えーっと、ここだけの話、自分は日本人です。
あれ、この場合、ここだけの話という前置きは変ですかね?
ここだけの話、ここだけではない話、あそこの話、そちらの話、どこの話なんだよ、っていう話になりますか。
可能性の話でいえば、もしかしたら自分は不治の病におかされた、明日の命も知れぬ薄幸の少女(もちろんいうまでもなく三つ編み)が、病床から葉っぱが一枚だけ残った庭の木を眺めながら、どこかに素敵な殿方はいないかしら?と空想の中で思い描いた想像の産物かもしれないわけなんですよ。
うん、その可能性は誰にも否定できないよね。おそらく。たぶん。きっと。ではないだろうかと思われる。
まぁこの際可能性の話はさておき、ともかくいいたいことは自分は日本人であるという自覚があるってことです。
にも関わらず。
お寿司を食うのが超下手。
この場合のお寿司っていうのはもちろん握り寿司のことを指すのは言うまでもありません。
日本といえば、スシ、テンプラ、ゲイシャ、フジヤマ、ハラキリですよ。日本に行ったことのない外国人に日本といって思い出すものは?と聞いたら、まず上に挙げたものを思い浮かべるんじゃないでしょうか。あとニンジャかな?それと最近はトランスフォーマー?切りがないからこの辺でやめときますが。
ともかく、日本といったらお寿司ですよ。日本人ならお寿司が上手に食えて当たり前!!
それなのに自分のお寿司の食べ方の汚さといったら・・・。
自分のイメージするお寿司の上手な食べ方というのは、親指、人差し指、中指の三本の指だけで、将棋の駒でも扱うかのようにさっとお寿司を持ち上げ、ちょんとシャリに醤油をつけて、あとはさっと口の中に放り込む。そんな感じ。まさに芸術的に無駄のない動き。
それに比べ、自分はまずお箸を使うっていう時点で野暮なことこの上ない。何だか江戸っ子って感じじゃないよね(江戸っ子じゃないけどさ)。
っていうか、シャリだけに醤油をつけて食う、っていうのが出来ない。シャリだけでなく、ネタにもしっかり醤油をつけたい。
なぜかというと普段刺身をおかずにしてご飯を食べるとき、刺身にしっかり醤油をつけてご飯を食べるから。
なので、お寿司を食べるときもシャリにちょんと醤油をつけて、さらに引っくり返してネタにも醤油をつけようとする。
すると当然せっかく職人さんが手際よく握ってくれたお寿司もあえなく崩壊してしまう。
ぐしゃっと崩壊したお寿司を目の前にして、職人さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。
それでですね、この前天神に映画を観に行ったとき、思い切ってお昼にお寿司を食べたので(まぁランチメニューだから安かったんですけど)、カウンターの向こうの、大将と思しき人に、どうやってお寿司を食べるのが正しいか、思い切って聞いてみたんですよ。勇気を振り絞って聞きました。
そしたら、この道三十年みたいな感じの、いかつい顔をした大将は破顔させてこう答えました。
「いやぁ、お客さんの食べたいように食べられたらいいんじゃないですか」
・・・・・。
あー、大将、その答えは期待していたものとはちょっと違うかなぁ。しっかりとお寿司の正しい食べ方を指南して欲しかったっつーか。
というわけで、自分が江戸っ子になる日はまだまだ先みたいです(永遠にこねーよ!!)。
あれ、この場合、ここだけの話という前置きは変ですかね?
ここだけの話、ここだけではない話、あそこの話、そちらの話、どこの話なんだよ、っていう話になりますか。
可能性の話でいえば、もしかしたら自分は不治の病におかされた、明日の命も知れぬ薄幸の少女(もちろんいうまでもなく三つ編み)が、病床から葉っぱが一枚だけ残った庭の木を眺めながら、どこかに素敵な殿方はいないかしら?と空想の中で思い描いた想像の産物かもしれないわけなんですよ。
うん、その可能性は誰にも否定できないよね。おそらく。たぶん。きっと。ではないだろうかと思われる。
まぁこの際可能性の話はさておき、ともかくいいたいことは自分は日本人であるという自覚があるってことです。
にも関わらず。
お寿司を食うのが超下手。
この場合のお寿司っていうのはもちろん握り寿司のことを指すのは言うまでもありません。
日本といえば、スシ、テンプラ、ゲイシャ、フジヤマ、ハラキリですよ。日本に行ったことのない外国人に日本といって思い出すものは?と聞いたら、まず上に挙げたものを思い浮かべるんじゃないでしょうか。あとニンジャかな?それと最近はトランスフォーマー?切りがないからこの辺でやめときますが。
ともかく、日本といったらお寿司ですよ。日本人ならお寿司が上手に食えて当たり前!!
それなのに自分のお寿司の食べ方の汚さといったら・・・。
自分のイメージするお寿司の上手な食べ方というのは、親指、人差し指、中指の三本の指だけで、将棋の駒でも扱うかのようにさっとお寿司を持ち上げ、ちょんとシャリに醤油をつけて、あとはさっと口の中に放り込む。そんな感じ。まさに芸術的に無駄のない動き。
それに比べ、自分はまずお箸を使うっていう時点で野暮なことこの上ない。何だか江戸っ子って感じじゃないよね(江戸っ子じゃないけどさ)。
っていうか、シャリだけに醤油をつけて食う、っていうのが出来ない。シャリだけでなく、ネタにもしっかり醤油をつけたい。
なぜかというと普段刺身をおかずにしてご飯を食べるとき、刺身にしっかり醤油をつけてご飯を食べるから。
なので、お寿司を食べるときもシャリにちょんと醤油をつけて、さらに引っくり返してネタにも醤油をつけようとする。
すると当然せっかく職人さんが手際よく握ってくれたお寿司もあえなく崩壊してしまう。
ぐしゃっと崩壊したお寿司を目の前にして、職人さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。
それでですね、この前天神に映画を観に行ったとき、思い切ってお昼にお寿司を食べたので(まぁランチメニューだから安かったんですけど)、カウンターの向こうの、大将と思しき人に、どうやってお寿司を食べるのが正しいか、思い切って聞いてみたんですよ。勇気を振り絞って聞きました。
そしたら、この道三十年みたいな感じの、いかつい顔をした大将は破顔させてこう答えました。
「いやぁ、お客さんの食べたいように食べられたらいいんじゃないですか」
・・・・・。
あー、大将、その答えは期待していたものとはちょっと違うかなぁ。しっかりとお寿司の正しい食べ方を指南して欲しかったっつーか。
というわけで、自分が江戸っ子になる日はまだまだ先みたいです(永遠にこねーよ!!)。