NHK大河ドラマ『功名が辻』が始まりましたね!
プロフィールで好きな芸能人に仲間由紀恵、長澤まさみ、そして三谷幸喜の名を挙げている以上は見らねばなるまいと思っているところです。
突然ですが、質問です!
Q.あなたの好きな戦国武将は誰ですか?
この質問の答えにはおそらく織田信長と豊臣秀吉の二人の名前が集中するのではないでしょうか。まぁ天下統一を成し遂げた戦乱の世の二大スターですから、さもありなんと思います。
しかしながら、自分が一番好きな戦国武将はこの二人ではありません。徳川家康でもなければ、武田信玄でもない、では誰かというと他でもない、明智光秀です。
そう答えると大抵の人は珍しいね、って眉を顰めます。
でもですね、そんなに悪い奴じゃないんですよ、明智光秀ってやつは。といっても会ったことはないですけどね(←当たり前だっつーの)。
明智光秀が嫌われる唯一にして最大の理由はいうまでもなく『本能寺の変』で主君である織田信長を弑したからだと思いますが、いっちゃなんですけど、そんなに『本能寺の変』って非難されなくちゃいけない出来事ですかね?
そりゃ人の道に外れているかどうかと問われれば主君殺しですから、「YES」と答えなければいけないでしょうけど、でも時は戦乱の世ですよ?この時代、『本能寺の変』も含めて数限りなく謀反や下克上は行われていますし、主君である織田信長だって本来仕えるべき足利義昭を京都から追放し、室町幕府を滅ぼしています。主君を殺すのと幕府を滅ぼすのと、どちらがより天をも恐れぬ所業なのかはいうまでもないと思いますが。
ま、それはいいんですよ、『本能寺の変』はあくまで光秀を嫌う理由にはならないというまでであって、好きな理由ではないので。
自分が明智光秀を好きになったのは、まぁいくつかあるんですけど、特に妻である熙子(ひろこ)との馴れ初めのエピソードを聞いてからですね。
ざっと紹介すると光秀には熙子という許婚がいました。結婚の約束を取り交わした時はまだ彼は一人前ではなかったので、然るべき身分になった暁に熙子を嫁に迎えることにしていました。
時を経て武士として一人前になった光秀がようやく熙子を迎えにいきたいという手紙を出したのですが、疱瘡を罹った熙子は二目と見られない顔になっていました。
そのことを憂いた熙子の両親は熙子に瓜二つの妹を光秀の元に嫁がせることにするのです。
しかし光秀は嫁いできた娘が身代わりであることを看破し、全ての事情を知った上で、自分が結婚を約束したのは姉の熙子である、例え疱瘡を罹ったからといってそれが約束を反故にする理由にはならない、そういうんですよ。
そして熙子をあらためて迎え入れた光秀は生涯を彼女と添い遂げたそうです。
どうですか、めちゃめちゃいい話でしょう?
このエピソードから窺えるのは、まず明智光秀という人物が決して約束をおろそかにはしないということ、そして身代わりを看破するだけの聡明さを備えていたということ、さらに人を外見だけで判断するような性格ではないこと、最後に女性を粗末に扱わなかったこと、などでしょうか。
これだけの好人物を、たかだか(?)謀反を起こしたぐらいで嫌いにはなれません。
いつか自分が歴史小説を書くことがあれば、明智光秀を主人公に書いてみたいと思っています。
彼の視点から、彼がなぜ『本能寺の変』で織田信長を殺すに到ったか、その経緯を描いてみたい、、、のですが、それが実現する可能性は限りなくゼロに近いですけどね。笑。
プロフィールで好きな芸能人に仲間由紀恵、長澤まさみ、そして三谷幸喜の名を挙げている以上は見らねばなるまいと思っているところです。
突然ですが、質問です!
Q.あなたの好きな戦国武将は誰ですか?
この質問の答えにはおそらく織田信長と豊臣秀吉の二人の名前が集中するのではないでしょうか。まぁ天下統一を成し遂げた戦乱の世の二大スターですから、さもありなんと思います。
しかしながら、自分が一番好きな戦国武将はこの二人ではありません。徳川家康でもなければ、武田信玄でもない、では誰かというと他でもない、明智光秀です。
そう答えると大抵の人は珍しいね、って眉を顰めます。
でもですね、そんなに悪い奴じゃないんですよ、明智光秀ってやつは。といっても会ったことはないですけどね(←当たり前だっつーの)。
明智光秀が嫌われる唯一にして最大の理由はいうまでもなく『本能寺の変』で主君である織田信長を弑したからだと思いますが、いっちゃなんですけど、そんなに『本能寺の変』って非難されなくちゃいけない出来事ですかね?
そりゃ人の道に外れているかどうかと問われれば主君殺しですから、「YES」と答えなければいけないでしょうけど、でも時は戦乱の世ですよ?この時代、『本能寺の変』も含めて数限りなく謀反や下克上は行われていますし、主君である織田信長だって本来仕えるべき足利義昭を京都から追放し、室町幕府を滅ぼしています。主君を殺すのと幕府を滅ぼすのと、どちらがより天をも恐れぬ所業なのかはいうまでもないと思いますが。
ま、それはいいんですよ、『本能寺の変』はあくまで光秀を嫌う理由にはならないというまでであって、好きな理由ではないので。
自分が明智光秀を好きになったのは、まぁいくつかあるんですけど、特に妻である熙子(ひろこ)との馴れ初めのエピソードを聞いてからですね。
ざっと紹介すると光秀には熙子という許婚がいました。結婚の約束を取り交わした時はまだ彼は一人前ではなかったので、然るべき身分になった暁に熙子を嫁に迎えることにしていました。
時を経て武士として一人前になった光秀がようやく熙子を迎えにいきたいという手紙を出したのですが、疱瘡を罹った熙子は二目と見られない顔になっていました。
そのことを憂いた熙子の両親は熙子に瓜二つの妹を光秀の元に嫁がせることにするのです。
しかし光秀は嫁いできた娘が身代わりであることを看破し、全ての事情を知った上で、自分が結婚を約束したのは姉の熙子である、例え疱瘡を罹ったからといってそれが約束を反故にする理由にはならない、そういうんですよ。
そして熙子をあらためて迎え入れた光秀は生涯を彼女と添い遂げたそうです。
どうですか、めちゃめちゃいい話でしょう?
このエピソードから窺えるのは、まず明智光秀という人物が決して約束をおろそかにはしないということ、そして身代わりを看破するだけの聡明さを備えていたということ、さらに人を外見だけで判断するような性格ではないこと、最後に女性を粗末に扱わなかったこと、などでしょうか。
これだけの好人物を、たかだか(?)謀反を起こしたぐらいで嫌いにはなれません。
いつか自分が歴史小説を書くことがあれば、明智光秀を主人公に書いてみたいと思っています。
彼の視点から、彼がなぜ『本能寺の変』で織田信長を殺すに到ったか、その経緯を描いてみたい、、、のですが、それが実現する可能性は限りなくゼロに近いですけどね。笑。