この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

三谷幸喜の新刊を買いました。三ヶ月遅れで。

2015-11-26 20:49:09 | 読書
 映画『ギャラクシー街道』の大不評の嵐は未だ衰えを知らず、三谷幸喜はこの作品で少なからずファンを失ってしまったようですね。
 中には虎の子の『古畑任三郎』のDVDボックスを売り払ってやる!と言ってる人もいるみたいです。自分に安く売ってくれないかな。笑。
 自分はというと、『ギャラクシー街道』を駄作だとは思ったものの、三谷幸喜のファンを辞めるつもりは今のところありません。
 『ギャラクシー街道』を指して、三谷幸喜は終わったという人もいるようですが、彼も人の子、昔から駄作はありましたよ。
 テレビドラマでいえば、『今夜、宇宙の片隅で』とかね。あれは本当に面白くなかったですから。
 舞台も全部が全部傑作ってわけではないはずです。

 三谷幸喜の仕事の中で一番外れが少ないのは実はエッセイじゃないかと思っています。
 エッセイというのは朝日新聞に連載している『ありふれた生活』のことですけどね。
 その連載期間はかれこれ15年にもなるそうです。
 だいたい一年に一巻、まとめられたものが刊行されるのですが、すべてのエッセイを読んでいるにもかかわらず買っていて、そして再読し、笑わせてもらっています。
 
 で、最新巻となる『三谷幸喜のありふれた生活13・仕事の虫』を買いました。刊行されて三ヶ月遅れで。
 あれ?って感じです。
 別に故意に買わなかったわけではないのです。
 単純に刊行に気づかなかっただけで、、、いつの間に出ていた?って首をひねらずにはいられません。
 朝日新聞連載ですから、刊行される場合はそれなりに大きく広告が打たれるはずなんだけど、気づかなかったなぁ。

 たまたまネットで存在を知ったのですが、何しろ12巻も続いている長期シリーズですから、13巻目が出ても果たして購入済みなのかどうかがイマイチよくわからない。笑。
 もちろん手元にはないのですが、購入して紛失している可能性も無きにしも非ずですからね。
 本屋で見つけたときも、中身を改めてチェックし、未購入だあること確認してからレジに持って行きました。
 それだけ確認しても購入済みだったらどうしようと気が気でなかったですけどね。笑。
 家に帰ってゆっくり読んでから、よーやく未購入である確証を得ました。ほっ。

 中身は安定した面白さでした。
 上手なエッセイのお手本と言ったところ。
 そのお手本を欠かさず買っているお前の文章がイマイチなのはなぜなんだ?と問われたら、それはそれ、これはこれと答えるしかないですね。
 ほんと、自分の文章が上達するのはいつの日になるやら。。。 
コメント
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