この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

高いところが苦手です。

2020-09-15 22:40:44 | 戯言
 今度の四連休、パラグライダーをするために大分の湯布院に行きます。一人で。
 一人で、と言っても、もちろんパラグライダーの機材を所有していて一人で飛びに行く、という意味ではなく、パラグライダーの体験スクールに一人で参加するという意味です。

 よくそんなところに一人で行きますね、と言われたりもするのですが、別に好きで一人で行っているわけじゃないよ!
 一応何人かに声をかけてみたのですが、返事は判で押したように決まって「高いところが苦手で」なんですよね。
 う~~~む、と思わずにはいられません。

 自分は九州の5ヶ所のフォレストアドベンチャーに行ったことがあります。
 さすがに5ヶ所も巡っていると、10mぐらいの高さなら平気になっちゃいました。

 大阪に行った時、アベノハルカスの「エッジ・ザ・ハルカス」というアトラクションをやったことがあります。
 アベノハルカスの最上階の端っこから下を覗き込む、という悪趣味なアトラクションなのですが、特に怖いと思うこともありませんでしたよ。

 などと書くとまるで自分が高いところが平気なようですが、そんなことはないのです。
 なぜフォレストアドベンチャーや「エッジ・ザ・ハルカス」は平気かというと、ハーネス(安全器具)をつけている限りは安全である、ということを学習したからです。
 なのでハーネスをつけていない状態だと高いところは怖いです。

 去年、岡山に行った時、カーナビの指示に従っていたら、とんでもない山越えのルートを行く羽目になったんですよね。
 二台がすれ違えないほどの道幅しかなく、しかもガードレールなどといった気の利いたものはないのです。
 ハンドルを少しでも切り損ねたら谷底へ真っ逆さま!!
 あの時は本当に怖くて、ガードレールのある道に出た時は安堵のあまり体の震えが止まりませんでした。
 あの時の体験に比べたらフォレストアドベンチャーなんて屁でもないですね。
 口笛を吹きながらでも出来ちゃいますよ。

 さて、今述べたことは実はパラグライダーとはあまり関係ありません。
 だって、大空を飛ぶパラグライダーで安全なんて保障されるわけがないですからね。

 先日、モーターパラグライダーが利根川に墜落し、操縦していた30代の女性が亡くなられました。
 その事故を報じるヤフーニュースのコメント欄ではモーターパラグライダー、及びパラグライダーを否定する意見が圧倒的でした。

 モーターパラグライダーのことはよく知りませんが、パラグライダーのことはある程度知っています。
 毎年パラグライダーの事故で1人から5、6人の死者が出ています。
 パラグライダーはフォレストアドベンチャーと違い、絶対安全なスポーツではないのです。

 ただ、自分はパラグライダーが絶対安全ではない、ということを知っていて、今度の四連休、やりに行こうと思っています。
 なぜ自分は絶対安全とは言えないパラグライダーをするのか?
 理由は、、、ちょっと説明しにくいのですが、強いて言えばスリルを味わうためにはリスクは欠かせないということを経験上知っているからです。

 ではなぜスリルを味わうのか?
 こう言い切ってしまうと共感出来ない人も多いかもしれませんが、スリルを味わうと生きるのが楽になります。
 だから、自分は死にたいと思っている人には、さっさとパラグライダーかバンジージャンプをしろ!と言いたいですね。
 パラグライダーで空を飛んだら、自分の存在とそれに付随する悩みがちっぽけであることに気づくはずだから。

 そのためには多少の危険を冒す価値はあるんじゃないかなぁ。
 まぁそれで死んだらシャレにはならないので、19、20日はそうならないように楽しんできたいと思います。
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