雨の一日

　今日は朝から雨。そして、冷え込んだ。

　職場に着いてから、午前中は表にも出ずに、パソコンと向かい合っていた。雷が鳴り、暴風警報も出て、雨だれが窓をたたいていた。なにか、白いものが飛んでいたので、「雪」と思ったら、桜の花びらが舞っていた。
　
　午後４時前にまた地震があった。震度は３。自分自身の感覚が恐ろしくなってしまうのだが、あまり驚かない。「今の震度は、どのくらいかなぁ」といった感じだ。これはまずい。慣れというものは恐ろしい。ただ、それほど余震が多いということだ。

　今日、職場の同僚と話していたのだが、山の麓に住む彼、夜、「ドスン」という地鳴りがするという。先週の余震の前は、かなりの頻度で鳴っていたそうだ。今は、それほどではないとのこと。山（断層）が動く音なのかもしれない。

　夕方には雨はやんだ。雨の日の放射線量も上昇しなくなったので、放射性物質の放出は、今のところ、落ち着いているのかもしれない。

　今日も、風評被害の一端をかいま見た。
　つくば市で、福島県の避難民に対して、放射線量検査を要求したそうだ。つくば市だけではなく、茨城県内の何市かで同様な事象があったそうだ。放射線に対する正確な情報・知識が理解されていない。無知としか言いようがない。
　あってはならないことだ。