落成
夜遊び大好きだの冬の移籍の噂だの会長・監督・一部選手批判?だのと渦中のグティですが、本日、自身の名前を冠したフットボール施設の落成式が行われました。というのを、マドリー公式はきちんと紹介しています。クラブからはじき出されそうな選手のニュースが扱われなくなったりする事実も時に見られるだけに、これが現在のクラブの態度なのかな?と推測したりもしますが、とりあえず落成おめでとう。ブトラゲーニョも来てくれたようです。
で、そこでのインタビューですが、昨日の報道はなんだったんだ?という感じの内容で……。日本語になると思いますが、まずは公式から。
-------------
「プロフェッショナルレベルで悪いことは、プレイできないことだ。でも、ミステルの決定を理解する必要がある。俺は良いトレーニングをしなければならないし、ペジェグリーニが適切だと思った時にプレイできるよう準備していなければならない。ペジェグリーニがプレスカンファレンスで言ったのは、俺のフィジカルが十分に良くなった時が、プレイできるコンディションにあるということだ。」
「俺は怪我をしていたし、2~3週間プレイできないでいた。ヒホンでは召集され、アルコルコンではプレイした。おそらく俺は、チームが必要としているほどフィジカル的に十分ではなかったんだろう。今は良いトレーニングをしているし、この15日間のインターナショナルマッチデイは(そんなにあるか?)、俺が相応しいフィジカルの状況になるのを助けてくれることだろう。」
「シーズン当初、俺たちは3つのタイトルを取るんだと大きな希望を持っていた。でも今は、他の2つのタイトルを取る手始めの状態にいる。これらについては、俺たちは特別な(良い)位置につけている。マドリディスモとこのチームは、何かのタイトルを取りたいと願っている。この重要なプロジェクトは、タイトルに値するものだ。」
「トレホンでスポーツが発展していくために、すべての部分で努力が最大に払われてきた。このピッチに名前を付けることができて誇らしく感じている。すごく愛しい気持ちを感じるし、毎年俺はここに住んできた。俺にとって特別なものだ。できるだけ、キャリアは世界のビッグクラブで終わりたい。まさにこのマドリーのような。」
「トレホンにはたくさんの思い出がある。ここに到着して、もう特別な感情を感じている。これを両親と一緒にできたから余計にそう思う。俺が生まれた地域の人たちを目にして、嬉しいし誇らしく感じる。」
-------------
キャリアを終える…の辺りは少し微妙な含みに読めなくもないですが、MARCAの記事から、公式にはない部分を補足。
-------------
(最近上がってきた自身の将来の噂について)
「俺はレアル・マドリーで引退したい。2011年までの契約があるし、俺はそれを満了したい。バルダーノと話し合ったけど、楽しい会話だったよ。」
(ペジェグリーニとの関係について)
「ペジェグリーニに反するようなことは何もない。悪意や恨みは存在していない、まったく逆だ。俺がいつも言ってきたように、俺がここで続けていくかどうかを決めたのは、80%はペジェグリーニがいるから、彼が俺が残ることを望んでくれたからだ。」
(Intereconomíaでのインタビューについて)
「文脈が取り除かれてる。俺が言ったのは、俺たちは人間であり、楽しむこともできるということ、そして俺たちはプロフェッショナルであり、いつ楽しむことができるかもわかっている、ということだ。」
(Intereconomíaのインタビュー、というのはちゃんと元の記事を見ていませんけど、夜遊びが好きだとか、チーム内の外国人選手に対する批判とか、その辺のやつだと思います。cf: livedoor)
-------------
ちなみにASによれば、「会長に対しても監督に対しても、俺は信頼を寄せている」というフォローもありました。バルダーノとの昼食の翌日だけに、いろいろ諭されたんだろうなあ…と思わないでもありませんが、グティ自身にとって特別な日でもあり、今日は優等生バージョンのグティでした。
でも、時々思う。グティは腹の中に悪魔でも飼ってるんじゃなかろうか、と。