この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

おまけシーンが一番面白かった『ゾンビランド:ダブルタップ』。

2019-11-23 02:02:02 | 新作映画
 ルーベン・フライシャー監督、ジェシー・アイゼンバーグ主演、『ゾンビランド:ダブルタップ』、11/23、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年55本目。


 何だか2019年はいつもの年以上に続編尽いている気がしないでもないです。
 現在大ヒット公開中の『アナと雪の嬢王2』、『ターミネーター2』の正統続編を謳う『ターミネーター:ニューフェイト』、その他『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』『ジョン・ウィック:パラベラム』、『トイストーリー4』など、これほど多くの続編映画が公開された年ってあったでしょうか、、、あったかもしれないけど。笑。

 そんなわけで前作から10年ぶりの続編となる『ゾンビランド:ダブルタップ』が公開されました。
 しかし、何度も見返した『ターミネーター2』や前作からそれほど間がない『ジョン・ウィック』ならともかく、『ゾンビランド』なんて一回見たら即記憶から消去されるような作品の続編を10年ぶりに作られてもな、と思ったのですが、心配無用、新作の冒頭ではご丁寧にも前作がどのような映画だったのか解説してくれます。
 それだけじゃないんですよ。
 その冒頭では進化したゾンビのことも紹介されるのです。
 知識を有するゾンビ「ホーキング」に気配を悟られないゾンビ「ニンジャ」!
 おぉ、主人公たちはそれらの新型ゾンビと戦うのか、面白そう!!
 と思うじゃないですか。
 が、驚くなかれ、ホーキングもニンジャもそのあと一切登場しないのです。
 そっか、そーいえば『ゾンビランド』ってそーゆー映画だったっけ。。。
 まぁそういう映画です。笑。

 驚くことはまだあって、作中前作から10年が経過したという設定なのですが、その10年間に彼らが何をしていたかというと何と!!
 特に何もしていない!!
 ただホワイトハウスを根城としてダラダラしていただけ!!
 スゴい!!10年ぶりの続編なのに10年の時の流れを一切感じさせないなんて!!
 フツー、作中10年時が流れていたら、子供の一人や二人、出来ていそうなものなのに!!

 あ、一つ訂正、一つだけ10年間の時の流れを感じさせるものがありました。
 それはリトルロックを演じたアビゲイル・プレスリンがビックリするほど〇〇〇になっていたこと!!(〇〇〇には好きな単語を入れてください)
 あれには本当にビックリしました。

 そんなわけでこれといって特筆すべきことのないゾンビ映画だったわけですが、そうそう、本編終了後のおまけシーンは面白かったなぁ。
 あれは反則だと思いました。
 星二つでいいかなと思ったのですが、おまけシーンで星一つおまけです。 

 
 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (2)
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