おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その17

2010-06-07 23:05:29 | 
「ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった」
 今日は、呑兵衛たちの月9の日。類氏は、相も変わらず旨そうに呑んでいる。

 類氏の故郷は高知。今日の1本目は、高知から。高知の仁淀川の清流や土佐和紙、豊かな自然の恵みである。以前、出張で、高知の中村に行った。ご存じ、四万十川の流域である。あのときは、職場の上司と四万十の恵みを堪能した。その前に、高知に泊まったのだが、皿鉢料理を食した。前にも書きコしたと思うが、こと、鰹に関して言えば、いわきの方が旨い。先日もテレビで、高知出身の方がいわきで水揚げされたカツをで「タタキ」を作り、これを高知に送っている。残念ながら、ブランド力で負けている。もっと自信を持たなければ。
 で、類氏、ディープな通りを歩いている。入ったお店は「大衆割烹 ときわ」。いきなり、栗焼酎「ダバダ火振」、栗焼酎というもの、どのような味がするものか、呑んでみたいと思うのは、小生だけであろうか。つまみに、土佐の魚が出てくる。類氏、当然酒が進む。
 呑み終えてのれんをくぐると、類氏の目はうつろ、呂律も回っていない。故郷ということで安心したか。でも、あと5、6軒行くそうだ。

 お次は、中央線なひと 西荻窪。「にしおぎ」と言った方が通りはいい。近くの善福寺公園、菖蒲がきれいである。
 類氏は、「食彩独歩 OHWADA]へ。ここ、いわゆる脱サラのお店。酒の肴も面白い料理である。気になったのは、サンマの子どもの一夜干し「はりこ」。骨まで食することができる。あのほろ苦さを想像してみた。類氏、ビール(琥珀)から日本酒へ。銘柄は「真澄 純米吟醸辛口生一本」。名前からして旨そうだ。やはり、日本酒は辛口に限る。続いて、芋焼酎「玉露 原酒」、37度だ。旨い料理と旨い酒、なかなかだ。
 「中央線なひと」によれば、中央線沿線は全共闘世代、ただ、このお店、客層は若い。料理もそのような感じ。

 東急沿線、といってもいろいろだ。東横、大井町、目蒲、目黒などなど。類氏が訪れたのは目黒線・武蔵小山。
 先ず行ったお店は「リーディンググラス」、老眼鏡のお店だ。欧米から輸入しているようで、ファッショナブルだ。日はまだ明るい。ナレーター曰く「類氏、老眼は進むが、酒場を探す嗅覚はますます発達している」とのこと。さすがだ。通りに大きな声、今日のお店「江戸一」の女将の声だ。元気がいい。入ってくるお客には「おかえり」。
 ここで、新たな飲み物を知った。「ハイサワー ハイッピー」。ホッピーではないのか。早速INで調べてみる。そうか、果樹が入ったやつだ。ホッピーと同様、プリン体がないということは喜ばしい。
 料理はカウンターに大皿盛り。どれも旨そうだ。特に、銀だらの煮付け、あれで日本酒やったら最高だろうな。
 ところで、類氏、カウンターの脇に座った柔道3段の「みきちゃん」が気になるようだ。

 最後は、牛込神楽坂。先ずは、アバンギャルドな和菓子屋「船橋屋」へ。今まででは考えられないような創作系。どら焼きの生地にカレー味、どんなものか。食してみたいような気はする。
 類氏は、このあたりにありそうな通りを歩く。入ったお店は「よしだ」。類氏、カウンターに座ると、サッポロラガー。手酌で呑む。料理はお任せで、出てきたものを食する。ちなみに、飲み物と料理で3,500円。いいお値段だ。鳥料理が中心で、ここも創作系だ。
 鳥系のお店、実は、職場の上司で「鳥」がだめな方がいる。本人曰く「かわいそうだ」とのこと。本当か。小生、それを気にせず、旨いものを食して、これを肴にいい酒を呑みたい。

コメント
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