この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

面白かったけど、生理的に(ちょっと)受け付けなかった『アントマン』。

2015-09-20 22:53:00 | 新作映画
 ペイトン・リード監督、ポール・ラッド主演、『アントマン』、9/19、TOHOシネマズ天神にて鑑賞。2015年31本目。


 先週の『キングスマン』に引き続いて9月の『○○マン』シリーズ第2弾『アントマン』を観てきました(第3弾はないけど)。
 はっきり言ってストーリーは自分の好みでした。
 どうしようもないダメ親父が可愛い娘のために一念発起して正義のヒーローを目指す、ほら、プロットだけ聞いても何となく面白そうでしょう?
 しかも単純なアクションヒーローものではなく、主人公のアントマンの特殊能力が身体を小さくしたり大きくしたり(正確には元の大きさに戻る)することなので、戦闘を観ているだけで楽しいです。
 迫りくる列車が機関車トーマスなんですよ?それだけで笑えませんか?

 などと良いところだけ書き出すと、すごくツボだったように思われるかもしれませんが、残念ながらそうではありませんでした。

 アントマン、直訳すると「蟻男」ですが、この名前には二重の意味が込められています。
 一つは特殊能力で身体の大きさを蟻ぐらいに変えられること。
 もう一つはアントマンのお友達が蟻なんですよ。アントマンが命令を下すと、蟻がそこら辺からわらわらと集まってきて彼の指示に従うのです。
 いくらなんでも蟻の知能が高すぎやろ!というのはさておき、蟻がわらわらと集まってくるヴィジュアルは個人的にちょっと受け付けられないものがありました。
 まだゾンビがわらわらと襲ってくる方が平気かな。笑。

 そんなわけで、ストーリーは自分の好みだし、作品の完成度自体は低くないと思うのですが、ヴィジュアル的に受け付けないものがありました。
 逆にそういったものが好きな方はそれを目当てに観に行くのも「アリ」かと思いますけどね、アントマンだけに。
 お後がよろしいようで…(よくないよ!)。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
コメント (2)
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