この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

第67期王将戦七番勝負第2局の大盤解説会に行ってきました。

2018-01-29 21:00:05 | ゲーム
 日曜日は第67期王将戦七番勝負第2局の大盤解説会に行ってきました。
 場所は吉野ヶ里温泉卑弥呼の湯の2階大広間です。
 大広間というと少しはカッコつくかもしれませんが、ここだけの話、ただの宴会場です。笑。

 大盤解説会って何?って思われる方のために説明すると、タイトル戦の番勝負をプロ棋士の解説を聞きながらみんなで楽しもうという会のことです。
 この説明でわかったかなぁ、う~む。

 大盤解説会がある以上当然タイトル戦の番勝負があっているわけですが、それは同じ建物ではなく、車で15分ほどの距離にある大幸園という創作料理屋で行われました。

 最初大幸園でタイトル戦の番勝負があると聞いたとき、正直何かの間違いだろうと思いました。
 なぜかというとタイトル戦の番勝負って格式のある建物か、老舗の旅館などで行われるイメージがあったからです。
 その点大幸園って一度行ったことがあるけれど、眺めがいいだけでそんなに格式も歴史もないような、、、おっと失言失言。聞かなかったことにしてください。笑。

 午前中はいろいろ用事があったので、会場に着いたのは2時過ぎでした。
 当然いい席が空いているはずもなく、大盤解説会なのにその大盤が小さくてよく見えない!大盤ってそんなに小さいの?って思いました。


   

 この日の解説である北浜健介八段と聞き手の武富礼衣女流3級。
 ぶっちゃけ北浜八段はトークは軽妙でしたが、差し手の予想はかなり外してました。笑。

 対局はタイトルホルダーである久保王将が上手く差し回し、挑戦者である豊島八段に一度もリードさせることなく、夕方5時過ぎ豊島八段の投了で決着しました。


   

 写真は投了図。
 豊島八段はここで投了したのですが、正直将棋素人である自分にはなぜ先手がここで投了しなければならないのかさっぱりわかりませんでした。
 北浜八段は「豊島八段はここでこう差したいはずです」としきりに▲8三歩成りを推奨していましたが、それはほとんど一手パスに近い緩手ですよね。
 自分なら▲8二銀で王手をします。
 当然後手の玉将は逃げるしかないから△6二玉の一手。
 先手は飛車を取りつつ▲3二竜の王手。
 それに対し後手は合い駒をするか、角で取るしかないわけですが、とりあえず角で取るとして、△3二同角。
 先手は▲4二飛車の王手角取り。△5二飛車。▲3二飛車成り。△3二同飛車。
 ここまで行くと逆転とまではいかずとも、乱戦模様にはなったと思うんだけどなぁ。

 どなたか将棋の詳しい方!
 なぜ豊島八段が105手目で▲8二銀としなかったのか、理由を教えてください♪
コメント
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