この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

私が『逃げ上手の若君』を手に入れたわけ。

2023-11-07 20:42:19 | 漫画・アニメ
 日曜日は【一箱古本市】だったのですが、開催前に一つだけ心配事がありました。
 それは天気です。
 正確な日付は忘れましたが、10日間天気予報で佐賀市の日曜日の天気を見たら、降水確率が90%だったことがあったのです。
 雨の日の古本市なんて最悪ですよ。
 本は濡れるし、お客さんは来ないだろうし、荷物を車から降ろすだけでも億劫でしょうしね。

 ただ、心配事と言いつつ、同時に楽観していました。
 なぜかというと自分は「晴れ男」で、ここ10年ぐらいは雨が降ったせいでイベントや旅行が中止になったことがないのです。
 なので、雨が降らないか心配していたというより、当日はどうせ晴れるのだろうけど、事前の降水確率が最大どれぐらいまで高くなるかチェックしていたという方が正しいかもしれません。
 果たして【一箱古本市】当日の天気はどうだったかというと、、、無事晴れました。 
 っていうか、晴れ過ぎました。
 当日の気温、28度ですよ。
 一応テントは設営されていましたが、斜めから降り注ぐ太陽の光でサウナにでも入っているような気分になりました。
 どうして11月になってその年一番暑い思いをしなければならないのか…。
 予想のつかない天気って本当に嫌ですね。

 予想のつかないと言えば、古本市に出品した本の中でどれが売れるかもまったく予想がつきませんでした。
 自分が一番売れるに違いないと思った本は藤井八冠の師匠である杉本八段が書いたエッセイ集「師匠はつらいよ」でした。
 何しろ流行語大賞にノミネートされるほど藤井八冠は知名度がありますし、その師匠である杉本八段も今年はテレビでよくお見掛けしましたし、ネットでの評価も悪くないし、これはすぐに売れるだろうと思って、値段も強気に500円にしました。
 が、一日その本を手に取る人はいませんでした。 
 何でかな~、自分の置き方が悪かったのか、それとも佐賀市では藤井八冠の知名度はゼロなのか、結局そのエッセイ集は古本市では売れず、ブックオフで叩き売りすることになりました。

 何が売れるか予想がつかなかったのは隣りのブースも同じで、夫婦と子どもさんの三人で参加していたそのブースは主に子育て関係の手引書などを出品されていたのですが、ちょこちょこと漫画もありました。
 その中に『逃げ上手の若君』の1巻から3巻があり、これはすぐに売れるだろうなと自分は思いました。
 何しろ天下の少年ジャンプの連載作品ですし、来年からはアニメ化もされるらしいですし、またここだけの話、現在少年ジャンプで連載されている作品の中で唯一自分が読んでいる作品なのです(自分は『ワンピース』も『ハンターXハンター』も『じゅじゅちゅ廻戦』も読んでいません)。
 が、結局『逃げ上手の若君』の1巻から3巻は売れ残りました。
 隣りのご主人も「売れると思ったんですけどねー」と首をかしげていました。
 で、売れ残った『逃げ上手の若君』は自分が譲ってもらうことになりました。
 譲ってもらうというか、『ブレンパワード』のDVDを3000円+『逃げ上手の若君』で売ることに合意したんですけどね。

 というわけで今自分の手元には『逃げ上手の若君』の1巻から3巻までがあるのですが、さてどうするか。
 『逃げ上手の若君』、現在の少年ジャンプの連載作品の中で一番好きな漫画ではありますが、これ以上本を増やしたくない事情があって、単行本を買うつもりはありませんでした。
 しかし3巻まで手に入れたのであれば、4巻以降も買うべきなのか、それとも3巻まで手に入ったのはたまたまなのだから、そのままブックオフに売り払うか、なかなか悩ましい選択に迫られています…。

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