この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

傑作SF映画だと思った『アップグレード』。

2019-11-16 23:06:50 | 新作映画
 リー・ワネル監督、ローガン・マーシャル=グリーン主演、『アップグレード』、11/14、ユナイテッド・シネマ福岡ももちにて鑑賞。2019年53本目。


 現在『ターミネーター2』の正統続編である『ターミネーター:ニューフェイト』が大ヒット(かどうかはよくわからないけれど)公開中です。
 仮に、『ターミネーター:ニューフェイト』と『アップグレード』、どちらを観た方がいいかと聞かれたら、自分は躊躇なく『アップグレード』を推しますね。

 ぶっちゃけ『ターミネーター:ニューフェイト』って『ターミネーター2』の続編であると同時に単なる焼き直しじゃないですか。
 アクション自体はレベルが高くても、全体のストーリーラインは破綻していて、そこに驚きも感動もなく、お世辞にも脚本は上出来とは言えないと思います(最善を尽くしたという見方は出来るとは思いますが)。

 一方『アップグレード』はアクションは過去に見たことのないもので、ストーリーに大きな破綻はなく、ラストは予想外で「えぇ!?」と驚かされました。

 SF映画好きであればまずは必見と言ってよい作品だと思いますが、公開館が恐ろしく少なく、福岡ではユナイテッド・シネマ福岡ももちのみで公開、しかも公開一週目の時点で一日二回上映、二週目からは一日一回上映で、21日には上映終了という、それは絶対おかしいだろ!という扱いです。

 お近くの映画館で上映されていたら、是非観に行ってください。
 何かかアップグレードする一作です。


 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。


 
コメント
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