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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

男と女、嘘つきなのはどっち?

2015-02-19 22:07:44 | 戯言
 もうずいぶんと前になりますが、ネットで知り合った女性と映画を観に行くことになりました。しかし、上映開始直前になってドタキャンを喰らわされました。
 まぁドタキャンするにはドタキャンするなりの理由があったようなので、このときはその人のことを許すことにしました。また機会があれば映画を観に行きましょう、というようなメールのやり取りをして終わりました。

 当然その機会はドタキャンした側が作るもの、と思っていたのですが、待てど暮らせど一向に彼女から連絡がなく、業を煮やした自分は自分から連絡を取りました。約束していた映画鑑賞はいつにしますか?って。
 そしたら彼女から返事が来て、あのときはたまたま観たい映画が一緒だったけれど、あなたとは映画を一緒に観る気はない、というような内容でした。
 さすがにこれにはカチンと来ましたよ。
 人にドタキャン喰らわせておいて、この人は少しも悪いと思っていないのかって。

 女性ってどうしてこんなふうに約束を破って嘘をついて人を傷つけて平然としていられるんですかね?男性の自分からしたらちょっと信じられません。

 と言われたら女性の皆さんはどうしますか?
 たぶん、こんなふうに反論するんじゃないかな。
 件の女性は約束を破って嘘をついて人を傷つけるような人間だったけれど、すべての女性がそうだというわけではない、と。
 その通りだと思います。
 世の女性がすべて嘘つきだというわけではないですよね。

 これは少し前のことですが、マイミクの女性がこんなことを呟かれていました。
>男の人はどうして嘘つくの?複数の女と付き合いたいものなの?
 どうしたのかな?とは思いましたが、自分は男の端くれとして、嘘をつく、つかないに性差はないと思います、というようなことをコメントしました(実際はもうちょっと長いコメントをしました)。
 それに対してそのマイミクさんは、私には出来ないので理解できません、というレスをつけました。
 う~~~ん、にべもないな。笑。

 たぶん、その人もわかってはいるんですよ。常識的に考えてすべての男性が嘘つきであるわけがないですから。
 でもそういうふうに考えた方が楽なのかなって思います。
 だって、すべての男性が嘘つきではないのであれば、特定の男性が嘘つきであるということになり、厳しい言い方をすれば、それはつまり自分自身に男性を、引いては人を見る目がないってことになりますからね。

 そこまでわかっていて、あえてこういう記事を書いているのは、その人に、真実を見つめる勇気を持て、と言いたいからです。
 時にそれは目を背けたくなることもあるけれど、逃げてばかりいてはどうしようもないですからね。
 と、現実逃避ばかりしている自分に言われたくはないだろうけれど。笑。

 自分自身に関して言えば、約束に関する三ヶ条というものがあります。
1.出来ない約束はしない。
2.一度した約束は出来る限り守るようにする。
3.約束を破ったら誠心誠意謝る。
 これだけですけどね。自分はこの三ヶ条を守るように心がけています。

 ちなみに嘘に関しては、嘘をつかないようにする、ではなく、嘘をつくときは出来るだけバレないように嘘をつくようにする、と考えています。
 だって、嘘をついて問題になるのはバレたときですからね。バレなければ何も問題はない。笑。
 というのは半分冗談ですが、でも嘘をつくことは必ずしも悪いことではないと考えているのは本当です。
 ときに、真実を告げる方が罪深いことがある。
 私たちは大人になり、そのことを頭の中で充分理解しているはずなのに、言葉にすることには抵抗があるようです。

 というようなこともすべて嘘かもしれないのであまり真に受けない方がいいですよ。笑。 
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スナイパー・オフのお知らせ♪

2015-02-18 20:43:45 | 日常
 2/21、映画『アメリカン・スナイパー』公開を記念し、スナイパー・オフを開催したいと思います。


 一次会はユナイテッドシネマキャナルシティ13にて映画『アメリカン・スナイパー』を鑑賞。集合時間14:50、上映開始15:20。


 二次会はいつもの如くジュンク堂2Fの『サンゲリア』にて夕食。違った、『サイゼリア』だ。集合時間18:30。


 三次会は今泉にある『シューティング・バー』にてバンバン銃を撃ちまくる予定。現地集合で集合時間は20:00。


 ちなみに自分は0次会で【手作りフェアin九州】に行こうと思ってます。現地集合で集合時間は10:00。
 忙しい一日になりそうだ…。


 オフ会への参加者を募集します。
 二次会からの参加、三次会のみの参加も歓迎です。もちろん0次会からの参加もね。笑。
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どんこでネックレスを作ってみよう。

2015-02-17 21:24:27 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 今日はどこの家にも置いてある(かどうかはわからない)どんこを使ってネックレスを作ってみましょう。
 
 と、その前に「どんこ」と言って何かわかりますかね?
 「どんこ」というのは大分の方言で干しシイタケのことを言います。他の地方では何て言うんだろう…。

 どんこのアクセサリーは去年の11月に行った【フクオカきのこ大祭】で知りました。自分でも作れそうだと思ったので自分でも作ってみることにした次第です。

 まず用意するのは当然どんこです。
 どんなどんこでもよいと言いたいところですが、ネックレスを作ろうと思ったら椎茸の石突きが傘の縁とピタリと接しているのが理想ですね。
 写真だと右のものが理想です。こういう理想的などんこは一袋に一個か二個あるかどうかだと思います。
 まぁネックレスにこだわらず、ペンダントとかだったらそれこそどんなどんこでもいいんじゃないかなぁ。


   


 ①まず表面に吹いている粉を落とす。
 ②あとはひたすらマニキュアを塗りたくるだけ。マニキュアは100円ショップで売っているものでOKです。
 塗りたくったものがこんな感じ。


   


 光沢が出ているのがわかりますか?これで強度が高められ、腐敗しにくくなります(そのはず)。
 あとは紐を通して完成♪


   


 これをつけてNYの街を歩いていたら、「君、そのオシャレなペンダント、どこで買ったんだい?」と訊かれること間違いなし♪(訊かれねーよ)
 まぁオシャレかどうかはさておき、どんこアクセサリー、(ネックレスだと石突きの形が問題になりますが)簡単に作れることは作れるので、この週末にでも試しに作ってみては如何でしょうか。
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警固・薬院をぶらついてきました。

2015-02-16 20:26:18 | 日常
 土曜日は映画を観終わった後、警固・薬院をぶらついてきました。
 天神まで映画を観に行くと、映画を観ただけで帰るのは勿体ない!って思っちゃうんですよね。一言で言うと貧乏性ってこと。笑。
 あ、地理に不案内な人に説明しておくと、警固は天神に隣接する、マンションやアパートが多い地域で、薬院は天神から一キロほど離れた位置にあるオフィスビルなどもある高級住宅地です。この説明で合ってるかな?

 ぶらついた、といっても一応目的地らしきものはあって、それは警固にある『La:mmin & Mo:kki』というお店です。
 お店、と書きましたがお店かどうかすらわからないんですよ。ただ、HPにある「power of paper and design」というキャッチコピーが気になっていたので確認するために行ってみることにした次第です。
 
 『La:mmin & Mo:kki』に行く途中で見つけたアンティークのお店『VOILA!』
 アンティークのお店というとこじゃれた感がありますが、実際お店があるのはかなり古いアパートの一室でした。お店のあるアパートが既にアンティーク。笑。


   


 店の中は店主がフランスまで足を運んで仕入れたアンティークが所狭しと置いてあったのですが、一番目を引いたのがこれ。


   


 フランスの操り人形。写真を見ても十分怖いですが、現物はさらに怖かったです。これをプレゼントされたら確実に嫌がらせだと思いますよね。自分は今月末に公開される『アナベル 死霊館の人形』というホラー映画を思い出しました。
 西欧の古いものが好きという方は行ってみてはどうでしょうか。


 さらに警固の町をうろついたのですが、『La:mmin & Mo:kki』がお店を構えるフォンテーヌ警固というマンションがなかなか見つからず…。
 見つからないのも道理、フォンテーヌ警固の隣りのマンションの人に道を尋ねても「フォンテーヌ警固?どこかで聞いたことあるんだけど、どこだったかなぁ?」と言われました。都会ってこれだから!
 まぁそれでも何とかマンションを見つけ、エレベーターもなかったので徒歩でお店のある五階まで昇りました。
 が、お店は何と店休日!
 お店の人はいたのですが、ちょうど出かけるところだったみたいで、「店休日を確認してきてください」と言われて、そのまま来た廊下を戻る羽目になりました。
 一応来る前にHPとブログは見ていたので、あれぇ、店休日を見落としてたのかな?と思ったのですが、家に帰って確認したところHPにもブログにも店休日、営業日、ともに書かれてませんでした。
 こんな営業スタンスで成り立つというなら、商売って案外楽なんですね。
 と嫌味の一つでも言ってみる。まぁ散々歩かされたからこれぐらいは言ってもいいでしょう。


 この後警固からもう少し足を延ばし、薬院にある『ギャラリー亞廊』に行ってみました。
 『ギャラリー亞廊』ではちょうど(もちゃもにぃpuresents)「昭和の麗しきデザインと物悲しき駄玩具たち」というイベントをやっていました。
 昔懐かしの駄菓子の袋や人形、販促用のポスターなどが展示してありました。


   


 ピンクレディーのソフビ人形。恐ろしく再現精度は低いですが、どっちが「ミーちゃん」でどっちが「ケイちゃん」か何となくわかる。笑。

 
 どうせだからということで、『もちゃもにぃ』に行ってみることにしました。
 外観はこんな感じ。


   


 おもちゃ箱をひっくり返したような、という表現がありますが、まさにそんな感じのお店でした。


   


 基本的に駄玩具の類いが多かったのですが、中にはレアなものもありましたよ。こちらはそこまでレアではない(らしい)「ブラックキューピー」。


   


 今ではいろいろ問題があって生産されてないそうです。そりゃそうだな。笑。
 ちなみに三体セットで¥4500とのこと。ちょっと手が届かないですね。

 何も買わないのもどうかと思ってウルトラ怪獣の指人形を買いました。
 それがこちら。


   


 突然ですが、この指人形、五体でいくらだったでしょう?
 ズバリ正解された方にはこの指人形をプレゼントします(ただし遠方の方は着払いで。笑。)。
 正解者多数の場合は先着一名様にプレゼントします。
 指人形はいらないという方でもクイズだけでも参加してください。

 『もちゃもにぃ』、なかなか楽しいお店だったのでまた時間があれば行ってみたいです。

 休日に街をぶらぶらするのもなかなか楽しいものだなとあらためて思いました。
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あまりのつまらなさに自分の中の全米が泣いた!『マッハ!無限大』。

2015-02-15 07:27:21 | 新作映画
 プラッチャヤー・ピンゲーオ監督、トニー・ジャー主演、『マッハ!無限大』、2/14、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2015年5本目。


 トニー・ジャー初主演映画である『マッハ!!!!!!!』を観たときの衝撃は今でも忘れられません。
 このときのキャッチコピーは「一、CGを使いません 二、ワイヤーを使いません 三、スタントマンを使いません 四、早回しを使いません 五、最強の格闘技ムエタイを使います」だったのですが、このキャッチコピーが本当に相応しい、どうやってこんなアクションシーンを撮影しているんだ?と思えるような衝撃の映像の連続でした。
 そして『マッハ!!!!!!!』を観終わった時、これからのアクション映画はトニー・ジャーを中心に動いていくに違いない、そう確信したものですよ。

 続く主演第二弾『トム・ヤム・クン!』は『マッハ!!!!!!!』ほどではないにせよ、それなりに楽しめるアクション映画でした。『マッハ!!!!!!!』を100点としたら75点ぐらいかな。
 そしてしばらくトニー・ジャーの名前を聞かなかったんですよね。あれ、どうしたんだろうと思った頃に公開された復帰作『マッハ!弐』がひどい出来でした。アクション映画なのに鑑賞後カタルシスがまったく得られないというどうしようもない映画でした。
 それからまたしばらくトニー・ジャーの名前を聞かなくなり、完全に消えたと思っていたのですが、今年になってこの『マッハ!無限大』の公開を知りました。

 何かおかしいな、とは思っていたんですよ。
 なぜかというと『マッハ!無限大』というタイトルの割に、『トム・ヤム・クン!』の続編というのですからね。フツーに『トム・ヤム・クン!2』にすればいいのに、と思いました。
 まぁそれは『マッハ!』の方が通り名がいいからかなと思うことにしたのですが、よりおかしいのはキャッチコピーですよ。
 本作のキャッチコピーは「一、CGを使います 二、ワイヤーを使います 三、スタントマンを使います 四、早回しを使います 五、最強の格闘技ムエタイを使います ∞、今度は何でもアリです!」なのです。
 明らかに一作目を意識しながら、同時に限りなく後退した感のあるキャッチコピーです。
 まぁでもそういった第一印象は無視することにして、公開されるのを楽しみに待っていました。
 これだけ待たせたのだから、それなりのアクション映画を見せてくれるに違いない、そう思ったのです。
 しかし、その期待は完全に裏切られました。『マッハ!無限大』は『マッハ!弐』をさらに上回る駄作でした。

 まず、ストーリーがどうしようもなくダメダメでしたね。
 トニー・ジャー扮する主人公が家族同然である象を奪い返しに行くというのは前作『トム・ヤム・クン!』と同じなのですが、象が奪われた理由が想像出来ます?
 何と、象の牙に爆弾を仕掛け、それによって要人を暗殺するというものでした。
 まさか象の牙に爆弾が仕掛けてあるとは誰も思うまい…、みたいなことを悪役がしたり顔で言うのですが、そりゃ誰も思わないよ!そんな面倒臭いやり方で暗殺を試みる奴がいるなんて!!
 当日になって象が言うことを聞かなかったらどうするつもりだったんだろうと思わずにはいられません。
 
 また、本作では地下格闘組織が出てくるんですけどね、その組織に属するソルジャーは強さ順でナンバリングされているんです。
 まぁそれはいいんですが、そのナンバーがご丁寧に胸に焼き鏝で刻印されるんですよ。仮に20位の奴が19位を倒して順位を上げたらどうするんだろうとやっぱり思わずにはいられませんでしたね。
 順位が変動するたびに刻印し直すのだとしたら、体中が刻印だらけになりません?

 まぁそういった、ストーリーのダメさ加減、設定のアホらしさは目を瞑ってもいいんですよ。アクション映画なのですから、アクションシーンに魅力さえあれば。
 アクションシーンがこれがまた本当にダメダメでした。
 まず、見せ方がダメ。今年公開された映画では『96時間レクイエム』も相当アクションシーンがガチャガチャとして見づらかったですが、本作もそれとどっこいどっこいぐらいでした。
 加えて本作ではアクションシーンがCGで加工されているのですが、そのCGがお粗末な出来で…。想像ですが、『マッハ!!!!!!!』のキャッチコピーの中の「CGを使いません」は「CGを使“え”ません」だったんじゃないのかな。CGを使いこなすだけの技術が当時のタイ映画にはなかった。それが時が経ち、CG技術の向上により、それなりに使えるようになったもんだから使ってみようということになった。
 そんなふうに思えるほど本作でCGが使われていると思しきシーンはレベルが低かったです。

 それにしても今年は新年一発目に観た『バルフィ!人生に唄えば』を除いて、劇場で鑑賞するに値しない作品が続くなぁ。
 次に観る予定の『アメリカン・スナイパー』はさすがにそんなことはないと思いたいです。


 お気に入り度は★、お薦め度は★は五つで満点、☆は★の半分)。
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チョコレートがいっぱい♪

2015-02-14 09:38:42 | 日常
 今日はバレンタインデイですね!
 というわけでチョコレートがいっぱいです。
 こんなたくさんのチョコレート、食べられるかなぁ。


   


 一つ難を言えば、女の子からもらったチョコレートが一つもない、ってことでしょうか。
 お袋からもらったものを除くと、七割方はゲーセンのUFOキャッチャーでゲットした奴かなぁ。
 まぁチョコレートなんて誰からもらったものであっても味なんて変わりはしないですからね…。


 悲しくなんて、ないっ!!!
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大自然とカンガルーとキチガイの国、オーストラリアにようこそ!『ミック・テイラー 史上最強の追跡者』。

2015-02-13 22:45:42 | 旧作映画
 しんしんさんお薦めの『ミック・テイラー 史上最強の追跡者』を見ました。

 先週の日曜日にツタヤで5本DVDを借りました。
 借りたのは『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』、『NY心霊捜査官』、『かしこい狗は、吠えずに嗤う』、『モーガン・ブラザーズ』、それにこの『ミック・テイラー 史上最強の追跡者』の5本です。
 普段5本借りるときはもうちょっとジャンルがばらけるように借りるのですが、今回はちょっとホラー寄りかな。まぁでも自分らしいチョイスだと思います。
 『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』と『かしこい狗は、吠えずに嗤う』はレビューを書いたのでそちらを読んでもらうとして、残る3本のうち『NY心霊捜査官』はまぁまぁよかったです。あるレビューに書いてあった通り『セブン』ミーツ『エクソシスト』という感じでした。
 『モーガン・ブラザーズ』はクソでした。自分が大好きなホラーコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』に雰囲気が似てるかな?と思って借りたのですが、まったく似ておらず、出来に関しては雲泥の差でした。途中で見るのを止めました。
 5本目の『ミック・テイラー 史上最強の追跡者』なんですが、実は見るのは止めようと思ったんですよね。
 理由はあまりにも怖そうだったから、、、ではなく、自室のDVDデッキでは動作不良で再生出来なかったからです。まだ準新作なのに動作不良かよ!と鑑賞は諦めようと思ったのですが、パソコンでは鑑賞出来るかな?と試しにやってみたら何事もなく再生出来ました。
 う~~~ん、DVDデッキで再生出来なかったのはなぜですかね?別に故障しているわけではないようなのですが。

 それはさておき、『ミック・テイラー 史上最強の追跡者』ですが、わざわざパソコンで鑑賞した甲斐がありました。非常によかったです。
 何がよかったかというとまずオーストラリアの大自然ですね。普段ネイチャーもののドキュメンタリーなどを見る趣味はないのですが、この作品の中のウルフ・クリーク渓谷はとても美しいと思いました。

 そして大自然と対比するようなゴア描写のクオリティが高く、ほぉと感心しましたね。SFXはいい仕事してる、って思いました。
 ホラー映画にしてはカーアクションにも迫力があり、それもよかったです。

 展開にツイストがあるのも自分の好みでした。
 最初、ベトナム戦争の帰還兵であるサイコキラー、ミック・テイラーに狙われるのはドイツ人バックパッカーの女性なんですよ。果たして彼女は逃げ切れるのか?と思わせたところで、ミックの獲物は別の人物に変わるんです。
 なかなかの高等テクニックではないかと思いました。

 ツッコミどころはそれなりにあるとは思います。
 ミックに狙われた人物の車がカーチェイスの途中ガス欠になりそうになります(ホラー映画の定番と言っていいシチュエーションですね。電話をかけようとしたらバッテリーが切れ、車で逃げようとしたらガス欠になる。)。
 でもあんな荒野の真っただ中でガス欠になるなら例えミックに襲われてなくてもガス欠になってたんじゃない?って言いたくなります。

 それにミックがいくらなんでも殺しすぎだろうって思いましたね。寄る者近づく者をとにかく皆殺し。警官であっても躊躇しない。しかも死体の処理が極めて雑。これで捕まらないというのはさすがにないかなぁと思いました。
 
 まぁでもそういった疵はあまり気にならなかったです。ホラー映画のキャラクターとして「ミック・テイラー」は秀逸だと思いました。
 3作目が製作されるようであれば是非見てみたいですね。

 ところでこの映画、原題が『ウルフ・クリーク2』というそうです。ウルフ・クリークというのは南オーストラリアに実際ある観光地だそうで、よく実際にある観光地をタイトルにしたなぁと感心しました。
 この映画を見たらウルフ・クリークに行く気が失せると思うけどなぁ。観光客、激減しないんですかね?
 自分は逆に興味を持ちましたが。笑。
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自主製作映画の領域をはるかに超える『かしこい狗は、吠えずに嗤う』。

2015-02-12 20:52:03 | 旧作映画
 ネットで評判になっていた『かしこい狗は、吠えずに嗤う』を見ました。

 う~~~ん、と唸ってしまいましたね。
 本作は自主製作映画なのですが、その領域をはるかに超えていてるというか(『螺旋銀河』を見たときも同じようなことを思いましたが)。
 結局自主製作映画って、商業映画に比べ、セットやロケなどにかけられるお金の額こそ少ないものの、役者の演技や脚本などでは対等に勝負出来るのだなぁと改めて思いました。

 ネタバレなしで見た方が確実に楽しめる作品だとは思います。
 ただ本作では、それを知らずに見た場合、受け入れがたい着地点かもしれないなぁと思うので、あえてバラします。
 本作は二人の少女の青春劇で始まり、ホラー映画として幕を閉じます。
 そのツイストが実に見事で非常に感心しました。

 去年『渇き。』という映画があったじゃないですか。
 あの映画のキャッチコピーは確か「愛する娘はバケモノでした」だったと思います。
 本作にキャッチコピーをつけるとしたら「初めて出来た親友はバケモノでした」になるかな。
 初めて出来た親友がバケモノだったら、あなたはどうしますか?と問いかけるような作品と言ってよいと思います。

 バケモノと一言で言ってしまうと、まるで私たちと無縁の存在のように思えるかもしれませんが、決してそうじゃないと自分は思うんですよね。
 猟奇的な犯罪を犯した殺人犯に「サイコパス」のレッテルを張ることによって、私たちは彼らとは違う、そう安心したがっているだけなのではないでしょうか。
 本当に私たちは猟奇的な犯罪を犯さないという確証はあるのか?サイコパスにならないという根拠は?
 そんな確証も根拠もない、そう思います。
 なぜなら私たちの心はまったく揺るぎのないものでも、決して壊れないものでもないからです。

 そんなことをこの映画を見て思いました。
 
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【卵味噌】を作ってみました。

2015-02-11 21:45:17 | 日常
 ブログの常連である蒼史さんに教えてもらった【卵味噌】を作ってみました(参考にさせてもらったレシピはこちら)。

 ぶっちゃけテキトーに作るつもりだったんですよ。
 そんなに難しそうな料理でもなかったので、男の料理みたいな感じでいいだろうと思って。
 水、または酒と書いてあったので、当然水を使うつもりでした。
 でも、お袋が「料理はきちんと分量を量って作らないとダメ。水かお酒って書いてあったらお酒を使った方が良い」みたいなことを言うので、その助言に従い、きちんと量を量り、お酒(料理酒)を使って作ることにしました。

 
   


 お袋から大匙一杯は分量で言うと15gと言われたので、きちっとデジタルはかりで量ったのですが、砂糖60gってこんなに多いのか!と驚かされました。
 とりあえずレシピの手順に従って、焦がさないように気を付けて、混ぜ混ぜ…。


   


 すぐにある程度固くなるものと思っていたのですが、一向に固くなる気配もなく…、十分ぐらいは混ぜ混ぜしてたかなぁ。五分ぐらいで出来るかと思っていたのだけれど。
 レシピには「半熟状態が美味しいです」って書かれていたのですが、そんな感じには全然ならなくて、気がつくといつの間にかペースト状になってました(焦がしはしなかったです)。
 で、完成したものがこちら♪


   


 で、夕食で実食したのですが、感想は、、、甘い!!甘すぎる!!!
 明らかに砂糖の入れすぎでした。いや、レシピ通りの分量ではあるんだけど、もうちょっと減らさないといけないみたいです。


 ところでこの【卵味噌】は北海道在住の蒼史さんから教えてもらったのですが、元々は東北の青森県の津軽地方の料理だったようです。
 青森県の料理が北は北海道にまで伝えられたのだとしたら、南はどこまで伝わっているのでしょうね。福島の小夏さんやあっつぁんさんは知っているのかな?
 九州の福岡では今のところ知ってるって人に会ったことはありません。
 料理がどのように伝播するのか、なかなか興味深いものがあります。
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フツーに面白かった『花とアリス殺人事件』。

2015-02-10 23:32:34 | 読書
 岩井俊二原作、乙一著、『花とアリス殺人事件』、読了。


 四ヶ月ぶりの乙一です。
 四ヶ月というと週間連載漫画の単行本出版のスパンですから、一小説家の新作を拝むにはずいぶん短いな、と思います。
 乙一、ミルク代を稼がなければいけないせいなのか、最近はかなり真面目に仕事してますね。笑。

 前作の『僕は小説が書けない』の出来があまりにもアレだったので、今作もどうかなぁと心配だったのですが、さすがに前作ほどひどいってことはありませんでした。フツーに面白かったです。あくまでフツー。
 作者の、『GOTH』やら『ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズのような傑作に比べたら、大したことないというか。
 まぁ岩井俊二監督の同名作の映画公開に合わせたノベライズなので、そこまで期待するものではないのかな。

 岩井俊二監督の作品はこれまで一作も見たことがないのですが、見た方がいいんでしょうか? 
 岩井俊二作品って何だかオシャレでトレンディーな感じがして受け付け難く、これまで避けてきたのですが、それって喰わず嫌いなんですかねぇ。
 本作を読む限りはそこまでオシャレでトレンディーって感じはしません。

 まぁいろいろ疑問は起きましたけどね。
 例えば、苗字が「黒柳」で名前が「徹子」の一般人っているのかなぁとか、登場する男の子の名前が「光太郎」で前作の主人公と同じなんだけれど、そのことに意味はあるのだろうかとか、「渡邊勘治」という老人についてかなりページが割かれているんだけど、結局あの老人って何だったんだろうかとか、正直内容についてはあまり感心しなかったのです。結末もそれほど意外ってわけではなかったですしね。
 でも、アリスにしても花にしてもキャラはいいなと思えたし、二人の会話は読んでいて楽しかったので読後感は悪くなかったです。
 次回作は内容の伴ったものであれば、と思います。
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