三井記念美術館では、「松島 瑞巌寺と伊達政宗」が開かれている。
国宝である瑞巌寺は、平成の大修理を終えたばかり。伊達政宗生誕450年でもあり、これらを記念する特別展だ。瑞巌寺と仙台藩の歴史と文化を知ることができる。
瑞巌寺は、平安時代に慈覚大師円仁の開創を伝える天台宗延福寺が、鎌倉時代に臨済宗寺院円福寺となり、2世に鎌倉・建長寺の開山蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)(大覚禅師)を迎えて、東北の臨済宗建長寺派の拠点として発展、室町時代末には疲弊するが、慶長年間に仙台藩初代藩主伊達政宗によって復興され、瑞巌寺と名を改めた。現在、国宝の本堂、庫裡、それに付随する建築装飾彫刻をはじめ、150面を超す重要文化財の障壁画など、多くの寺宝を伝えている。
随所に瑞巌寺と伊達家との関わる作品が展示されている。そして、ある意味、今回の目玉は、本尊の五大明王像、33年に一度ご開帳する秘仏である。前回のご開帳が2006年、ということは、まさに特別公開である。また、新発見の伊達政宗直筆の絵「梅小禽図(うめにしょうきんず)」も必見。
国宝である瑞巌寺は、平成の大修理を終えたばかり。伊達政宗生誕450年でもあり、これらを記念する特別展だ。瑞巌寺と仙台藩の歴史と文化を知ることができる。
瑞巌寺は、平安時代に慈覚大師円仁の開創を伝える天台宗延福寺が、鎌倉時代に臨済宗寺院円福寺となり、2世に鎌倉・建長寺の開山蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)(大覚禅師)を迎えて、東北の臨済宗建長寺派の拠点として発展、室町時代末には疲弊するが、慶長年間に仙台藩初代藩主伊達政宗によって復興され、瑞巌寺と名を改めた。現在、国宝の本堂、庫裡、それに付随する建築装飾彫刻をはじめ、150面を超す重要文化財の障壁画など、多くの寺宝を伝えている。
随所に瑞巌寺と伊達家との関わる作品が展示されている。そして、ある意味、今回の目玉は、本尊の五大明王像、33年に一度ご開帳する秘仏である。前回のご開帳が2006年、ということは、まさに特別公開である。また、新発見の伊達政宗直筆の絵「梅小禽図(うめにしょうきんず)」も必見。