この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

アイアンマン。

2008-09-28 17:48:59 | 新作映画
 ロバート・ダウニー・Jr主演、『アイアンマン』、9/27、109シネマズ佐賀にて鑑賞。2008年42本目。

 アニメ『宇宙戦艦ヤマト』で疑問に思うのは、いくらイスカンダルの超テクノロジーを入手したとしても、鉄クズからそんな高性能な宇宙戦艦を作り出せるものだろうか?ってことなのですが、、、まぁ人間その気になれば何でも出来ちゃうものなんでしょうね。
 って『アイアンマン』で主人公トニー・スタークが捕われの身でありながら、洞窟の中、ハンドメイドでパワード・アーマーを作り上げちゃうのを観た時そう思いました。笑。

 それはともかく、本作は何といっても主演がロバート・ダウニー・Jrが主役ってことだけで相当感慨深いものがあります。
 え?あのアル中でヤク中だったロバート・ダウニー・Jrがヒーローものの主演?マジで?って思う人も多いんじゃないでしょうか。
 彼がヒーローものの主役に起用されたという事実だけで、人は変われるのだ、という事例になるように思え、何だろう、大袈裟かもしれませんが、生きていく勇気さえ与えてくれるような気がします。って本当に大袈裟。笑。
 これまでのイメージを覆したのはロバート・ダウニー・Jrだけでなく、共演のグウィネス・パルトローやジェフ・ブリッジスもそうでしたね。
 グウィネス・パルトローは今までそんなにいいなと思ったことはなかったのですが、本作での彼女はすごく魅力的に映りました。これで実生活では二人の子供を持つ母親だというのですから感心してしまいます。
 ジェフ・ブリッジスは鑑賞後パンフレットに目を通すまでそうと気づきませんでした。いやはや、こんなつるっぱげが似合う俳優だとは思ってもみませんでしたね。笑。

 アクション面に関しては本当にいうことありません。
 人型の物体でありながらマッハ8で飛行するという、ほとんど荒唐無稽といっていい設定でありながら、それが充分説得力を持つ形で表現されているのですから、演出が非常に丁寧で的確なのだと思います。

 個人的にお気に入りなのは最後主人公の窮地を“不器用な”アイツが助けてくれるシーンですかね。あんな友だちが一人欲しいものです。笑。

 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)といったところです。
コメント (6)
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