この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

二度目の『アナ雪2』を観に行くぐらいならこちらを観て欲しい『殺さない彼と死なない彼女』。

2019-11-24 23:14:11 | 新作映画
 世紀末原作、小林啓一監督、桜井日奈子主演、『殺さない彼と死なない彼女』、11/23、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年56本目。


 本来、第一印象的に自分が観に行くような映画ではないんですよね、『殺さない彼と死なない彼女』。
 それがなぜ観に行くことにしたかというと、ツイッターで映画好きのフォロワーさんがやたら本作の推しリツイートを流してきたからです。
 いい加減にしてよ!と思いましたし、そこまで推されると逆に観に行く気が失せる!とも思いましたが、結局そこまで推すなら、、、という感じで押し切られて(超絶賛公開中の『アナ雪2』をほったらかして)ナイトショーで観てきました。
 押し切られてよかったです。

 まぁいろいろ思うことはありましたよ。
 例えば自殺について。
 世間では自殺はいけないことだってよく言いますよね。
 では聞きますけど、自殺がなぜいけないのか、具体的に説明出来る人っていますか?
 この質問に明確な答えを出せる人って、あまりいないんじゃないかな。
 中にはこういう人もいるでしょう、残された人のことも考えろ!(だから自殺してはいけない)
 自殺の是非はさておき、自分はこの答えが心底ムカつきます。
 残される人がいるから自殺してはいけないというのはつまり言い換えれば天涯孤独で友だちが一人もいない奴はさっさと死ねと言っているのと同じですからね(ひねくれていてゴメンなさい)。
 もし本当に自殺がしてはいけないことであるなら、残される人がいようがいまいがしてはいけないと思うんですけどね。

 ちょっと重いことを言っちゃいましたかね。笑。
 まぁ自分が何を言ったとしても所詮誰の心にも届きはしないだろうからテキトーなことを書いているだけなのでご容赦ください。

 ともかくいろいろなことを考えるいい切っ掛けになる映画だと思いますよ。
 二度目の『アナ雪2』を観に行くぐらいならこちらを観て欲しいです。

 あ、一つだけだけ教えてください。
 原作は未読なのですが「きゃぴ子」と「地味子」ってあくまで愛称なんですよね?

  
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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