突然ですが、皆さんは又吉直樹の芥川賞受賞作『火花』をもう読まれましたか?
お笑い芸人が芥川賞を受賞したことは初めてのことであり、話題にもなっているので、すでに読んだという方も多いかもしれませんね。
自分はというと読んでいません。
いや、読むつもりではあったんですよ。
彼の本についてのエッセー『第2図書係補佐』がすごく面白かったから、彼が小説を発表すると聞いた時も「読まねば!」と思ったのです。
ただ、いざ『火花』が刊行されると、こちらが「え?」と思うぐらいのフィーバーが起こり、冷めちゃったんですよね。
所詮お笑い芸人の書いた小説だし、遠からず熱も冷めるだろう、そのとき新古書店で安く買えばいいや、みたいに思いました。
現実には芥川賞を受賞してますますヒートアップしてますけどね。
ところで、彼が芥川賞を受賞することは9年も前に予言されていたと聞いたらどう思います?驚きますか?
といっても予言したのは残念ながら自分ではなく、とある占い師ですけどね。
そのことが書かれていたのは他でもない『第2図書係補佐』です。
9年前、26歳だった又吉が友達に誘われ横浜の占い師に手相を見てもらったそうです。
その占い師は彼のことをズバズバと当て、彼が大成功するか、大失敗するか、どちらかだと言い、さらに彼の年齢を聞くと、「26…27…34…35あ!」と言って手を離したのだそうです。
大成功するか、大失敗するか、どちらかだと言った人間が、又吉が35歳の時思わず手を離してしまうほどの何かが起こると思ったわけですよ。
思わず手を離してしまうほどの何かって何なんでしょうね?
結婚とか、離婚とか、そんなありふれたことではないのは確かです。
そんなありふれたことで凄腕の占い師が驚くわけがないですから。
では芥川賞受賞で驚いたかというと、それもまた考えにくいことではあるのですが、まぁ結婚や離婚よりも説得力はありますかね。
ともかく、ただの偶然とは思えないな、と自分は思いました。
ちなみにその占い師のエピソードが載っているのは玄侑宗久の芥川賞受賞作『中陰の花』についてのエッセイです。
世の中、偶然とは思えないことが多いってことですね。
お笑い芸人が芥川賞を受賞したことは初めてのことであり、話題にもなっているので、すでに読んだという方も多いかもしれませんね。
自分はというと読んでいません。
いや、読むつもりではあったんですよ。
彼の本についてのエッセー『第2図書係補佐』がすごく面白かったから、彼が小説を発表すると聞いた時も「読まねば!」と思ったのです。
ただ、いざ『火花』が刊行されると、こちらが「え?」と思うぐらいのフィーバーが起こり、冷めちゃったんですよね。
所詮お笑い芸人の書いた小説だし、遠からず熱も冷めるだろう、そのとき新古書店で安く買えばいいや、みたいに思いました。
現実には芥川賞を受賞してますますヒートアップしてますけどね。
ところで、彼が芥川賞を受賞することは9年も前に予言されていたと聞いたらどう思います?驚きますか?
といっても予言したのは残念ながら自分ではなく、とある占い師ですけどね。
そのことが書かれていたのは他でもない『第2図書係補佐』です。
9年前、26歳だった又吉が友達に誘われ横浜の占い師に手相を見てもらったそうです。
その占い師は彼のことをズバズバと当て、彼が大成功するか、大失敗するか、どちらかだと言い、さらに彼の年齢を聞くと、「26…27…34…35あ!」と言って手を離したのだそうです。
大成功するか、大失敗するか、どちらかだと言った人間が、又吉が35歳の時思わず手を離してしまうほどの何かが起こると思ったわけですよ。
思わず手を離してしまうほどの何かって何なんでしょうね?
結婚とか、離婚とか、そんなありふれたことではないのは確かです。
そんなありふれたことで凄腕の占い師が驚くわけがないですから。
では芥川賞受賞で驚いたかというと、それもまた考えにくいことではあるのですが、まぁ結婚や離婚よりも説得力はありますかね。
ともかく、ただの偶然とは思えないな、と自分は思いました。
ちなみにその占い師のエピソードが載っているのは玄侑宗久の芥川賞受賞作『中陰の花』についてのエッセイです。
世の中、偶然とは思えないことが多いってことですね。