイウェイとの分岐点。群馬と長野の境目。これを長野原、旧軽井沢方面に向かう。しばらくして第1エイド。バナナや地元産のヨーグルトなどいただく。

このあたりは高原地帯。比較的道は平たんである。ルートは北に向かい嬬恋村方面に舵を切る。しばらくは激坂は出てこなかったが細かなアップダウンは断続的に続く。バラキ湖という小さな湖を一回りする。この辺がルートの最高点1400mぐらいのところらしい。晴れていると見晴らしはいいのだろうがまだ霧の中だ。せっかくだから記念写真でも撮ろう。そして第2エイド。東海大学の研修センターらしい。こんな山の中に、結構立派な施設であった。ここで昼食のうどんがふるまわれた。少し量が少なかった様な(笑)。

ここから少し下りルート。緩やかなアップダウンを繰り返して少しずつ高度を下げていく。景色はひらけて、また空も晴れてきた。おお本当に山岳サイクリングをやっている感じ。

国道144号線にでる。そして鳥居峠。実はこの峠は1999年に初めてスポーツバイクを買ったとき、初めて登った峠なのである。18年ぶりに帰ってきました。ただ勾配は緩め。湯の丸高原の交差点から7キロぐらいの距離でありますが、あっという間に峠についてしまいました。それでも初心者だった当時はかなり苦しんで登った記憶があります。

144号線を下って再び長野県入り。上田市真田地区に入りました。第3エイドはその真田町にある日本無線の工場敷地。ここで野沢菜おやきを二ついただきましたが、食べておいて良かったと後になって思いました。ここから第4エイドの小諸菱野温泉までが地獄でした。この説明は次の項にして、ここから先はしばらく上田盆地が見渡せるビューポイントが数か所。おもわず景色に見とれるキムさんとクロさん。

さて東御市から小諸市にかけてはややキツめの坂が続きますが、この区間が全体のコースで一番大変でした。ここまでは比較的走りやすい県道や市道でしたが、この区間は林道コースでした。道幅は狭く勾配はきつい。もともと自転車が走りやすく設計された道ではない。特に菱野温泉郷手前5キロぐらいは激坂が続く。特にエイド手前の150mぐらいは勾配18%ぐらい。なんとか下りずにのぼりきりましたが、完全にやられました。ヘロヘロの私をキムさんが撮影。

このエイドでチェックを済ませれば、あとはほぼ下りルートでした。軽井沢の街中まで下りて、優雅な別荘地帯を通り抜け第5エイドを通り、あとは中軽井沢駅前の国道18号を走り朝スタートしたプリンスホテルスキー場に帰ってきました。15時ちょうどぐらいのゴールでした。朝6時のスタートだから所要時間は9時間ぐらいでした。こんなにたっぷり乗れるなんてサイクリスト冥利につきます。キムさん、クロさん他参加者の皆さん、お疲れさまでした。公式の走行距離は124.1キロでしたが、宿までの往復距離の含め137キロの走行となりました。

S520のデータ
走行距離 137キロ
走行時間 6時間44分
平均速度 20.4キロ/h
平均心拍 137(最大175)
平均回転 63rpm
消費カロリー 2991
獲得標高 2505m
画像は第1エイドでいただいたおやつ。各エイドで出された食品は充実してました。
乗車バイク KUOTA KUGRA号
ホイール カンパニューロ ZONDA
タイヤ 25C
比較的硬いフレームではありますが、25Cタイヤの空気圧を6気圧(最大7)にして乗ったところ、乗り心地は良かったです。また下りのグリップの悪くなかったです。