この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ともかく素晴らしかった『パディントン2』。

2018-01-30 21:52:44 | 新作映画
 ポール・キング監督、『パディントン2』、1/27、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2018年3本目。


 この日は映画を2本観ました。
 ただ、元々は2本観るつもりはなかったのです。
 なぜ2本観ることにしたかというと、今年になって観た『キングスマン:ゴールデンサークル』と『ガーディアンズ』がどちらもイマイチだったんですよね。
 新しい年になって観た映画が3本続けてイマイチだったら、たぶん心が折れるなと思って(折れやすい心だな!)、急遽、3本目に他の映画を観ることにしました。
 まぁつまり元々観る予定だった映画には期待できなかったってことですね。笑。

 さて、何を観るかですが、これには悩みました、、、と言いたいところですが、ほとんど選択肢はないに等しかったです。
 yahoo映画で評判がよく、なおかつ割引券が使えるユナイテッドシネマキャナルシティ13で上映時間が都合のいい作品は『パディントン2』ぐらいしかありませんでした。

 自分は比較的yahoo映画を信用しているので、そこでの評価が4.5点を越える『パディントン2』は間違いなく面白いのだろうなとは思っていたのですが(まぁ『鋼の錬金術師』も4点を越えてますが。笑。)、一つ問題があるとすれば、1作目を見ていないことでしょうか。
 まぁパート1を見らずにいきなりパート2を観るのはすでに『バーフバリ 王の凱旋』で経験済みだったので、問題ないと言えば問題なかったんですけどね。

 そんなわけでそれなりに面白ければいいと思って観に行った『パディントン2』なのですが、これがまた、めちゃめちゃ面白かったです。
 2018年に何本映画を観るか、もちろん確定していませんが、ベスト3に入ることは間違いないですね。
 それどころか、オールタイムでもベストテンに入ろうかというぐらいの面白さでした。

 本当にケチのつけようのない傑作でしたよ。
 まず何といっても脚本が素晴らしかった!起承転結がきっちりとしていて、なおかつその時点では大した意味を持たないように思えたことが後々になって伏線として回収されて、観ていてとても気持ちよかったです。

 アクションもよかったなぁ。
 自転車に乗った泥棒をパディントンがどうやって追っかけるかというと何と犬に乗って!ぶっちゃけ『キングスマン:ゴールデンサークル』の冒頭のカーチェイスの10倍ぐらいは手に汗握りましたよ。

 クライマックスの列車チェイスも素晴らしいの一言でした。
 列車チェイスといって思い出すのが『ローン・レンジャー』で、あの映画を観たとき「映画史に残る列車チェイスではないか」と思ったのですが、それに勝るとも劣らない素晴らしさでした。

 この映画の面白さを伝えられない自分の貧弱なボキャブラリーが恨めしくなりますが、ともかく、面白くて、可愛くて、じんわり泣けて、最後の最後は感動する、素晴らしい映画です。
 今何を観ようか迷っている人がいたら是非この『パディントン2』を観てください!
 本当にハッピーになれますよ。


 お気に入り度★★★★★、お薦め度★★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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