おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

N響アワー

2010-09-12 22:31:22 | 音楽
 N響アワーでは、月1回、マーラーのシンフォニーを放映している。
 
 今日は、マーラー最初の交響曲「巨人」。指揮は、ズービン・メータ、多分、N響とはお初ではなかったか。このシンフォニー、最初は、5楽章で構成された交響詩だったが、第2楽章の「花の章」が削除され、今の形になったそうだ。

 小生、最初に聴いたマーラーのシンフォニーは、まさに「巨人」。ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団のLPだ。マーラーとワルターは師弟関係とのこと。なかなかの名演だと思う。

 マーラー、「いつか私の時代がやってくる」、と言い残したように、一時、マーラーブームが起こった。小生、天の邪鬼につき、ブームになると別なものを聴きたがる性分で、その時は、もっぱらブルックナーを聴いていた。でも、マーラーのシンフォニーは奥深い。

 ところで、ベルリンフィルを確固たる地位に高めた指揮者、アルトゥル・ニキシュという指揮者がいる。ニキシュの遺族は、「ニキシュ・リング」という指輪を、指揮者カール・ベームに贈呈した。1981年8月にベームは逝去。遺言により、そのリングが手渡されたのは、本日の指揮者ズービン・メータである。

 メータは、イスラエルフィル時代、アンコールで、イスラエルでは御法度の「ワグナー・トリスタントイゾルデ前奏曲」を演奏してしまった。ユダヤ系民族のワグナーに対する敵意は、第2次世界大戦のなせる技。恐らく、メータは、あくまでも芸術的な視点から演奏したと思うのだが。

 戦争がもたらす影響。恐ろしい。

 今、WOWOWで「ザ・パシフィック」という第2次世界大戦、とりわけ、ミッドウェイから沖縄戦までのドラマをやっている。アメリカ製作なので、当然、視点もアメリカであるが、いずれにしても、戦争の悲劇は味わいたくない。

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セロのレッスン

2010-09-12 21:05:31 | 音楽
 今日は朝から雨。

 早々に田人に水を汲みに行った。水場から見える三角山は、雲で覆われていた。もしかすると、一気に秋が来るのかもしれない。

 午後からは、セロのレッスン。前回から2週間、短期間でのレッスンとなる。

 ひねったのか、小生、両手の小指の関節と、右手首が痛んでいた。当然、練習もままならぬ。ただ、無理はできない。今日は調子が良かったので、演奏はできたが、やはり、練習不足である。

 今日のレッスン会場は、初めてアリオスの別館だった。この施設、1986年に、おそらく日本初めての音楽専用の練習施設として開設された。当時の名称は、いわき市音楽館。今は、アリオス別館として、音楽のみならず、演劇の稽古場としても活用されている。
 
 音楽館時代は、実は土足禁止。玄関でスリッパに履き替えて入場していた。アリオス建設に合わせて、大規模改修を行った。一番大きな練習室は、音楽専用の小ホールに変身。稼働も良いようだ。

   

 ところで、今日のレッスン、前回のおさらい。ウェルナーのセロ教則本からエチュード、バッハの無伴奏1番アルマンドなど。先生は、来年の発表会に向けて、練習を一生懸命やるようにとの励まし。

 やらねば。

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