この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近見たDVDについて。

2012-06-21 22:11:43 | 旧作映画
 先週の土曜日、ゲオで旧作と準新作のビデオを五本ほど借りたんですけど、借りた五本が全部面白かった!!
 いやぁ、こんなことって記憶にないなぁ。
 だいたい五本借りたら、一本か二本面白ければいい方で、五本とも全滅!!ってこともままあるからね。
 というわけで、以下簡単なレビューを。

『塔の上のラプンツェル』
 同じ日に劇場で観た『スノーホワイト』で感じたモヤモヤを全部吹き飛ばしてくれた!!
 『スノーホワイト』がアバウトなファンタジーだったのに比べ、この作品の作り手はファンタジーというものをよく熟知しているように感じたなぁ。
 それからラプンツェルの声をあてた中川翔子がすごくよかった。タレントを声優に起用するのはしばしば弊害も生ずるものだけど、彼女は素晴らしい仕事をしたと思う。
 この夏公開される『メリダとおそろしの森』は、ヒロインのメリダの声をAKB48の大島優子があてるらしいんだけど、どうなんだろうね。大人しく字幕版を観るべき?
 ちなみにアメリカでは、続編が来年テレビ放映されるらしい。劇場公開されないのはどうして?

『イップ・マン序章』
 ドニー・イェン主演のアクションもの。ブルース・リーの師匠イップ・マンの生涯を描く。
 これもなかなか面白かった。ただ、ジェット・リー主演の『スピリッツ』とストーリーラインが酷似しているような気がして、途中まで同じ人物のことを追ってるのかと思ったよ。
 日本軍の圧政と戦った武術家ってそんなに何人もいたのかな?

○『トゥルース 闇の告発』
 これはすでにレビューを書いてるのでそちらの方を参照のほどを。
 それにしても、これほどの作品が日本では劇場未公開というんだから、世の中わかんないね。
 やっぱり何かしら圧力を受けたのかな?

『リトル・ランポーズ』
 母親が属していた教会の規律のために、音楽や映画、テレビなど、すべての娯楽から遠ざけられて暮らしている少年ウィル。彼はある日、ひょんなことから学校一の悪ガキカーターと知り合いになり、彼の家で生まれて初めて映画を見ることになる。
 その映画とはシルベスター・スタローン主演『ランボー』。
 これもよかった!
 最初二人の関係は典型的ないじめっ子といじめられっ子のそれなんだけど、二人が映画を作っていくうちに(タイトルは『ランボーの息子』。笑。)その関係が徐々に変化して、最後には無二の親友になっていくんだよ。それがいい。
 製作スタンスも感心したかな。
 この映画の中ではカーターが喫煙するシーンがあるんだよね。
 自分はティーンエイジゃーの喫煙には絶対反対なんだけど、だからといって映画の中からもそういったシーンが排除されるべきだとは思わない。
 いってみれば、殺人は忌むべき行為であるが、映画の中で人が殺されなくなったらつまらないのと一緒。
 最近はフィクションである映画の中でも、飲酒運転や児童の喫煙が不自然に避けられていて、何だかな~と思うことが多いんだよね。

○『イーライのふしぎな日常』
 このドラマのレビューは昨日書きました。
 でもこのドラマを面白いと思う人はあんまりいないみたい。笑。
 そういうとき、自分と一般の人の感性の乖離を感じるなぁ。
 ま、よくあることなんだけど。

 こんなところです。
 
コメント (2)
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