この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

岩国遠征記、その3。

2016-03-20 20:54:56 | 旅行
 皆さんは和菓子屋さんってどんなところにあるイメージを持っていますか?
 だいたい商店街や駅前などにあるイメージではないでしょうか。最近は郊外店も多いですけどね。
 けれど自分がその日行った和菓子屋さん、『ほうえい堂』の美和店は弥栄ダムのそばにあって、初めて訪れた人は「何でこんなところに和菓子屋さんが?」と驚くこと必至です。


   

 店主の方に「何でこんなところにお店を開こうと思ったのですか?」とストレートに聞いたのですが、人のよさそうな店主は「年を取ったら風景のいいところで店をやりたくなってね」と照れくさそうに答えてくれました。
 う~~ん、ナイスな答えだ♪

 弥栄ダムにかかる弥栄大橋を歩いて往復してみました。どこぞの橋と違って渡るのにお金は取られなかったので。笑。
 橋の長さは560mもあるそうです。高さはどこにも載ってなかったなぁ。30mぐらいかな?欄干から湖面を覗きこむ時より、ただ歩道を歩いているときの方がなぜかゾクゾクしました。


   

 自分は知らなかったのですが、弥栄大橋は山口県と広島県の県境をまたぐようにかけられているのですね。思いがけず広島県に足を踏み入れることになりました。

 この後、少し早かったのですが、この日の夕食を取る店に行きました。
 そのお店とは『いろり山賊』の玖珂店「桃李庵」です。
 はっきり言います。いろり山賊、料理そのものは二流です。
 この日食べた「山賊の名物コース」には焼き肉が含まれていたのですが、菜箸もなければトングもなかったですしね。生の肉を口に入れる箸で七輪の網に置けってことなのでしょうか。頼めば持ってきてくれるとは思うけど、それって頼まなくちゃいけないようなことじゃないですよね。
 名物の山賊おにぎりもデカいだけで塩が効いていなくて大して美味しくないし、デザートのアイスも二級品でした。
 じゃあいろり山賊は行く価値がないのかというとそんなことはありません。
 とにかく店構えが食事処の概念を覆す外観なのです。ドン!


   
 
 ほんと、何じゃこりゃあああああああああ!!!って言わずにはいられません。


   

 お雛様と鯉のぼり、奇跡のアンサンブル。にしてもお雛様の立て看板がハンパなくデカい。笑。


   

 敷地内に当たり前のように小川が流れています。この他、滝もあれば、神社も、観音像もあったりします。

 この他店内には無造作に美術品が飾られています。


   

 自分の目にはかなり良い品であるように映りました。模造品じゃないと思うなぁ。
 こういった美術品、民芸品が店のあちこちにあるので、それを見物するだけでも行ってみる価値は十分あると思います。


   

 ともかく年がら年中、祭り!祭り!!祭り!!!ってことなんですよ。
 岩国、いや、山口、広島など近くにお越しの際は是非一度いろり山賊に行ってみてください。

 夕食後は少しばかりの買い物をしてホテルに向かいました。


                                 続く
コメント
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