団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

もう振り回されたくない心境だ

2012-03-18 19:13:25 | Weblog
 新型のiPadがアップルから発売され、アップルストアではまた長い列ができた。スマートフォンやタブレット端末は、どんどん進化して、新しいものは新しいなりに性能アップして、使いやすくなっていることだろう。
 しかしハードは改良されいくのだろうが、それに伴う肝心のアプリやソフトはどうなのだろうか。
 確かにいろいろなものが用意されて便利そうである。あれがいいかな、という程度のものが多いだろうが、実際はそれらに振り回されて、本当に値段なりに使っているものが、どれほどあるのかは疑問だろう。
 というのは、かなり以前からウィルコムのスマートフォンを使っていた。スピードは遅いが、パソコンのウェブサイトも見ることができたが、ほとんどメールの確認ぐらいだった。ただ読むだけで返事は別で、それは会社のパソコンでやった。そのほうが早かった。
 それもいろいろ考えると、それほどの緊急性の要するメールはなく、帰社してからも十分間に合うものが大半だった。
 結局、使うのをやめてしまって以来、スマートフォンは使わずふつうのケータイである。このケータイはパソコンメールは確認できるものだが、それもほとんど見ない。
 NTT東日本のセールス電話に勧められて、ネットパソコンで使えるEMのWiFiを持っているが、これもまず持ち出すことはない。パソコンは外で原稿を書くから必要な時は持ち歩くが、別にネット環境でなくても書ける原稿だ。
 あれば、いろいろと見て時間を潰すことになり、それで課金が上がるのはアホらしい。
 スマートフォンやタブレットパソコンの小さい画面で新聞なんか見なくても、紙の新聞を大きく広げて見ればいいし、電子書籍もいかにも読みづらそうだが、値段が安いのが魅力なのだろうか。
 以上、なにが言いたいのかは、もうあまり振り回されるのはうんざり、という心境になっている。我々はIT絡みで翻弄された世代だ。漢字TalkOSのマックのパソコンで雑誌を作り、ウィンドウズは98ぐらいからはじまり、いろいろと買い替えてきたが、それも仕事の範囲だったのだが、それにしても見事なまでにはめられてしまった。
 その仕事もそろそろ縮小しており、本当に必要なものはなにか、からいろいろと考えていきたい齢になったようだ。ただ年齢なりの好奇心は保っていたいものだ。

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