この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

美女と竹林。

2008-09-04 22:09:30 | 読書
 森見登美彦著、『美女と竹林』、読了。

 人気作家森見登美彦の最新作、、、ではあるけれど小説ではない。
 一応随筆とジャンル分けされてるけれど、これを指して随筆というのかどうかは甚だしく疑問。といっても自分の場合随筆とは何か、と問われてもよくわからないのだけれど。汗。
 副業として竹林経営に乗り出した作家の森見登美彦氏が、竹を刈ったり、刈らなかったりしながら(どちらかというと何かと理由をつけて刈らないことの方が多い)、竹への熱い想いや学生時代の竹に関するエピソード、あとは竹をネタにした妄想などをいつもの森見節で語っています。
 ぶっちゃけ、根っからの森見登美彦ファン以外には到底薦められませんね。
 また根っからの森見登美彦ファンであっても本書の内容で定価1600というのは(内容が竹だけに)「タケー!!!」と思うに違いないです。笑。
コメント (7)
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