この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

続きが気になる終わり方ではあった『クレイヴン・ザ・ハンター』。

2024-12-27 23:27:41 | 新作映画
 J・C・チャンダー監督、アーロン・テイラー=ジョンソン主演、『クレイヴン・ザ・ハンター』、12/24、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(鑑賞料金1300円)。2024年61本目。

 『クレイヴン・ザ・ハンター』、一時は観るのを諦めていました。
 公開週は用事があったので、公開二週目に観に行こうとしたのですが、イオンシネマでは公開二週目だというのに一日二回しか上映がなく、その二回が夕方と夜という個人的に観に行くのに都合の悪い時間帯だったんですよね。
 まぁすでに切りよく60本観ているし、あえて観に行かなくてもいいかと思ったのですが、平日に天神に行く用事が出来たので、そのついでに観に行くことが出来ました。
 まぁ面白かったですよ。
 60本という切りがいい本数で観に行くのを止めとけばよかった!なんてことにならなくてよかったです。

 アーロン・テイラー=ジョンソン、自分の中では未だに『キック・アス』の頃のひょろ細い青年のイメージがあります。
 その当時の自分に、この映画の主役俳優、そのうちムキムキマッチョになるんだぜ、と言っても絶対信じなかったでしょうね。笑。
 信じられないと言えば、嫁さんが23歳年上というのもそうですね。
 世の中にはいろんな愛があるものです。

 本作の良いところはまずは何と言ってもアクションでしょう。
 度肝を抜くアクション!とまではいきませんでしたが、充分及第点を与えられるレベルでした。
 
 キャラクターも良いと思いました。
 こういったヒーローものって敵役がどれぐらい存在感があるかでヒーロー自身の魅力も決まると思うのですが、本作のライノ、それにフォーリナーはなかなかユニークで良かったです。
 それに主人公クレイヴンの弟のディミトリもね。
 最初はヒーローもので兄弟の確執かぁ、もういいよ、と思ったのですが(『マイティソー』や『アクアマン』で見飽きているので)、本作のディミトリは決して兄セルゲイとはなれ合うことがないように受け取れたので、二人のこれからを見てみたいと思いました。

 とはいえ、褒めるところばかりじゃないんですけどね。
 映画comのレビューでも書かれてますが、全体的に雑であり、大雑把でしたね。
 自分が思ったのは、主人公のクレイヴンはマフィアや違法なハンターなど、悪党をハンティングしているのですが、じゃあそのための資金はどこから来ているんだよ、ってことでした。
 刑務所から脱獄する際は最終的に飛行機を飛ばしたりしているので、結構お金がかかっていると思うんですけれど。
 週末にウーバーイーツでバイトでもしているのかな?笑。
 というようなことは突っ込んだらいけないんでしょうね。

 ともかく、続きが気になる終わり方ではあったので、本作をもってソニーのスパイダーマン・ユニバースが終了するのは残念に思いました。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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