けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

光明

2009-11-16 20:26:04 | football
今日は夕方
土、日とお休みだったマドリーは、今日は夕方16時30分からトレーニング再開です。各国代表選手は、プレーオフを戦っているラスやベンゼマ、ペペも含めて、水曜日まで試合があるようなので、まだまだ寂しい状態だと思いますが。マドリー公式によれば、アルゼンチン代表は土曜日のスペイン代表との試合のみスケジューリングされていたようで、ということはイグアインとガゴは今日から復帰、かもしれません。そもそも、アルゼンチン代表はバルデベバスでトレーニングしていたし、試合はビセンテ・カルデロンだったし……2人とも何か変な感じだろうなあ。


光明
ASより、クリスチアーノ・ロナウドの短めのインタビュー。
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Q:最初の質問はこうなってしまいますが、右足首はどうですか?
C:本当のことを言うと、すごく良い感触なんだ。今週は、僕がもうトップの状態にあるかどうかを見るために検査をする予定だけど、でも回復はすごく良い方向で進んでいるよ。

Q:次の週末のら新鮮ではプレイできるほどでしょうか?
C:僕にとって何よりもジュ有用なのは、100%になったら復帰するということだ。どうなるかわかるだろうけど、週の半ばには他のチームメイトたちと一緒にトレーニングできていると信じるよ。

Q:2週間前のアムステルダムでの検査後にレアル・マドリーが出したメディカルレポートでは、あなたは今度の水曜日に、再びファン・ダイク医師の診察を受けるためにアムステルダムに向かうことが示唆されていました。当初のやり方が継続されているのでしょうか?
C:今のところ、僕にはわからない。クラブのメディカルチームは、ファン・ダイク医師と一致した意見に到達するだろう。今日か明日には決断が下され、僕はそれを受け入れることになる。

Q:先日の土曜日は、ポルトガル代表の試合を見ながら、とてもナーバスだったように見えました。辛いのはもっとプレイすること(?)、それともスタンドにいる時?
C:間違いなく、スタンドにいる時だ。スタンドからチームメイトを見下ろして、でも彼らを助けることができないのが本当に辛いとわかったよ。無力感を感じたし、この気持ちは、ピッチの上で感じるそれとは本当にまったく違うものだ。ポルトガルの試合を見ているのがすごく辛かったということは認めなければね。

Q:マドリディスモは、既に11月29日、カンプ・ノウでの試合のことを考えています。マドリーが、バルセロナの敵地で、彼らを負かすことができると思いますか?
C:レアル・マドリーは、すべての試合で勝利を目指し、ピッチに入っていく。十分な謙虚さを持って、バルセロナに向かわなければならないけど、でも一番重要な試合は常に続いている。その前に、僕たちはリーガではラシンと、チャンピオンズではチューリッヒと対戦しなければならない。だから、今その試合について話をするのは好きではないんだ。僕たちは、次に当たるこの2つの対戦相手に対しても、バルセロナと同様に敬意を払わなければならない。

Q:でも、その試合が、シーズンの残りについて決定的なものになりうるのでは?
C:結果とは別に、その試合は僕たちにとってもバルセロナにとっても、決定的なものではないだろう。でも確かなことは、カンプ・ノウで勝利することは、非常に重要だろう、ということだね。

Q:では最後に。コパ・デル・レイでの敗退後、ペジェグリーニが受けている批判をどう見ていますか?
C:僕たち選手は、そのことには関わらない。もう言ったけれど、僕はこの監督と一緒でとても嬉しい。僕たちは前へ進んでいけるだろうと確信しているんだ。
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15日付の記事では、「昨日、もうボールに触った」と書かれていまして、今度こそ順調に回復してこられたようです。といっても、やっぱり無理はしてほしくない。インタビュー内で本人が「100%でなければ」と言っているし、大丈夫とは思いますが。
マドリーのメディカルチームは、今週水曜日にファン・ダイク医師の診断を受けるべきかどうか、今日決定するとのこと。ちなみに、診断を受ける場合には、ファン・ダイク医師をマドリーへ呼ぶようです。遠距離往診、さすが。

ただ、土曜と水曜のポルトガル代表の試合を回避したのに、次の週末のラシン戦に出場…というのが、FIFAのレギュレーション上許されない可能性もあるとのこと。「クラブを優先するために故意に怪我を装ったのか」と、ポルトガル側が異議申し立てをしたら、ダメだということなんでしょう。ちゃんとレギュレーションの中身を読んでないので、相当いい加減な理解ですが。
もっともこの点に関しては抜かりなく、既にバルダーノがポルトガルサッカー協会の担当者と交渉していたようで、今日のASには、ポルトガルサッカー協会のスポーツ・ディレクター氏のこんなコメントが載りました。
「ポルトガルサッカー協会は、既にクリスチアーノ・ロナウドの召集を放棄した。我々は、彼がそのコンディションになかったと考えている。しかし彼は回復してきている。レアル・マドリーは、そう望むなら、彼を起用できる。我々は、何も妨げるつもりはない。」

ありがとうございます。


脱線:ネタバレじゃんそれ……
ASを集中的に見ていたついでに、見つけた記事。あえてリンクは貼りません。読んでしまって、いまショックを受けているのです。

記事の中身は、「パウ・ガソルがCSIマイアミ:シーズン9のとあるエピソードに出演、それがアメリカでは今夜放映」というもの。CSIシリーズは好きなので(ベガス中心だけど)、それは楽しみだ!と思っていたのですが……ガソルが演じるキャラクター(テレビゲーム会社の重役で、キーになる役らしい)が最後にどうなるかまで、AS書いてるの。それ、ネタバレって言うんだよ。ひどいよ。

日本だと、いつ放送かなあ。ちなみにガソルは、既にNumb3rsにも出演済みだとのこと。さすが人気者。

御祝

2009-11-16 00:48:48 | football


スペインvsアルゼンチンの親善試合にて代表100キャップを記録したイケル・カシージャスに対し、これまでの名場面とか各方面からのコメントとかイケル自身のインタビューとか、いろいろな記事が山ほど出ています。すべてを読むのは無理そうなのが残念ですが、とりあえずこんな短いコラムを。

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イケル、スペイン人でいてくれてありがとう!
イケルに関して、彼の業績の何についても驚くことはない。なぜなら、彼が初めてゴールに立った時に私が想像したよりもはるかに多くのものを手にしてきたにもかかわらず、彼が謙虚であることが、普通であれば喜びも安寧も与えるような人々が向ける賞賛に、気づかなくさせているからだ。それだからこそ彼は、一流のスポーツマンが知る次の目標に向かって、強く歩みを進ませ続けているのだ。そしてだからこそ、今夜も勝利するだろう。彼が地から足を離す唯一の時は、ボールをキャッチするために飛び上がらなければならないときなのだ。彼の個性が違いを示している、それで誰も代表のGKへの敬意をすぐに失ったりすることはないし、また彼は、普通の人なら誰でも感じるような不安を、あらゆるスペインのゴールライン上に立った時でも、隠すことができる。
今は、このGKにとって最も素晴らしい時期だ。身体能力に満ち、エリートとして長年戦ってきたことによる経験を備えている。だから、彼の最高の時期はやって来たばかりなのだと思う。もし今、彼が世界で最高のGKと考えるれるなら、彼は引退までに、絶対の賞賛を導くだけの、未知の数字を記録することだろう。彼の素晴らしい特質の中でも、すべての人の心に深く刻まれるのは、第3世界に対する彼の心、子供たちと共にあるその優しさ、その成功を他のものへと分けようとする行為だ。イケル、幸運は決して君の元を離れない。なぜなら、君は誰にも増して、それに値するのだから。ありがとう、スペイン人でいてくれて!

記:サンチアゴ・カニサレス
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実はカニサレスの文章、読みづらかった。
(追記:ご指摘頂いて、訳間違いを訂正しました。一番重要なとこなのにもう・・・相変わらずですみません。)


皆のフォロー

2009-11-14 08:26:54 | football
今回のグティの問題は、監督の扱いがどうこうもありますけど、そもそもグティが簡単にキレなければ良かった話でもあるわけです。グティから問題行動を起こして、ごたごたのきっかけ、つけ込まれるきっかけを与えているわけですから。ご存知の通りそんな問題行動は初めてではないものの、「ま、グティのやることだし」では済まなくなってきているような気もします。いい歳なんだし。
それでもグティに対しては、各方向からフォローが入る。これだけ厄介そうな人間でも仲間に見捨てられず、後輩にも慕われ…これは、ある意味グティの人徳、なのか。


後輩からのフォロー
カナル・プルス・リーガのBanda Anchaという番組に出演したグラネロの、グティに対するフォロー、その他クラブのことについて。公式にも出てますが、Europa Pressで読み始めてしまったので、そちらの記事で。


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グラネロ:グティには素晴らしいクオリティがある。僕たちの第2カピタンであり、僕たちには彼が必要だ。

レアル・マドリーの若手、エステバン・グラネロは、ホセ・マリア・グティエレス・“グティ”の現在の状況についての彼の立ち位置を示している。グティは4試合続けて召集されていないが、グラネロはグティには「素晴らしいクオリティ」があり、彼が試合のピッチに戻ることが必要であると指摘している。

「グティ問題なんて存在しない。最初から彼はチームにとって重要な選手で、素晴らしいクオリティを持っている。負傷の後は、召集に入るのが彼には大変なことになっているけれど、すぐに彼はチームに戻ると確信している。」
「グティはセグンド・カピタンで、僕たちには彼が必要だ。僕は多くのことを彼から学んでいる。誇張されていると思われる多くのデマが書かれている。」 グラネロにとって重要なのは「皆がひとつになること」だと、カナル・プルス・リーガの番組で示している。

一方でグラネロは、火曜日のコパ・デル・レイからの敗退についても言及した。「僕たちはページをめくらなければならない。あれが重大な失敗であったのは明らかだ。でも、僕たちはしっかりと安定していかなければならない。とても重要な試合が控えているのだから。」
「このチームには、どこに対しても勝つことができる。僕たちはバルセロナに対して重要な役割を果たすことだろうし、それが僕たちが順位表のさらに上に行くのに役立つはずだ。」 そう述べたレアル・マドリーの「24」は、マヌエル・ペジェグリーニが監督するチームの可能性を確信している。
「僕たちには強いチームがあり、信頼がある。そして僕たちは既にそれを示してきた。僕たちは、自分たちが良いサッカーができることを知っている。ただ継続性が欠けているだけだ。僕たちフットボール選手は、まず最初に、僕たちのファンが楽しんでくれることを願っている。」 そうコメントしたグラネロは、またクリスチアーノ・ロナウドについても語った。

「彼はチームに与えられたボーナスだよ。素晴らしい選手だから。でも、今はリハビリをしている。彼が戻ってきたときに、僕たちにとって最高のレベルを与えてくれるためにね。」 ピラータはさらに、チーム名との他の選手たちへの賞賛も惜しまなかった。「ラスは、その運動量で他の選手を楽にしてくれるんだ」。

しかし、間違いなく、彼らの素晴らしい鏡となるものは、カピタンのラウル・ゴンサレス意外にはいない。「ラウルはお手本だ。将来、彼に少しでも似ることができればと願うよ。」 しかし、ロッカールームでスペシャルな存在は誰かと聞かれると、グラネロは笑って、ルート・ファン・ニステルローイの話をする。「彼はスペクタクルな個性を持っているよ。素晴らしい仲間だね。」

最後に、ミステル、マヌエル・ペジェグリーニについてだ。「彼はとても要求をしてくる監督で、僕は彼が好きだ。彼は、僕が成長できるよう助けてくれるから。彼は常に僕をサポートしてくれるし、顔を合わせて話し、僕にもチームの誰にでも信頼を寄せる。僕たちは最後まで彼と共にある。」
しかし、エステバン・グラネロを特徴付けるものは何かと言えば、その謙虚さとマドリディスモだ。「僕は常に成長し続けることを考えている。」 そして、フル代表がいつの日か贈り物となることだろう。「スペイン代表とプレイするのは、とても難しいことだろう。でもそれは最優先の目標というわけではない。一番に来るのは、レアル・マドリーで良い仕事を継続していくことだ。」
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恩師?
グティ(ラウルも)をレアル・マドリーのトップチームでデビューさせたのは、ホルヘ・バルダーノ監督でありました。現在マドリーのゼネラル・ディレクター(=ペレスの手先)であるバルダーノとグティがどういう関係なのかわかりませんが、傍目には問題児と理解者の良好な関係、と言っておきます。MARCAから、バルダーノのコメントを拾って。
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「数週間の間、混乱が存在した。しかし既にそれは過ぎ去ったことで、グティの意思は、このクラブのプロジェクトの中で活発な部分を担うことであり、我々に落ち着きを与えることにある。」
「グティはレアル・マドリーで15年間トップレベルを保ってきた。我々は皆人間であり、問題を起こしそれを仕事の場で示す権利があるはずだろう。」
「重要なことはそれを認識し、修正すること、そして一方はプロフェッショナルの責務を果たし、しかしその一方で、クラブもまた選手の中の1人を守ることだ。
(数日前のグティの問題になったインタビューについて)「彼がディスコに行くのが大好きだと言ったことはない。」
(コパ・デル・レイの結果を受けて、ペジェグリーニに最後通牒が…と言われていること)「まったくない。監督に対するクラブの信頼も破綻していないし、新たな仕事のガイドラインの押し付けも存在しない。」
「この種の敗退の後では、誰も気持ち良くいられることはできない。我々はチームに起こった事態をひどく残念に思い、この過ちを正そうと努力している。そして我々は前へ進んでいくことだろう。なぜなら、これは忍耐の行程になるだろうから。」
(後略)
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イケルの…フォロー?
イケルともなれば、さすがにフォローというより遠慮なくモノが言える感じです。12日付の記事、MARCAから、これも抜書き。
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僕にはグティについて意見を持つ権利があると思う。彼のことは10年間知っているからね。彼はまさにマドリディスタだ。多くのことを経験し、激しい性格を見せる。彼がすることを推し量りはしないけど、それはすべてマドリーにとって良いこととしてやっているんだ。時には、彼ももっと穏やかでいなければならないと思う。ロッカールームでの責任があるんだから。僕たちが負けると彼は苛立っている、でも彼にはすごく特別なものを感じる。僕には彼と議論する権利があるはずだ。彼のことを知っているんだから。マルセロやイグアイン、ベンゼマには、ピッチの中で僕と議論するなんて許さないだろう。でも僕とグティでは、そう、議論できるんだ。
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グティ発言

2009-11-13 05:32:32 | football

落成
夜遊び大好きだの冬の移籍の噂だの会長・監督・一部選手批判?だのと渦中のグティですが、本日、自身の名前を冠したフットボール施設の落成式が行われました。というのを、マドリー公式はきちんと紹介しています。クラブからはじき出されそうな選手のニュースが扱われなくなったりする事実も時に見られるだけに、これが現在のクラブの態度なのかな?と推測したりもしますが、とりあえず落成おめでとう。ブトラゲーニョも来てくれたようです。

で、そこでのインタビューですが、昨日の報道はなんだったんだ?という感じの内容で……。日本語になると思いますが、まずは公式から
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「プロフェッショナルレベルで悪いことは、プレイできないことだ。でも、ミステルの決定を理解する必要がある。俺は良いトレーニングをしなければならないし、ペジェグリーニが適切だと思った時にプレイできるよう準備していなければならない。ペジェグリーニがプレスカンファレンスで言ったのは、俺のフィジカルが十分に良くなった時が、プレイできるコンディションにあるということだ。」
「俺は怪我をしていたし、2~3週間プレイできないでいた。ヒホンでは召集され、アルコルコンではプレイした。おそらく俺は、チームが必要としているほどフィジカル的に十分ではなかったんだろう。今は良いトレーニングをしているし、この15日間のインターナショナルマッチデイは(そんなにあるか?)、俺が相応しいフィジカルの状況になるのを助けてくれることだろう。」
「シーズン当初、俺たちは3つのタイトルを取るんだと大きな希望を持っていた。でも今は、他の2つのタイトルを取る手始めの状態にいる。これらについては、俺たちは特別な(良い)位置につけている。マドリディスモとこのチームは、何かのタイトルを取りたいと願っている。この重要なプロジェクトは、タイトルに値するものだ。」
「トレホンでスポーツが発展していくために、すべての部分で努力が最大に払われてきた。このピッチに名前を付けることができて誇らしく感じている。すごく愛しい気持ちを感じるし、毎年俺はここに住んできた。俺にとって特別なものだ。できるだけ、キャリアは世界のビッグクラブで終わりたい。まさにこのマドリーのような。」
「トレホンにはたくさんの思い出がある。ここに到着して、もう特別な感情を感じている。これを両親と一緒にできたから余計にそう思う。俺が生まれた地域の人たちを目にして、嬉しいし誇らしく感じる。」
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キャリアを終える…の辺りは少し微妙な含みに読めなくもないですが、MARCAの記事から、公式にはない部分を補足。
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(最近上がってきた自身の将来の噂について)
「俺はレアル・マドリーで引退したい。2011年までの契約があるし、俺はそれを満了したい。バルダーノと話し合ったけど、楽しい会話だったよ。」

(ペジェグリーニとの関係について)
「ペジェグリーニに反するようなことは何もない。悪意や恨みは存在していない、まったく逆だ。俺がいつも言ってきたように、俺がここで続けていくかどうかを決めたのは、80%はペジェグリーニがいるから、彼が俺が残ることを望んでくれたからだ。」

(Intereconomíaでのインタビューについて)
「文脈が取り除かれてる。俺が言ったのは、俺たちは人間であり、楽しむこともできるということ、そして俺たちはプロフェッショナルであり、いつ楽しむことができるかもわかっている、ということだ。」
(Intereconomíaのインタビュー、というのはちゃんと元の記事を見ていませんけど、夜遊びが好きだとか、チーム内の外国人選手に対する批判とか、その辺のやつだと思います。cf: livedoor
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ちなみにASによれば、「会長に対しても監督に対しても、俺は信頼を寄せている」というフォローもありました。バルダーノとの昼食の翌日だけに、いろいろ諭されたんだろうなあ…と思わないでもありませんが、グティ自身にとって特別な日でもあり、今日は優等生バージョンのグティでした。
でも、時々思う。グティは腹の中に悪魔でも飼ってるんじゃなかろうか、と。


前へ、どう進む

2009-11-12 20:05:27 | football

ちょっとでもグッドニュース
コパ敗退後、代表選手たちはそのままそれぞれの国へ行ってしまい、渦中の人々(=グティ&ペジェグリーニ)を含め残された選手たち、トレーニングは非常に微妙な空気なんだろうなあ、と推察されるマドリーであります。既に木曜日の、今日のトレーニングの様子が伝えられています。
非常に(強調)グッドニュースなのは、クリスチアーノ・ロナウドがごく一部、トレーニングに合流したこと。といっても、冒頭のペジェグリーニの訓話を聞き、皆と一緒にストレッチを行うことができた程度だそうですが。いや、これは大きい。たとえストレッチができただけでも。水曜日はお通夜状態であった選手たちですが、今日は、クリスチアーノも交え笑いが起きていたとのこと。笑うのは大事。

ストレッチの後は、ママドゥ・ディアラ、ルート、ドレンテ、クリスチアーノ・ロナウドは室内調整。残りのグティ、ラウル、マルセロ、グラネロ、ガライ、メツェルダー、デュデク、アダン、それからカンテラーノのルイス・エルナンデスとサライは通常のトレーニングを実施。

MARCAとASの記事が同じで、誰が書いてるのかよく知りませんが、記者曰く
「トレーニングでの選手たちの表情から見ると、セグンダBであるアルコルコンに敗れ、コパから敗退したことは、ラウルがプレスカンファレンスで「前へ進むことが必要だ」と言ったように、既に忘れられているようだ。そしてこれこそが、マドリディスタのチームであろうと挑戦しているということだ。」

ちなみに、「この日のトレーニングにペジェグリーニが数分遅れてきた、選手たちはピッチの中央で監督を待っていた」なんてことが最後に付け足されています。通常ならなんてことないんですが、今の状況だと「誰かと話し合いでもしてたのかなー……」なんて。





責任の所在1
El Diario Montañésというカンタブリア地方紙からのコラム。

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バルダーノとペジェグリーニ、離婚間近

サント・ドミンゴでのばかげた事態の後(国王杯第1戦)、ホルヘ・バルダーノは状況のコントロールに入っている。まずバルダーノは、アルコルコンのビジター側のロッカールームに入って選手と話し合い、翌日にはバルデベバスに赴いてペジェグリーニと話し合った。ベルナベウで屈辱が完成され(第2戦終了)、ゼネラル・ディレクターであるバルダーノはここで一歩下がり、2番手のミゲル・パルデサに、水曜日にシウダ・デポルティーバにおいて、ペジェグリーニに対し面談を行うよう求めた。この兆候は、レアル・マドリーの監督と、彼の就任を最大に擁護した人物との融合に対する危機以外のなにものでもない。バルダーノは、ビジャレアルのこの監督は、新たなギャラクティコのプロジェクトに対して可能な限り最高の選択肢であると、同監督に対して常に懐疑的であったフロレンティーノ・ペレスに納得させていたのだ。
国王杯においてセルヒオ・ラモスを起用しなかったことに関する説明も、ペジェグリーニとバルダーノがお互いを理解していないか、あるいは互いに話を聞いていないか、もしくはうそをついているかを示す証拠になっている(サスペンションはリーガの規律委員会を経て決定されるが、月曜日がマドリードでは祝日だったそうで、まだ決定の出ていない火曜日の国王杯にセルヒオ・ラモスは実際は出場することができたらしい。ただ、クラブ内ではこの情報が錯綜していて、ペジェグリーニにはこの件が伝えられなかった。責任はバルダーノか、審判問題やリーガのルールを扱うメヒア・ダビラにあるとか、いろいろと。国王杯の試合後にラモスの件を聞かれたペジェグリーニは「聞いていない」と答え、バルダーノは「ペジェグリーニはラモスを起用しないと言った」と回答したとか)。この不透明な問題はラモス本人にも伝えられなかった。彼は、召集から外れるかどうかについての説明を求めなかったことを明らかにした。こうした誰も納得させられないような正当化の行為は、カルデロンとミヤトビッチのマドリーが、チャンピオンズには1人しか登録できないことを知らずに、冬にフンテラールとラスを獲得したのと同じようなものだ。

グティ問題
グティ問題もまた、この両者の違いを示している。ペジェグリーニがグティを4試合続けて召集リストから引き離している一方で、バルダーノは、マドリーにはグティが必要なのだと宣言した。そして「腕を広げて待っている」とし、グティが戻るのは「まもなくだろう」と述べている。ミラノで行われたチャンピオンズの試合では、バルダーノは既に、ピッチの上にカピタンの1人がいないことを物足りないと認めており、彼を元に戻すため昼食を共にした。
「プレイしなければゴールは生まれない」。セグンダBのアルコルコンに敗退した後、バルダーノはそう述べた。監督の心臓への直接の攻撃は、ビハインドを跳ね返すのにディフェンシブなピボーテを2枚並べたことへの批判だった。またバルダーノは、ベルナベウの観客から激しく批判されたラスの交代についてもチリ人監督に説明を求めたと述べた。後に、バルダーノはロッカールームの秘密保持という規約を破り、ペジェグリーニの考えを明らかにした。ラスは個人的な問題でその前の週にほとんどトレーニングできていなかった上に、負担のかかる試合に3試合続けて出場し、さらにはW杯のプレーオフも控えているため、ラスの怪我の可能性を恐れたということだ。
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責任の所在2
でも、任命責任はバルダーノにあるわけですよね。

決着

2009-11-11 06:45:48 | football
決着1
本日ポルトガルに向かったクリスチアーノ・ロナウドは、ポルトガル代表のドクターの診断を受け、プレーオフには出場しないことが決まり、マドリーに戻ってきました。代表ドクター、良識ある人で良かった。


決着2
09/10 Copa del Rey Dieciseisavos Vuelta
Real Madrid C.F. 1-0 ADA Alcorcon (agg. 1-4)

マドリーの得点:ラファエル・ファン・デル・ファールト

GK:デュデク
DF:(右から)ラス(69、マルセロ)、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:ガゴ、ディアラ(46、ファン・デル・ファールト)、カカ
FW:イグアイン、ファン・ニステルローイ、ラウル

まともなチャンネルが見つからず、ブチブチ切れるのしか見てないので、的外れもあるかとは思いますが。

もちろん責任は選手にある。ラフプレイ連発で流れを途切れさせてるガゴ、最終ラインでもたもたボールをもってはプレッシャーを受け攻撃につなげられないアルビオル、ポジショニング半端なディアラ、コンディション悪そうなラウル……でも、ペジェグリーニは、本当にこの布陣と、ベンチに入れたリストとで4点以上入れて勝つ気があったのか? 全力で勝ちに行くつもりなら、GKはイケルだろうし、シャビ・アロンソも休ませたりせず、FWには最近お気に入りのベンゼマ&イグアインを並べるとか。
ガゴとディアラのドブレピボーテ。攻めを重視するなら、ピボーテ1枚、ディアラよりもVDVなりグラネロなりマルセロなり、使うべきだっただろう。ここからの攻撃の組み立てなんてろくになく、攻撃の起点はカカの仕掛けか、右ラテラルのラスのクロスくらいしかない。中が固められているので、どちらもまともなチャンスには結びつかない。カカとデランテーロ3枚入れておけば、勝手に点取るとでも思ったんだろうか。右寄りのイグアインは居心地が悪そうで居場所が見つけられず、ラウルにもキレがない。前半は、ほとんど得点の入る感じがしなかった。もちろんペナルティエリア内まで入ることも多いが、すっきりと「これだ」という攻撃が決まらない。
後半頭からラフィが入り、前線に動きが出てきた感じ。シュートがバーに当たる惜しいシーンもいくつかあり、得点が入りそうな雰囲気にはなってきた。それでも、もたついている感じは否めない。4点差をひっくり返すような勢い、圧倒感は皆無。ベルナベウのスタンドからは、「グティ Ole!グティ Ole!」のチャントが聞こえてきました。ピボーテの片割れがグティだったら。それが答えだろうな、と思う。せめてグラネロだったら? ペジェグリーニは、グラネロにも懲罰を与えているつもりなのだろうか(前回アルコルコン戦で大敗したからか)。
唯一、良いプレイをしていたと思えるラスは、70分で交代に。疲労の問題もあるんだろうけど、ここは数少ないクロス供給源だった。なぜ変えた?
代わって入ったマルセロは左ラテラル。守備が危なかったシーンがあったかどうかも、攻撃になにか貢献できたかどうかも覚えてません。でも、もう一枚前で出ていたら、もっと長い時間があれば、攻撃面でのバリエーションは増えていただろう、と思う。
ラフィが入って、ミドルレンジのシュートも増えた。最初はふかしてばかりだったけど。前が混雑してエリア内でごちゃごちゃやってるくらいなら、エリア外から打っていけば、チャンスは増えて……とにかく、攻撃の形もなければ意表をつくようなアイディアもバリエーションもなかったんだと思う。ラスのクロスは攻撃の起点ではあったけど、丁寧で読みやすいのだ。やはり、グティがいたら…に戻ってくる。
80分、ポスト際にグラウンダーでのシュートがようやく決まる。ラフィのゴール。でも残り10分で、そこから3点、4点取れるような気配は、やっぱりなかった。

ペジェグリーニは、いったいこの試合に向けて何をしたんだろう。大量得点を取るための方策を、どう考えていたんだろうか。その答えが、この試合の先発布陣であると言うなら、その能力に問題があると思う。この試合自体には負けないように、でもどうせ4-0なんてひっくり返せないだろうからどうでもいい、という考えだったなら、納得できますが。

勝ち抜けを決め、ピッチ上で喜びを爆発させているアルコルコンの選手たちには、ベルナベウ中から喝采が送られていました。








転嫁

2009-11-09 21:48:14 | football
国王杯召集リスト
GK:デュデク、アダン
DF:アルベロア、ペペ、マルセロ、アルビオル、ガライ
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、ラス、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウル、ファン・ニステルローイ、イグアイン

サスペンション:セルヒオ・ラモス
監督判断による非召集:カシージャス、ベンゼマ、グティ、ドレンテ、シャビ・アロンソ、メツェルダー


転嫁
MARCAより
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レアル・マドリーの監督、マヌエル・ペジェグリーニは、国王杯のリターンマッチであるアルコルコン戦において再びグティを召集からはずした。
このチリ人監督が、グティを召集からはずすのは4試合連続。最後に召集されたのは、前回のアルコルコン戦のことだ。
ペジェグリーニは再び「グティの召集外は、懲罰ではない。確実にグティはリストに復帰できるだろう。」「彼が召集されたいと望んだときに。」「彼がコンディションが整ったと私が見て取ればすぐに、私はこのことについて触れるだろう。グティは、シーズン当初のグティにならねばならない。」
グティの欠場に加え、ベンゼマ、シャビ・アロンソ、カシージャス、メツェルダー、ドレンテについても監督判断による欠場であることを強調した。
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グティが召集されないのはグティのコンディションの問題、グティが望めば召集するのに、と主張するペジェグリーニ。汚い。選手のコンディションが整い、選手が召集してくれと望んだところで召集されないケースは山ほどある。そもそも立場が対等でない、まったく違うんだから。「召集されない」のは監督が選ばないからに他ならない。正直に、暴言吐かれたのを根に持っているんで干してます、って言えばいいのに。原因はグティにあります、終了。

ところで、グティの問題ばかり取り上げられてますが、メツェも干されてますね。前回のアルコルコン戦では確かに酷いと思ったが、あれで彼にとってのチャンスも潰えたのか。


3試合続けて同じ面子でしたから
アトレチコ戦について、ASからこんな記事

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マドリー、フィジカルの下落
イグアインとベンゼマの交代で、マドリーはアトレチコの前に2失点を喫した。カカは徐々に存在が薄くなり、シャビ・アロンソは最後20分間は消え、ラスがすべてのために走らなければならなかった。マドリーは、数的不利であった以上に非難される。

80分から94分まで、45秒間のポゼッション
マドリーは、80分から試合が終わるまで、4分間のロスタイムも含めて、45秒間しかポゼッションできなかった。白のチームは、最後の14分間に崩壊していった。デルビーの後、バルダーノはこう言っている。「我々は、ミラン戦の疲労に気づいている」。ローテーション政策にもかかわらず、ペジェグリーニのチームは結局最後には溶解した。シャビはボールを見る機会すらなく、ラスは4回ボールにプレイしたが、うち3回でボールを失っていた。

チームは中盤と、宙吊りのラウルとに分断した
ペジェグリーニは、ラモスの退場の後すぐに、2つの交替をした。イグアインに代わってラウル、ベンゼマに代わってガゴ。これでチームは2つに分裂した。アトレチコはピッチ中央30mに渡って、思うままに支配していた。シャビはほとんど3人目のセントラルとなり、従ってラスとカカ、ガゴが3人並んだ、きわめてアンバランスなラインを形成していた。ラスは全員のために走り、ガゴは左サイドの居心地の悪いポジション、カカにいたっては最後は右ラテラルになっていた。ファン・デル・ファールトがカカに代わって入ったが、チリ人監督は彼を右に置いた。ラウルについては、彼はただボールの後ろを走るためにプレイしていた。
(※この辺りは記者の勘違いもしくはやや大げさか。ラウルとイグアインの交代はラモスの退場直前、ベンゼマとガゴの交代は退場後すぐ、というほどではない。でも言ってることはそんなに間違ってないと思う)

クンとフォルランはセントラルの目を回させた
アグエロとフォルラン、彼らは常に2人のディフェンダーを引きずり、ボールをコントロールしていた。この状況を作り出した原因は、多くのスペースがあったこと、アトレチコに数的有意があったことによる。ペペとガライは数メートル下がり、このためどちらもスピードで勝てなくなった。マドリーのディフェンスラインは、最終的にペナルティポイントまで下がっていたのだ。マキシとシマオはサイドで自由にボールを受けていた。マドリーの両ラテラルは、アグエロとフォルランが顔を出すセントラルの2人を救援しにいくため、中途半端だった。アトレチコには試合の終盤にも4回のチャンスがあり、彼らは数的有意をうまく利用していた。

左サイドの穴
ウィファルシとマキシは、70分から、レアル・マドリーの左サイドをコントロールし始めた。マルセロは自身のポジションにつくのが遅れているのに、ピッチ内でセントロ(中盤の中央)やエストレーモ(中盤の左サイド)であるかのように動き続けていた。ガゴはマルセロを助けるために左にポジショニングしたが、機能しなかった。ウィファルシは、この研修生たちにことごとく勝利した。アトレチコの2ゴールの場面、さらには91分のアグエロのチャンスでも、ウィファルシは自分のポジションにはいなかったのだ(つまり上がっていた、ということだと思う)。
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手回し良すぎ


11月14日にビセンテ・カルデロンで行われるアルゼンチン代表との親善試合に招集されたスペイン代表リスト。

GK:イケル、レイナ、ディエゴ・ロペス
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、イラオラ、カプデビラ、マルチェナ、アルビオル、プジョル、ピケ
MF:ブスケ、シャビ・アロンソ、チャビ、セスク、イニエスタ
FW:シルバ、パブロ・エルナンデス、グイサ、ネグレド、マタ、ビジャ、ヘスス・ナバス

ポジションが何かしっくりきませんが、そういう発表らしい。

月曜朝短報

2009-11-09 07:02:34 | football
呼びやがりました
マドリー公式
カルロス・ケイロスは、W杯欧州予選プレーオフ、ボスニア戦(14日リスボン、18日ゼニカ)に向けた23名の召集選手を発表。負傷しているにもかかわらず、クリスチアーノ・ロナウドがこの中に含まれている。同ポルトガル代表監督はペペ、およびその他リーガ・エスパニョーラから、シマオ(アトレチコマドリー)、ドゥダとエディーニョ(マラガ)、ミゲル(バレンシア)を召集している。

10点
09/10 リーグ・アン第13節
オリンピック・リヨネ 5-5 オリンピック・マルセイユ
リヨンのゴール:ピャニッチ(4)、ゴヴ(15)、リサンドロ(80、83=PK)、バストス(90)
マルセイユのゴール:ディアワラ(11)、シェルー(44)、コネ(48)、ブランドン(78)、トゥララン(90+2、OG)

しまった……やっぱりこっち見れば良かったか。セビージャvsビジャレアルを観戦しつつ、この試合はテキストライブを横目で眺めてたわけですが、途中で2-4になったのでこれでマルセイユ大丈夫だろうと思っていましたら、いつの間にか5-4になり、なんだそれは…と思っていましたら、トゥラランが1点くれたそうで。お互いに勝ち試合を落とした感じじゃないかなー。

今度ばかりは

2009-11-08 21:27:00 | football
マドリーは、ポルトガルサッカー協会の説明を求めた
ASより
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マドリーは、クリスチアーノがハンガリー戦でプレイして負傷したことを主張した。また、ポルトガル代表が、クリスチアーノ・ロナウドをボスニア戦に起用した場合には、FIFAに対し告訴を行う

レアル・マドリーは既に、ケイロスが今日(8日)ポルトガル代表にクリスチアーノを召集するであろうことを知っている。ケイロスは、マドリーから届いている提言を無視しており、ボスニアとのプレーオフ2戦にクリスチアーノ・ロナウドを召集するつもりでいる。マドリーは、数分間であっても、ケイロスがクリスチアーノ・ロナウドをピッチに立たせることを恐れている。したがってレアル・マドリーは、ポルトガルサッカー協会に対して、時期を遡った10月10日のハンガリー戦でクリスチアーノ・ロナウドを起用したことに対するレポートを求めている。
マドリーは、クリスチアーノが問題となっているその試合で負傷したことを理解しており、もしボスニア戦で同様のことが生じた際には、FIFAに対し告訴を行う予定でいる。
一方で、クリスチアーノ・ロナウドは、昨日からバルデベバスにおいて、リハビリ過程の一環として、ランニングを再開している。
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今回に限っては、重要な試合が控えてるから、疲労が心配だから行かせたくないとか、そういうクラブの我侭ではありません。クリスチアーノ・ロナウドは負傷しているんです。それ以上でもそれ以下でもない。
ケイロスがいったい何を考えているのか、本当に負傷で1ヶ月以上離脱している選手を数分間ピッチに立たせたらたちどころにポルトガルが勝ち抜けるとでも思っているのか、それともフロレンティーノ・ペレスに意趣返しでもしてやろうと思っているのか、本心は知りませんが。プレーオフを勝ち抜けるためにクリスチアーノ・ロナウドを使って、その後半年離脱しようが1年間離脱しようが、取り返しの付かない重傷に転じようが知ったこっちゃない、というつもりなら、どうぞ。


ホルヘ・バルダーノのコメント
11月7日の夜付け、MARCAから
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「クリスチアーノ・ロナウドの件は、医学的な問題だ。彼は、我々が複数の異なる医師たちと共に解決に当たっている、重大な負傷に苦しんでいる。」
「クリスチアーノ・ロナウドがもうプレイできるのであれば、今夜(アトレチコ戦)彼は召集されていただろう。我々の手元に彼がいないのは、彼が気まぐれだからではない。我々は、彼の状態が悪化するのを望んでいないのだ。我々は2週間待ち、すぐにファン・ダイク医師の診察を仰ぐことになるだろう。」
「クリスチアーノの状態では出場は無理だ。ポルトガル代表の医師たちに対しては、クラブのドアは開かれている。だから彼らはやって来て、クリスチアーノの状態を確認できる。いずれにしてもこの月曜日に、我々は彼に関するあらゆる情報を、ポルトガルに送るつもりだ。クリスチアーノには、静穏が必要なのだと私は思う。なぜなら、あらゆる物事の中で、我々が彼を不安に陥れてしまっているからだ。」
「ポルトガル代表を擁護することによって彼が再び負傷したこと、ゆえに彼は、ほとんど危険がない、という状態には程遠い状態なのだといういことを、思い出す必要がある。おそらく、行き過ぎた義務が、我々をこのような状況に陥らせているのだ。過ちを繰り返すことが、さらに多くの非常に深刻なものとなることだろう。」
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モチベーション
なんとなく流れで、クリスチアーノ・ロナウドのインタビュー、A Bola紙より。ポルトガル語だといつもと勝手がちがいますんで、いつも以上に「なんとなく」な感じで。
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Q:レアル・マドリー、スペイン、スペイン人、プレッシャー、すべてが変わっても、ロナウドはトップでい続ける。実際、スペインとイングランドとの間の違いはありますか?
C:フットボールはどこでも非常に似通っている。少なくともヨーロッパでは、各国の間でもスタイルが似通っている。スタイルの違いは感じないし、あるいは、少なくとも形になるような違いはない。選手たちは、各国からやって来て散らばっている。既に、どの国からということではなくて、すべてが混ざり合っている。あるリーグから他のリーグへの変化は、選手にとっての心配事にはならないだろう。少なくとも僕にとっては問題ではなかった。レアルではすべてが上手く進んでいった。僕が今負傷していて、何試合か欠場してしまったとしても、僕は良い感触を得ているし、すごくモチベーションを感じている。

Q:マンチェスターではモチベーションが消えてしまいましたか?
C:そんなことはない。マドリーでモチベーションを感じるということが、マンチェスターでのモチベーションがなくなったということを意味するわけじゃない。でも僕は、自分の結果につながる違いを追いかけられることが、モチベーションの要素であるということに惹かれている。それに僕は、違うスタジアムでプレイすること、違うファンのためにプレイすること、違う人たちと知り合いになること、違うチームと対戦していくことに、とてもモチベーションを感じる。僕みたいな、小さいころから学んできたような人間にとって、すべてが刺激になる。でも気をつけて、これは僕がマンチェスターでモチベーションを感じなくなったままプレイしていた、ということを言いたいわけではないんだ。

Q:W杯出場に向けたプレーオフの、ボスニア戦までに回復が間に合うでしょうか?
C:だといいね(これは、代表召集が問題化する前のこと)、検査がまだだけど。ポルトガルは既に悪い時期を通った。今は、僕たちにはこの先に前を見通していくための、2試合がある。僕たちがいないW杯なんて想像したくないよ。そこに僕たちはたどり着く。代表のすべての選手たち、コーチたち、すべてのファンたちが、この目標に向かって一体となっている。僕たちの意思には何の疑いもない。僕たちの力をもって、ただ楽観的にアフリカに行けると信じることだ。欧州予選でもっとうまくやれていたらより楽だったと思うけど、悲しいことにそうできなかった。

Q:2018年または2022年の、ポルトガルとスペインのW杯共催の立候補をどう思いますか?
C:素晴らしい考えだね。お互いに良い関係にあり、いくつかの分野で共同して活動してきたし、情熱を持ってフットボールに生きる、そういう国どうしだ。特に(ポルトガルが)2004年のEURO開催を成功させた後だから、あらゆる面で理にかなっている。残念なことに、僕たちはファイナルで勝利できなかったが、スポーツ面でも、高い要求にこたえる素晴らしい組織を備えていた。
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逃げきり

2009-11-08 11:42:59 | football

Liga Espanola 1a division Jornada 10
Atletico Madrid 2-3 Real Madrid C.F.

アトレチコの得点:フォルランとアグエロ
マドリーの得点:カカ(5)、マルセロ(24)、イグアイン(63)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(タルヘタロハ)、ペペ、ガライ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ラス、カカ(ファン・デル・ファールト)、マルセロ
FW:ベンゼマ(ガゴ)、イグアイン(ラウル)

後半の後半、退場者を出して以降の展開は想定外。カカでもマルセロでもイグアインでもあり得ただろう本日のMVPは、神様仏様イケル様、だろうと思います。むしろ攻められてこそ輝く。

ローテーションローテーション言っていたのが嘘のように、一度うまくいった(とはとても言えないと思うんだけど)スタメンを極力崩さない方針らしいペジェグリーニ。サスペンションのアルビオルの場所にガライを入れた以外は、ここ2戦と変わらず。
どうみてもイグアインとベンゼマの2トップというのが良いコンビだとは思えないのですが、少なくともこの試合では、イグアインがサイドに開いたりやや下がり目に動くことが多かったように思います(ベンゼマも左サイドに開いたりはする)。アトレチコは全体にプレスがゆるく、デイフェンス&守備的MFがベタ引き。、マドリーは、サイドも楽にボールを持てていたし、トップ下というかエリアに入る手前の辺りにもスペースがあった。イグアインやカカも楽そうでしたし、ラスもだいぶ自由に動いて攻めに行ったり守りに行ったり、シャビ・アロンソにも余裕があり、おかげで前半は圧倒できた。
早い時間帯の先制点はカカのゴラッソ。ドタバタになったとはいえ、あの位置でボールを持ったカカに誰も飛び込まないで見てるだけだなんて……。続く2点目、エリア内でボールキープしたベンゼマからボールを受けたマルセロ、角度のないところから(また)右足で……パブロ付いてたんだけど。後半に入って3点目、足元でボールをコントロールするペレアにチャレンジしたイグアインが、さっくりボールを奪って体を交わし、またも「落ち着いて」ゴール。最近のイグアインが見せるこの「落ち着き」ってのが、またたまりません。

そこから後がなあ……。セルヒオ・ラモスの退場があとあと苦境に陥る原因になるわけですが、どうも打つ手打つ手がすんなりなっとくできない。まず、退場のほんの少し前の、イグアイン→ラウルの交代。いつも思うのです。先に下げるのはベンゼマでは?と。そして、もっというならカカが先か。後半に入れば動きが落ちてくるし、中盤ならラフィでもグラネロでも、動きの良い選手がいるのに。
この試合と前回のヘタフェ戦と、どちらも守備固め的にガゴが出てきますが、実はこれも疑問。最初は「それもありかなあ」と思って見ていたのですが、どうもガゴが入ってからの方が押し込まれているような気がする。ガゴはよく動き回っているとは思いますが(たまに空回り)、前線の選手の数を減らすのは違う気がする。引きこもって守りきるんじゃなくて、人数少なくてもボールを持つ時間を長くすれば、相手に攻められる機会は減らせる、はず。マドリーが、攻める形をつくれば、アトレチコは守らなければいけないし、そうすればアトレチコは攻撃に移るのに時間がかかる。でも、ベンゼマを下げたせいで、前線にはぽつんとラウル1人。ディフェンスを背負ってラウルが1人でポストをする、しかも回りにサポートなし、ではボールなんてキープできない。ラウル自体も、誰かポストを置いてその周りで動いてこそ生きる選手。
結果論だけど、ラウルではなくルート入れてたらまた違ったのかもしれない。ですが、いずれにしても中盤も最終ラインも一緒にごちゃっと引き下がった状態で30分近く守り耐えるというのは何か違う。マドリーのディフェンスがボールを跳ね返しても、前の方でそのボールを拾ったり収めたりできる選手がいなくて、結局アトレチコに拾われてまた攻めら……という状況が続き、結局耐え切れず2失点してしまった。
失点後、ようやくカカが下がってラフィが入り、これで少し高い位置でボールを持てるか…と思ったけど、結局ラフィも守備の方に吸収されていき、最後は全員で下がって終了。ほら、守れたじゃないかといえばその通りですが。イケル、お疲れ様でした。

そんな感じですっきりとは程遠い展開ではありましたが、ま、これだけ文句書いといてなんですが、デルビー勝利おめでとう、です。この調子で、火曜日は世紀の大逆転劇だよ。


当事者のコメント
セルヒオ・ラモス
「試合はよくコントロールされていた。僕たちは非常に堅実に戦っていた。しかし退場処分が僕たちに害を与えた。アトレチコは1人分のスペースを得てうまいことやったんだ。」






さらに2週間

2009-11-06 04:39:00 | football
クリスチアーノ・ロナウドの診断結果
マドリー公式より
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本日の午後アムステルダムにおいて、2008年に彼の右足首の手術を行ったファン・ダイク医師による診察が行われ、11月4日にレアル・マドリーのメディカルチームによって行われた核磁気共鳴撮像とCTスキャンの結果とあわせ、診断が確定された。診断結果は「9月30日に受けた外傷を原因とする、右足首における骨浮腫と「脛骨」の過剰骨の存在が認められる」。

クリスチアーノ・ロナウドはこれまでマドリーで行われてきた治療をさらに15日間継続し、再びファン・ダイク医師の診察を受けることになるだろう。
レアル・マドリーのメディカルチームは、ここまでに至るこの負傷の既往歴を知ることを本質と考えていたが、ファン・ダイク医師と共同し、本日よりさらに2週間、治療を継続することで決定した。
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クリスチアーノ・ロナウド、確かここまでも、1日7時間くらいリハビリトレーニングしてきたんですよね。それがまだ続くし、2週間たっても完治してるかどうかわからない。辛いなあ……。


却下
ヘタフェ戦で退場処分になったアルビオルについての上告は棄却されまして、アルビオルはアトレチコ戦には、やっぱり出場できません。
……もうこれ以上の控訴はしないかな。

2日前

2009-11-05 21:45:33 | football
お知らせ:売り切れました
11月10日火曜日20時より、サンチアゴ・ベルナベウにて、コパ・デル・レイのDieciseisavos de final: vuelta(ベスト16をかけたラウンドの2nd leg) レアル・マドリー対アルコルコン戦が行われます。試合まで5日を残し、本日クラブは「ホームチケットはありません」のポスターを掲げさせていただきました。これはファンの皆さんの、「我々は取り戻さねばならない」という強いメッセージの表れであります。皆がチームをサポートし、世紀の大逆転の目撃者足らんと願っているゆえであります。発売初日の月曜日、なんと13,500枚が4時間で売れました。この時点でチケットは4000枚しか残っていませんでした。そして木曜日、昼前に、まだ試合まで5日あるのに、このチケットも完売いたしました。皆さま、お買い上げありがとうございました。

ちなみにソシオ用のはまだ残ってます。


2日前
土曜日22時キックオフ予定のアトレチコ・マドリー戦に向け、木曜のトレーニングはいつもどおりの10時30分開始。水曜日は、CL明け(チームは水曜の朝4時にバラハス空港に着いた)だったためトレーニングは夕方でしたし、ミラン戦に先発した選手は別メ、グティとガライも室内トレーニング、負傷が続いているクリスチアーノ・ロナウドと共にペペもピッチ上でのトレーニングには参加できず…という状況でしたが、今日、木曜のトレーニングはだいぶ明るい感じがする。
グティとガライ、ペペは、通常どおり全体トレーニングを実施できました。良かった……。特にペペの状態については、今朝急いでニュースを見た感じでは、公式ではあまりはっきりとどうなっているか書いてなくて、気になっていました。ヘタフェ戦でロハ食らったアルビオルがアトレチコ戦は無理(かもしれない)ので、この上ペペまで欠けてしまってはさらに大変なことになってしまう……ので、とにかく良かった。ということで、トレーニングに合流できないのは、悲しいかなクリスチアーノ・ロナウドただ1人。


まだ20代だったのか……
本日、クリストフ・メツェルダー、29回目の生誕記念日。


メツェ、寒いらしい。



粘れるだけ粘れ
4日の朝に書いた記事で、ヘタフェ戦におけるアルビオルへの退場処分の取り消し要求が、却下されたことについて書きました。アルビオルが欠場となれば、ペペとセルヒオ・ラモスがセントラルのコンビを組み、アルベロアが右に回ってマルセロがひだラテラルに下がってくる、という記事もありました。しかし。実はまだ終わってないのです、この件。ASから。

というのは、どうもマドリーは現地で火曜に発表されたアルビオルへの1試合出場停止処分について、上告したようなんですね。その上告に対する裁決が、今日、つまり木曜日の夜7時ごろに出るんだそうであります。で、よくわかりませんけど、もしこの上告が却下された場合には、マドリーはスペインスポーツ規律委員会にさらなる上告をすることができるようです。上告したら、金曜日にこの規律委員会が招集されるようですが、そうすると(たぶん試合まで真がないからだと思うんですが)サスペンションが延期されることも。

なるほど。


本日のプレカン担当


ラウルさんです。ただいま日本語マチ。

時間が必要

2009-11-05 06:19:00 | football
まだ無理
マドリー公式より、クリスチアーノ・ロナウドの回復状況についてリリースが出ました。残念ながら、デルビーに間に合うかも…はMARCAの先走り。未だ、明快な回復には至ってないようです。

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本日、クリスチアーノ・ロナウドについて検査を行った結果、右足首に認められていた骨浮腫の臨床的な回復は観察されていない。したがって、選手はトレーニングを再開できず、治療と負荷をかけないワーキングを継続する。次の回復検査を待つ。

クリスチアーノ・ロナウドの右足首の臨床的な回復に関し、また医学的検査(核磁気共鳴検査、TAC)を行った結果、右かかとの脛骨内の骨浮腫の残存が明らかになった。選手とメディカルチームお互いが合意し、数日中に、Vab Dyjk教授に相談、診察を受ける予定である。
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MARCAからの補足。結局検査の結果は思わしいものではなく、デルビーだけではなく、さらに何週間かの離脱が予測される。クラブは、この足首の問題を解決する新たな手段として、オランダへ赴き、2008年にもクリスチアーノ・ロナウドの足首の手術を担当した専門医、Van Dijk教授の診断を仰ぐことになる。Van Dijk教授の意見が、今後の離脱期間や、回復に向けて何をするべきかといったことを決定する基礎となるだろう。まもなく、クリスチアーノ・ロナウドは、メディカルチームの誰かに付き添われ、アムステルダムに向かうだろう。

税制改革?

2009-11-04 22:36:14 | football
急ぐな無理するないつ復帰?
MARCAより
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クリスチアーノ・ロナウドは、今朝サニタス・ラ・モラレハ病院に出向き、足首の負傷の回復具合について診察を受けた。そして、彼とクラブにとってグッドニュースがあるようだ。
クリスチアーノは、あらたなMRI検査を受けた。公式なメディカルリポートはまだ出ていないが、クリスチアーノの足首ははるかに良くなっている。実際、彼は「もう患部に痛みはない」ことを示唆した。
もし100%になのであれば、マヌエル・ペジェグリーニは、今週土曜日に行われるアトレチコ・マドリー戦に彼を召集することを考えるだろう。ただこの決定は、監督と選手だけでなく、クラブの判断にも拠ることになる。

彼の負傷については、先週の時点で超音波検査を行い、未だ患部の骨に骨浮腫が明らかにされたことを思い出す必要がある。しかし明らかに、この問題は解決されてきている。
クリスチアーノは去る9月30日、レアル・マドリーが勝利したチャンピオンズ・リーグのマルセイユ戦で負傷を負った。この時点では右足首の内側側副靭帯の捻挫と診断された。そして10月10日のポルトガルvsハンガリー戦で再発させてしまい、以来試合からは離れている。
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ASの記事はもう少し慎重な感じ。


優遇措置撤廃
気になるニュースなんですが、難しくて読みきれなかった……。途中までですが、要するに外国人選手が受けていた税制上の恩恵がなくなるので、戦力確保が難しくなるかも…という話なんだと思います。読めなかった後半には、何か解決策でも書いてあるんだろうか……。

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スターたちのリーガの終焉
スペインのクラブは、「ベッカム法」の撤廃を恐れている。これにより、国外の「クラック」たちに支払う金額が膨張し、欧州における競争力にダメージを与える可能性がある。

昨日、この世の週末の知らせがスペインフットボールにもたらされた。各クラブから出てくる全員一致した発言に注意を向けると、これはスペイン下院および財務法の方向性に至る。「ベッカム法」と呼ばれる法律の終了が承認されたことは(年収60万ユーロを超える高額所得者に課される税率が、スペイン国民は43%であるのに対し外国人は24%という例外措置)、LFP(プロフェッショナル・フットボール・リーグ)の副会長であるハビエル・テバスの言を借りると、「スターたちのリーガの終焉だ」ということと同義になる。「2、3年のうちに、リーガ・エスパニョーラは、現在の世界最高の中の1つという存在から、多くの者にとって魅力的ではない低級なリーグになることだろう。」とテバスは言い、国が他の部門に与えているような保護をスペイン・フットボール産業に対して求めることを隠さない。また、各クラブが、この改正法が承認される前に専門家の意見を求めるなどしなかったことを後悔している。「もし政府が、セグンダ・リーガを求めているのなら別だが……。」
欧州におけるスペインのクラブの経済的な競争力はベッカム法に拠るところが大きい。これによって近年、世界最高のクラックたちを獲得できていたのだ。クリスチアーノ・ロナウド(1300万ユーロ)やイブラヒモビッチ(1100万ユーロ)、カカ(900万ユーロ)といった年間給与は、この先何年かで個人所得税が倍になるのだから、各クラブにとってより困難なものとなるだろう。ベッカム法の撤廃は遡及的な影響はない。LFP会長ホセ・ルイス・アスティアサランによると、18億ユーロに達するプリメーラ・ディビシオンの給与をベースに計算すると、理論上のものに過ぎないが、1億ユーロが各クラブに課される「請求書」となるだろうとしている。
そう理論的に行かないのがレアル・マドリーにとっての困難さだろう。この新しい法制は、たとえば来シーズン、リベリの獲得やセスクを帰国させるのに影響するだろう。あるいはこの問題は、バレンシアやセビージャ、アトレチコ、デポルのような上位中級クラスがマーケットで活動することを停止させるだろう。
サラリーを総額で交渉するバルセロナを除き、代理人や選手との交渉は常に正味の額について行われる。代理人は実際の金額を要求し、クラブは正味金額を可能な限り小さくするように、経済的な管理をしなければならない。であるから、スペインのクラブの経営者たちが議論しているのは、選手たちの個人所得税が名目上選手たちにとって深刻ではあるものの、税はクラブそのものに課されるのである。
(力尽きる、後略)
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という不安いっぱいの記事ですが、この件についての見方はまだ定まっていないらしく、大勢に影響はないのではないかという意見もある模様。6日にはLFPの総会が行われ、個人所得税法の撤廃について各クラブに説明があるようです。
一応訳す試みはしてみましたが、正直言って、ぜいきんのはなしなんてむずかしくってぜんぜんわかりません。