この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

いのちのたび博物館に行ってきました。

2014-09-20 23:14:05 | 旅行
 9/20の土曜日は『不思議博物館』のイベントで北九州の八幡東にある『いのちのたび博物館』に行ってきました。

 北九州までは低級遊民さんの車で連れて行ってもらったのですが、さすがに迎えには来てもらえなかったので、低級遊民さんの家までは自分の車で行きました。 
 久しく知り合いの家を訪ねるということがなかったのでそれだけでちょっと緊張しましたね。
 不仲という話の妹さんには会えず(在宅ではあったらしい)。それが心残りです。
 とはいえ、場所はわかったので、今度みんなで遊びに行きましょう♪

 
   


 写真は昼食を取ったイオンモール八幡東で子供用のショッピングカートに乗ってはしゃぐ低級遊民さん。通報されなくて幸いでした。笑。

 
 さて、今回のいのちのたび博物館訪問は不思議博物館のイベントだったわけですが、なぜそのようなイベントが催されたかというと、現在いのちのたび博物館で開催されている企画展『THEモンスター展』で不思議博物館館長製作の作品が展示されているからです。まぁぶっちゃけ館長が自慢したかったってことですね。笑。


   


 館長の作品の、、、何だっけ?メモを取ってなかったので忘れました。

 特別展そのものは『THEモンスター展』という割には単純に大きさ(小ささ)だけにこだわった展示内容だったので、途中で飽きちゃいました。古代の恐竜はこんなに大きかったんですよ~と言われても、絶滅した生き物にあまり興味は持てないのです(恐竜マニアの方、ゴメンなさい)。

 自分がモンスターだな、と思う生き物は、それこそ不思議博物館の目玉であり、驚異的な生命力を持つクマムシや、特殊な再生をするプラナリア、不老不死といわれるベニクラゲだったりするのですが、そういった特殊な生き物の展示はありませんでした。
 例外的にエキノコックスに侵されたネズミのホルマリン漬けが展示されていて、それは「ゲェ!」と思いました。写真はあるけど、貼らない方がいいよね?

 
 常設展の方はこんな感じ。


   

   

 
 実寸大の恐竜の化石、、、のレプリカ。
 自分は捻くれ者なので、ただでさえ古代の生き物にはそれほど興味がないのに、そのレプリカとなると、作品としてよく出来てるなぁぐらいにしか思わないのです。うん、よくない見方だね。笑。
 
 こんなものもあったよ。


   


 この二匹のカブトガニ、何をしているところなんだろうね?教えて、先生!!

 あまり冴えない記事になっちゃいましたが、それは自分があまり恐竜に興味がないからで、恐竜マニアの方であれば、いのちのたび博物館は垂涎の観光スポットじゃないでしょうか。

 まぁでも個人的には不思議博物館の館長や不思議子ちゃん、常連さんとだらだら~と半日過ごせたので、それはそれで楽しかったですけどね。
 あと参加者の中に、不思議博物館に一回しか行ったことがないのに今回のイベントに参加してみたという女性が数名いて、そのことに(博物館で見たどの展示物よりも)驚いたことはここだけの秘密です。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は人と分かり合えないのか?『猿の惑星:新世紀(ライジング) 』。

2014-09-19 23:12:25 | 新作映画
 マット・リーヴス監督、アンディ・サーキス主演(?)、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』、9/19、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2014年35本目。


 優れたSFは現代を強烈に風刺するものだ、と自分は考えます。
 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を観て、いろいろ考えさせられましたよ。

 大阪人を毛嫌いする人がいたとしましょう。
 彼は大阪人の短所を、例えば、がめつい、言葉がきつい、マナーが悪い、などなどいくつも論い、続けてこう言ったとしたら?
 まぁでも自分には大阪人の知り合いはいないし、大阪に行ったこともないけどな、と。
 ふざけんな、って思いません?
 もしくは馬鹿じゃないのか、コイツって。
 
 人間は様々な感情を有しています。
 その中には負のものも多くあります。
 憎む、蔑む、嫌う、妬む、恨む、etc。
 そういった感情と無縁でいられたらって思いますけど、実際人生って楽しいことばかりじゃないですからね、負の感情を抱くこともままあります。

 でも、見たことも会ったこともない相手に対して負の感情を抱くのはどーよ?って思いますね。
 そうすることで何の得があるのか?って聞きたくなります。

 しかし、そういったことって現実にはよくあることです。
 上述の大阪人の例をさらにスケールアップすればそのまま嫌韓論ですよ。
 実際に会った韓国人に不愉快な目に合わされた、だから韓国人が嫌いだ、というならわかります。
 それは自然な感情ですよね。 
 でも、ネットの情報に踊らされ、実際会ったこともない韓国人を毛嫌いする人の多いことといったら!

 一個人が大阪を嫌ったとしてもそれで何か問題が起こるとは思いません。
 でも嫌韓論は違います。

 今、日本は韓国と領土問題で揉めています。
 そのことで問題を武力によって解決すべきだ、と過激な主張をする輩もいます。
 馬鹿じゃないのか、って思いますけどね。
 領土問題は、その土地にどれほどの価値があったとしても、決して武力によって解決すべき事柄じゃない。
 軍隊を投入することで一時的に解決したとしても、戦争に突入したら元も子もないですよ。
 日本と韓国の間で戦争が起こったら、高い確率で韓国は日本の原子力施設に対してミサイルを撃ち込んでくるでしょう。
 ご丁寧なことにそれらの施設の多くは日本海側に射的の的の如く設置されてますからね。狙いやすいったらありゃしない。

 いやいや、日本と韓国の間で戦争が起こったとしても、韓国がミサイルを撃つことはありえない、って主張する人はその根拠を教えて欲しいですね。
 自分が韓国の大統領だったら間違いなく撃ち込みますね。例えそれで世界から非難の的になるとしても。
 だってそれが日韓戦争を終わらせる、もっとも簡単で手っ取り早い方法じゃないですか。
 原子力施設に攻撃などしないだろうと、そこで韓国人の人間性を信用するのは間違ってます。あまりにも虫が良すぎる。

 だから、大前提として韓国と戦争にならないようにしなくちゃいけないんですよ。
 人として、決して譲れないものもあるでしょう。ときにやむを得ず戦争に突入することもあるかもしれない。
 しかしその理由が領土問題などであってはいけない、そう思います。

 今ここに書いたことに腹を立てる人もいるでしょう。納得出来ない人もいるはず。
 しかしそういう人はまず『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を観に行け、って言いたいですね。
 そして共存への道を放棄して、戦争に突入することの愚かしさを知れ、と言いたいです。

 たかが娯楽映画ですが、そういったことを考えることもときにあります。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車で行くべきか、車で行くべきか。

2014-09-18 23:29:51 | 日常
 今度の土曜日、9/20は不思議博物館のイベントで北九州の八幡東にある『いのちのたび博物館』に行く予定です。
 まぁイベントといっても、博物館に展示してある不思議博物館館長の作品に卵をぶつけるだけなんですけどね。嘘。

 行くことにはしているのですが、どうやって行くのか、決めかねています。
 車でしか行けない場所は車で行くしかないわけですが、『いのちのたび博物館』は車でも電車でも行ける場所にあるんですよね。
 さて、どっちで行くべきか。

 最初は電車で行こうと思ってたんですよね。そっちの方が明らかに楽なようだし。
 でも、わざわざ遠く北九州まで出かけて、観光した施設が一ヶ所というのは何だか勿体ないような気もしました。
 具体的にいうと、北九州の八幡まで出張ったなら、どうせならさらに足を延ばして門司にある『カボチャドキア国立美術館』まで行けないかと思ったんです。
 『カボチャドキア国立美術館』は個人的にお気に入りの美術館で、年に一回は行きたいなと思ってるんですよね。
 その場合電車ではなく車で行くしかないわけです。

 しかしこの計画はすぐに無謀であることがわかりました。
 同じ北九州であっても八幡と門司はそれほど近くはなく、八幡で『いのちのたび博物館』を見学した後『カボチャドキア国立美術館』に行く暇はなさそうでした。

 やっぱり電車で行くか、と思ったのですが、ふと思いつきました。
 北九州まで出張ったなら、さらにさらに足を延ばして関門海峡を越えて山口まで足を延ばすっていうのはどうだろうか。
 実は自分は山口には以前から行ってみたいと思っていた場所があったんですよね。
 それは今流行りの角島!!
 ではなく、オートマタ工房の『二象舎』です。
 土曜日は『いのちのたび博物館』を見学し、夜になって山口に移動し、車中泊、そして日曜日に『二象舎』に行く、というプランは我ながら素晴らしいものに思えました。

 しかしこのプランにも問題があって、まず日曜日にお袋と久留米で行われる『第12回 久留米焼きとり日本一フェスタ』に一緒に行く約束をしてるんですよね。
 その約束を蹴って、お袋に「ゴメン、山口に行くことにしたから」と言うのはやっぱり言いにくい。
 それに強行スケジュールかなぁという気もして…。
 9/23には野球観戦という予定も入れてますしね。

 電車で行くか、車で行くか、車で行ったとして山口まで足を延ばすか、いろいろ考えあぐねていたのですが、最終的に低級遊民さんから「イベント、どうしますか~。よかったら乗せていきますよ~」というお誘いの電話がかかってきたので、それに乗っかることにしました。笑。
 まぁ『二象舎』はまた別の機会に行けばいいでしょう。
 十月には三連休もあるしね。

 そうそう、日曜日はお袋と焼き鳥フェスタに行くつもりだと書きましたが、よかったらどなたか一緒に行きませんか?(お袋は別に気にしないタイプなので)
 焼き鳥好きには必参加のイベントだと思いますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近購入したDVDについて。

2014-09-17 21:42:21 | 旧作映画
 最近購入したDVDです。
 といっても廉価版や中古ばかりなんですけどね。


   


 まずはツタヤで購入した『パシフィック・リム』と『ホワイトハウス・ダウン』。どちらも廉価版で一枚1000円でした(他にも『クロニクル』も購入して、ある人に貸したんだけど、いつ戻ってくるのやら…。)。
 購入した自分が言うのもなんですが、廉価版が出るのが早すぎませんかね?
 『パシフィック・リム』を劇場で観たのが去年の8/10、『ホワイトハウス・ダウン』が8/17です。ってことは劇場で公開されて1年ちょっとで廉価版が出てるってことになります。
 もう少し遅くてもいいんじゃないかなぁと思います。
 もし自分が通常版を正規の価格で購入して数か月後に同じものが1000円で販売されたら気が狂う、、、ってことはなくても腹は立つけどなぁ。
 あと『パシフィック・リム』と『ホワイトハウス・ダウン』の廉価版は発売され、この2作とほぼ同時期に劇場された『ローン・レンジャー』の廉価版が発売されないのはよくわからないですね。


 廉価版はまだ未発売のはずの『ラスト・スタンド』はなぜかレンタルショップでレンタル落ちのものが大量に売られていて、それを購入しました。販売価格はたったの580円!!
 めっちゃ安いなぁと思っていたら、別のレンタルショップでは500円でしたよ。『ラスト・スタンド』を安売りするのがレンタルショップの間で流行してるんですかね?


 ブック・オフで購入したのが『セント・オブ・ウーマン』と『ミステリー・メン』のDVDです。
 『セント・オブ・ウーマン』はすでにDVDは持っていたんですが(誰かに貸してるんですが、誰に貸したかは忘れた。笑。)、ブック・オフで100円で売っていたので思わず買っちゃいました。
 その価格設定、絶対間違ってるよね。
 
 『ミステリー・メン』は500円で売っていたので、500円ならいっか♪と思ってレジに持って行ったら、その日はセール中でさらに100円引きしてくれました。笑。
 家に帰って調べたら、この『ミステリー・メン』、アマゾンの取引が新品のDVDだと¥ 36,439(!)、中古だと¥ 3,529でした。
 まぁだからといってどうだってことはないですけど、欲しいっていう人がいたら2000円でいいですよ?(←セコい)。

 以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おっとっとを買ってみた。

2014-09-16 21:16:55 | 折り紙・ペーパークラフト
 久しぶりに(というかもしかしたら生まれて初めてかも?)森永スナックのおっとっとを買いました。
 といっても急におっとっとを食べたくなったとか、おっとっとで水族館ごっこをしたくなったとか、そーゆーわけではなくて、目的は箱の内面に印刷されたペーパークラフトなんですけどね。

 自分はペーパークラフト作家の中村開己さんの作品が好きなんですよ、これとかね。
 
 その中村さんの作品がおまけでついてくるのですから、こりゃおっとっとを買わねばなるまいってものですよ。
 中村さんのブログでは9月から発売と書いてあったのですが、一軒目のショッピングモールでは売ってなくて(おっとっと自体は売ってたけど、おまけがペーパークラフトではなかった)、九州ではまだなのかな~と思ったのですが、二軒目のスーパーで手に入れました。


   


 中を開けるとこんな感じ。


   


 で、実際作ったのがこれ。


   


 正直に言うと、う~~~ん、こんなもんかぁって感じですね。
 自分の作り方が雑だったせいかもしれませんが、思っていたほどはパタパタ動きませんでした。

 ペーパークラフトは全六種あるそうなので、もうちょっと買い続けてみようとは思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幼気な少女を透明な檻に閉じ込めてみました。

2014-09-15 21:15:53 | 雑事
 *初めに断わっておきますが、タイトルと本文にあまり関係はありません。


 先日、生まれて初めて博多人形の絵付け体験をした、ということは既に記事に書きました(こちら)。
 書き忘れてましたが、実はその時の体験料金がたったの1000円だったんですよね。
 人形込みで1000円というのは破格に安いと思います(その分教え方に些か雑なところがあったけど…)。

 家に持ち帰ってお袋に見せたら、せっかくの博多人形なんだからケースに入れた方がいい、というようなことを言われました。
 お袋曰く、人形は埃が付きやすい(目立ちやすい)とのことです。

 そういうものなのかと思って、最初100円ショップに行ったんですよね。フィギュアやコレクションを飾るためのケースを売っていた記憶があったので。
 が、100円ショップには適当なケースはありませんでした。売ってあったのは横置きのケースばかりでした。

 人形を飾るためのケース、たぶん博多人形を取り扱っているお店かドールショップにでも売ってるんでしょうけれど、1000円で入手した人形のために1000円以上のお金を投資するのは違うな、と思って、自分で作ることにしました。


   


 で、実際作ったのがこれ。
 手元にある材料だけで作ったので、チャチな感じは否めませんが、自分としては充分気に入ってます。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人的にそこまでハマらなかった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。

2014-09-14 23:50:25 | 新作映画
 ジェームズ・ガン監督、クリス・プラット主演、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、9/14、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2014年34本目。


 最初にこの映画のことを知った時、正直あまり観る気がなかったんですよね。
 アメコミ原作であってもつまんない映画っていくらでもあるじゃないですか。『グリーン・ホーネット』(その年のワースト1!)とか、『グリーン・ランタン』(実は未見。面白いの?)とか、『パニッシャー』(これも未見)とか、『デアデビル』(これまた未見)とか、『キャットウーマン』(やっぱり未見)とか、アメコミ原作の駄作映画の系譜に連なる作品なんだろうと思ってました。

 その評価がもしかしたら違うのかもしれないと思い始めてのは、公開が近づくにつれて、自分が信を置いている映画評論家が挙ってこの作品をべた褒めしていたからです。
 もう本当にべた褒めの嵐で、普段辛口の評価が多い評論家までが絶賛しているのを目の当たりにすると、これはかなりの傑作に違いないと思うようになりました。鑑賞前の期待値は相当高かったです。

 で、実際鑑賞しての感想ですが、、、う~~ん、正直そこまでハマらなかったかなぁ。
 決して悪いとは思わなかったんですよ。点数的には70点ぐらいかな。
 ただ、観る前にハードルを上げ過ぎて、80点か、90点ぐらいの作品に違いないと期待してしまったので、あれ、こんなもの?と思ってしまったんですよね。

 なぜ自分がこの映画にハマらなかったのかは何となくわかります。
 この映画では1970年代のアメリカのポップスが重要な役割を果たすんですよ。
 ここぞ!というときに耳に心地よい、甘いメロディーが流れてくるのです。
 そういった音楽に(一時的にでも)ハマった人は当然この映画にもハマるでしょうね。それどころか感涙するかもしれない。
 でも自分は昔の音楽に疎いので、キャッチーなメロディーだな、ぐらいにしか思わないんですよね。

 あと、この映画は『スター・ウォーズ』の旧三部作にハマった人は間違いなくハマるでしょうね。
 あの三部作を意識しているなと感じられる部分が多々あるので(例えば主人公のフェイスマスクを造形したのが『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーのマスクを設計した人と同じ、とか、そういった細かいところにこだわっている)。
 しかし自分は映画ファンにあるまじきことに『スター・ウォーズ』旧三部作がそこまで面白いとは思ってないんですよねぇ、、、困ったことに(いや、困らないけど)。
 『スター・ウォーズ』の旧三部作がエポック・メイキングな作品だった、ということは理解できるのですが。

 そんなわけで、本作に対する自分の評価はそこまで高くないですが、1970年代のアメリカのポップスが好きって人なら★一つ、さらに『スター・ウォーズ』ファンであればさらに★一つ加えられると思います。


 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろ納得出来なかった『るろうに剣心 伝説の最期編』。

2014-09-13 20:58:59 | 新作映画
 大友啓史監督、佐藤健主演、『るろうに剣心 伝説の最期編』、9/13、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2014年33本目。


 『るろうに剣心 京都大火編』に続いて、『るろうに剣心 伝説の最期編』を観てきました。
 いろいろ納得出来なかったです。

 一番最初に「はぁ?」と思ったのは、前作で薫を助けようと黒船から海に飛び込み、浜に打ち上げられ剣心を師匠である清十郎が“たまたま”助けたこと、、、ではないんですよ。
 そんな偶然があるか!と思わないでもないですが、それはまぁ置いといてもいいです。
 納得出来なかったのは、目を覚ました剣心が清十郎にいきなり飛天御剣流の奥義の教えを乞うんですよね。
 でもそれっておかしくないですか?
 何で剣心は飛天御剣流にそんな奥義があるってことを知っていたんでしょうか。
 いや、剣心が知っていたということはすなわち清十郎がその存在を教えたってことなんでしょうけれど、どこの世界に弟子に奥義の存在を教える師匠がいるんでしょうか?
 奥義って例え相手が弟子であってもそんなに軽々しく存在を口にするようなものじゃないと思うんだけど、原作ではそこら辺はどうなんですかね?(原作は未読)

 あと、京都から江戸に戻った剣心は留守を預かっていた恵が「お茶でも…」と言うのを「いや、そのような時間はないでござる」とか言って断るんですが、なぜか「あんたにはこれが似合うから」と手渡された緋色の着物には素直に着替えるんですよね…。茶を飲む時間はなくても着替える時間はあるのか、剣心(そんなことをやってるから警官隊に捕縛されてしまう)。

 さらに志々雄が待つ黒船に剣心らは小舟に乗って近づこうとするんですよね。そんな小舟に乗って近づこうとしたって銃で狙い撃ちされるんじゃ、、、と思ってたら、次のシーンではもう黒船に乗り込んでるんですよ。それはないなぁと思いました。

 他にもちょこちょこと「?」って疑問符が頭に浮かぶシーンはあったんですが、ただそれらは重箱の隅と片づけてもいいようなことではあるんですよね。
 何といっても本作はアクション映画なんですから、アクションにさえ魅力があれば脚本に多少の疵があったとしてもそれは不問にしたっていいと思います。

 本作で一番納得出来なかったのはクライマックスの志々雄真実戦なんですよ。
 ご丁寧なことに戦いが始まる前に志々雄の部下である由美から志々雄は十五分しか全力では戦えないことが明かされます。
 その時点で相当なハンディキャップじゃないですか。
 それで実際戦いが始まると驚いたことに剣心たちは剣心、左之介、斉藤の三人で同時に襲い掛かるんですよ(途中から蒼紫まで加わって四対一)。
 いくら志々雄が絶対悪で、無類に強いからといって四対一っていうのはさすがにない。
 アクションのレベルそのものは非常に高いんですけど、四対一の戦いは観ていて何だか萎えました。四人の側が勝つのは当たり前ですしね。カタルシスも得られなかったです。

 そんなわけで個人的にちょっとなぁと納得の行かない箇所もありましたが、前述の通りアクションそのものは目を瞠るものがあり、これまでの日本映画のアクションの概念を覆すものがあったと思います。
 純粋にアクションを目当てで観に行くのであれば問題はないのかもしれません。


 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

折り紙で空想上の生き物を折ってみました。

2014-09-12 20:53:15 | 折り紙・ペーパークラフト
 先日の『ガチャピン会』の席で話題が趣味の話になり、自分は折り紙だ、というようなことを言ったんですよね。
 その流れで最近【ケンタウロス】を折ったことも話しました。
 そしたら一緒に飲んでいたKさんが「え~、【ケンタウロス】って折り紙で折れるものなんですか~」と疑わしそうに言うんですよ。
 失礼な!!折ったと言ったら折ったに決まってる!
 というわけで初お披露目です。
 見よ、これが【ケンタウロス】だっ!!

   

 どうですかね、【ケンタウロス】に見えますか?
 折ったのは自分ですが、考えたのは前川淳という超有名な折り紙作家さんです。
 不思議博物館に置いてあった折り紙の本とにらめっこしながら折りました。
 といっても完全に手本通りに仕上がったわけではないんですけどね。ちょこちょこ手を抜いています。汗。
 そこまで難しくはなかったです(手を抜いてますが)。
 単純に難しさだけでいえば同じ前川作品の【キリン】の方が上でしたね。


 ついでだから他にもいくつか過去作から空想上の生き物をご紹介♪


 まずは【天使】。

 
 
 この作品はインターネットにアップされていた動画を参考にしながら折りました(こちら)。
 無料で折り方を公開するなんて心が広いなぁ。


 次は【ペガサス】。

   

 これは自分の創作です。普段はあまり折り紙作品の創作はしないんですけどね。
 ある折り紙講師の方にこの作品を見せたら、「台座がよく出来ていますね」と褒められました(←褒められてない)。


 おまけでもう一つ。

   

 空想上の生き物というのとはちょっと違いますが、【三つ首の鶴】です。
 これも前川作品です。
 実は今日紹介した四作品の中で唯一折り方を覚えている作品です。
 実は自分で考えた【ペガサス】も折り方を覚えてないという…。
 まぁ折り紙ではよくある話なんですが。

 あ、書き忘れてましたが、今日紹介した四作品はすべて「不切正方形一枚折り」です。
 ハサミで切ったりはしてないし、上半身と下半身で別の紙を用いているわけでもありません。
 その点に留意して作品を見直してもらうとまた別の驚きがあるんじゃないかな…。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壁ドンをして驚いた。

2014-09-11 21:16:16 | 雑事
 突然ですが、皆さんは「壁ドン」をしたこと(もしくはされたこと)がありますか?
 自分はあります。
 あれは忘れもしない不思議博物館でのことです。
 不思議子ちゃんのうめさんに壁ドンをして自分の想いを打ち明けたんですよね、、、っていうんじゃなくて。

 いつだったか、仕事ですっごい腹が立つことがありました。
 今となっては何に腹を立てたのか、具体的なことは一切忘れてしまったのですが、あまりにも腹が立って、それが収まらないから、トイレの個室に行って壁を思いっきり「ドン!」と拳で殴りつけたんですよ。
 そしたらどうなったと思います?
 驚くことに壁にヒビが入っちゃいました。笑。


   


 壁がセメントじゃなくて幸いでした。セメントだったら殴りつけた拳の方が砕けていたでしょうからね。
 皆さんも壁ドンをする際は壁の素材が何なのかにも十分気を付けるようにしましょう(いや、フツー壁は殴らないから)。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする