この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

FUNKAHOLIC。

2008-09-11 23:52:59 | 音楽
 スガシカオのニューアルバム『FUNKAHOLIC』購入。

 スガシカオのメジャー・デビュー曲『黄金の月』を聴いたとき、素直にいい曲だな、と思えた。耳に馴染みやすいメロディー・ライン、陳腐ではないけれど泣かせる歌詞、新人離れしているとは彼のことを指すのだろう、そう思った。

 彼の初のCM曲『夜明けまえ』がテレビから流れてきたとき、マジで感動した。その頃のスガシカオといえばまだまだ認知度が恐ろしく低くて(彼がメジャーになったのはやっぱりSMAPが『夜空ノムコウ』を歌ってからだと思う)、周りの知り合いに尋ねても「スガシカオ?誰、それ?」って感じだったのだ(ウチのお袋はいまだに山崎まさよしとの違いがわからんけど。笑。)。よーやくここまできたかと感慨深かった。

 他にも『グッド・バイ』や『ぬれた靴』など好きな曲は一杯ある。

 そして『FUNKAHOLIC』。

 まずCDのジャケットにバリバリの違和感がある。
 シカオちゃん、未来空間でシャウトしながら踊っちゃってます(みたいなイメージ)。
 あれ、、、スガシカオってこんな感じだったけ?
 と思いつつも、あえてそれを無視して曲に耳を傾けます。曲さえよければジャケットなんてどーでもいい、、、曲さえよければ、、、と思いながらCDを聴いてたんですけど、そう思ってる間に全曲演奏終了。
 あれれぇ???終わっちゃったよ・・・。
 ミクシィのスガシカオコミュでは絶賛の嵐だったけど、個人的には思いっ切り不満があるかなぁ。
 ファンクを全面的に押し出したのがこのアルバムのコンセプトらしいんだけど、世の中そんなにファンク好きばかりなのかなぁ?
 
 メロディ・ラインは耳に残らないし、歌詞にもギリギリまで削ぎ落としました感がない。よーな気がする。

 思い返すと自分が好きになったアーティストってみんなそんな感じなんだよね。
 例えば米米クラブ。彼らのサード・アルバムは最高だった。何しろ『浪漫飛行』と『シュール・ダンス』が一枚に収録されてるんだから。
 でも大好きだった米米クラブも気がつくと「あれ?」と違和感を覚える存在になっていた。
 ドラマの主題歌だった『君がいるだけで』なんてホント最低だった。売れるためのメロディを作曲しましたよ~、売れるための歌詞を書きましたよ~、みたいな感じ。
 それ以降の米米クラブにはまーったく興味がない。

 同じようにいつかスガシカオにもまったく興味を失ってしまう日が来てしまうのだろうか?
コメント (9)
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