火曜日午前のトレーニング
元気な人:ガゴ、ラウル、グティ、メツェルダー、ガライ、グラネロ、ファン・ニステルローイ、ドレンテ、マルセロ、ディアラ
元気なGK:デュデク、アダン
別メ:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン
クリスチアーノ・ロナウドは、今日もボールを使った、ベーシックなトレーニングを実施。クリスチアーノ・ロナウドの回復状況を事細かに追い続けているASによれば、今日、オランダの外科医、ファン・ダイク医師がマドリードを訪れ、Cロナウドの足首の診察をすること、経過が順調であれば、木曜から全体トレーニングに合流できる見込みがあり、場合によってはペジェグリーニはラシン戦に向けてクリスチアーノを召集できるのではないか、とのことです。
イグアインは、どこを傷めているのかはわかりませんが、別メといってもピッチ上でのトレーニングはできているので、そんなに問題になるものではないだろう、と思います。
最近気になること
ここしばらく、マドリーのトレーニングの様子を見ていると、グティだけがロングのトレーニングパンツを履いていることに気づきます。他の選手たちは、半パンなのに。
……今度は脚全面に墨入れてしまったんではないかと、うっすら疑ってみたりみなかったり。
El Paisから。
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昨日、国会は、PSEバスク社会党、PP国民党、UPyD団結・前進・民主党の賛成投票と共に文化委員会(Comisión de Cultura)で承認されている、古い問題を再燃させた。この決議は、ブエルタ・シクリスタ・ア・エスパーニャおよびサッカースペイン代表に対し、エウスカディ(バスク)に戻ってくるよう圧力をかけるものである。PNVバスク国民党とアララール党のみ、この提案がEBバスク左派やEAバスク連帯など他の政党からの批判を呼び起こすものであるにもかかわらず、彼らの表明を組織内で文書を拒否するようだ。
フットボールの場合、この決議はスペインサッカー協会に対し、代表(フル代表、女子代表、ユースカテゴリー)の「次の試合のアポイントメント」のシナリオの可能性として、パイス・バスコがあることを心に留めるよう求めるものだ。これは、1967年5月31日にサン・マメスにトルコ代表を迎えた公式戦以来、なかったことだ。
協会自体は、複数の機会に、スペインがバスクで試合をするという希望を示してきた。前世紀中には7試合が行われ、うち6試合がエル・カテドラル(サン・マメス)で、1試合が旧Estadio de Atotxaで行われた。結果は4勝3分。しかしながら、議会主導であることは、象徴的な表現を減少させる。そのため、最終的な決断は、試合を招致しスタジアムを提供するクラブ自身に合わせられる。
同様に、文化委員会はウニプブリク(Unipublic、ブエルタ・ア・エスパーニャの主催会社)に対し、いくつかのステージで、エウスカディを出発点またはゴール地点とすることを求める。バスク自治州では、ロードレースファンが非常に多いにもかかわらず、1979年以来こうしたことは行われていない。歴史をたどると、パイス・バスコでは95のステージのスタート地点となり、112のステージのゴール地点となった。最後の機会では、ドゥランゴ(Durango)におけるETAの妨害工作により、選手たちはサラウツ(Zarautz)まで車移動を強いられた。それ以来、ブエルタは同自治州を避けている。
承認された決議は、文化省を、他の省庁やエウスカディの自転車協会と協同して、ブエルタが戻ってくることをサポートすることに直接的に駆り立てている。これはまた、他のバスクの機関やクラブの関わりも「可能にするために」と求めている。
敵対から休戦の年月の後、新たなマジョリティは国会の社会党員や国民党員たちと意見を同じくするようになり、状況の転換を許すようになってきている。前回、ブエルタがバスクの道々に戻ってくる可能性が動議されたのは去る12月11日のことであったが、この時には提案がPP国民党から出され、「エウスカディはスペインではない」という主張の下に、PNVバスク国民党、EHAK、EBバスク左派、EAバスク連帯によって否決されている。
(あとはいいや)
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スペイン代表の試合を、バスク地方でやらないのは当たり前だと思ってました。でも、こういう動きもあるんですね。スペイン代表が強くなり、広く人気を集めていて、バスク出身選手もいる(シャビ・アロンソ)今は、実現するチャンスなのかもしれません。
でもやっぱり、ETAが何をするかわからないのが嫌だ。停戦協定を結んでも、すぐにそれを破り、脅迫、爆殺を止めない。そういえばマドリーの試合も、爆弾予告か何かで中断、避難になったことがあったし(2003年くらい?)。ブエルタがバスク地方を通っていない、のは知りませんでした。ツール・ド・フランスはバスク地方を通過してたように思いますが、でもあれもETAの妨害を受けてますよね。
どこまでいっても安心しきれない、選手(観客も)の安全が保障されるのかわからない、政治的思惑が背景にある。日本にいる日本人が言うのも変かもしれないけど、やっぱり抵抗感を感じてしまいます。国会、各政党を巻き込んでの話なわけだから、スペインという国全体としては、そういう機運になっていて、代表はちょうど良い象徴なんだろうなー……。