この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

無明橋は止めて無明橋に行くことにしました。

2020-09-16 21:37:39 | 旅行
 今度の四連休、大分に行くつもりだということはすでに何度か書きました。
 由布院ではパラグライダーをするつもりですが、実は旅行のメインの目的はそれではなく、天念寺の無明橋を渡ることです。

 天念寺の無明橋、テレビで紹介されたこともありますが、あまりメジャーな観光スポットではないようです。
 天念寺の無明橋というのは、天念寺という廃寺の裏にそびえる天念寺耶馬にある石橋のことで、絶壁にかかる様子から「天空の石橋」とも呼ばれています。
 「天空の石橋」という異名は伊達ではなく、たどり着くだけで命がけなのです。
 大袈裟でも何でもなく、マジで落ちたら死ぬところにあります。

 本当は落ちたら死ぬところになんて一人で行きたくはないのです。
 でも落ちたら死ぬところに一緒に行ってくれるような知り合いはいないし、そもそも落ちたら死ぬところに一緒に行こう、と誘う勇気もありません。
 それでも無明橋は渡ってみたいし、そこからの絶景も眺めてみたいし、覚悟を決めて一人で行くしかない、そう思っていました。

 今日、会社の昼休みに、テキトーに無明橋のことを検索していたら、驚くべきものを見つけました。
 【天空の石橋 無明橋ツアー】だと?
 マジで?って思いましたよ。
 落ちたら死ぬと言われているところに行くツアーがあるの?
 それとも落ちたら死ぬと言われていることが大袈裟なだけなの?
 どちらにしても一人で無明橋アタックをしたくなかった自分にはこれ以上ない朗報です。
 開催日は10月11日とのことで、早速申し込んじゃいました。
 というわけで、19、20日の大分旅行はメインの目的が消滅したので行くのは止めにします。

 いや、嘘、19、20日の方も行きます。
 天念寺の無明橋アタックが無くなっただけで。
 代わりに無明橋に行ってみようかと思っています。
 無明橋の代わりに無明橋?何それ、禅問答?と思われた方もいるかもしれませんが、実は大分には無明橋という名称の橋がいくつかあるのです。
 一番有名なのが天念寺の無明橋で、次いで有名なのが天念寺にほど近い、中山仙境の無明橋です。

 もちろんこちらの無明橋のことも知っていましたよ。
 ただ、同日に二つの無明橋にアタックするのはさすがに無謀かと思って敢えて無視していました。
 興味がなかったわけではないので、逆に好都合ですね。

 というわけで19、20日の大分旅行では天念寺の無明橋ではなく、中山仙境の無明橋にアタックしたいと思います。
 待ってろよ、無明橋!!

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