おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その19

2010-06-21 22:34:06 | インポート
 酒場放浪記でこのところ登場するのが「ハイサワー」。どこか、記憶の片隅に呑んだ記憶があるような無いような。家の近くのスーパーに行ったら、ハイサワーがおいてあった。レモンとライム。なんだか懐かしさを感じる。その傍らには、焼酎「純」。「純」は学生時代にお世話になった焼酎だ。25度は高めなので、いつも20度の安いヤツを買っていた。ちょうど、酎ハイが流行りはじめた時期、ライムハイ、レモンハイ、ウーロンハイなどなど。ブルーハワイは舌がまっ青になったりして。懐かしさのあまり、思わず「純 20度」と「ハイサワーライム」を買ってしまった。

   

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 先ずは、類氏の故郷、土佐。今日は安芸市。阪神タイガースのキャンプ地だ。
 安芸の名産なのだろうか、類氏は天日干しを食していた。呑み前の呼び水のごとく。日はまだ明るい。類氏、後ろめたいとのことであるが、ナレーター「そうはだれも思っていない」とつっこむ。
 お店は「白牡丹」、類氏、いきなりカツオの刺身をニンニクで食する。旨そうだ。ただ、前にも書きコしたが、カツオはいわきが旨い。飲んだお酒は、「美丈夫」、高知の一番東の酒蔵だそうな。そして、「土佐鶴」のぬる燗へ。類氏、コミュニケーションをとりに隣席へ。土佐の呑み方が始まった。ご返杯、ご返杯の連続。まねするなとのことだ。
 呑み終えてのれんをくぐると、まだ明るい。ただ、類氏は、もう店の名前を忘れている。これから、もう一つの幸せを探すそうだ。

 2軒目は新松戸。常磐線と武蔵野線が交差するところ。学生時代、同級生がこの近くから通っていた。当然、武蔵野線で西船橋まで、そして総武線というルート。類氏、天然酵母のパン屋さんを訪問。作っている。自作のパンが焼き上がり、食して一言、「酒のつまみになる」。さすがとしかいいようがない。
 ここでも、まだ明るい。お店は「綱長井」。お通しは煮物。生ビールで流し込んでいる。興味をひいたのは燻製。自家製の鯵の燻製をつぶマスタードで食していた。恐らく、鯵の干物を熱燻しているのだろう。チーズの燻製も自家製とのこと。小生も、燻製の血が騒ぎはじめた。
 類氏、呂律回らず。いつものことだ。

 そして、西武新宿線「東伏見」、ハンカチ王子の早稲田大学野球部の練習場がある。この番組は、「我らの酒場王子」の出番。
 お店は「鳥金」、元々は鶏肉屋とのこと。類氏、お店に入る前に「時間が早いので気が引ける」とのことであったが、ナレーターのつっこみ、「全く気が引けてはいない」。ここ、ホッピーにレモンが入っている。ハイボールの時もそうだったが、柑橘系が入ると香りがよくなる。小生は好きである。類氏、鳥ワサに焼き鶏を食す。店主が焼き鶏を焼いている姿、背筋がピンと伸びている。職人を感じた。

 小生も、早速、「純」と「ハイサワーライム」で一杯。懐かしい味だが、今となっては、少し甘めか。とりあえず、少しの間、この組み合わせで呑んでみよう。

コメント
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