団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

奇々怪々な高窪教授殺害事件

2009-01-16 13:15:26 | Weblog
 中央大学の高窪教授が学内で刺殺される事件があった。20ヶ所もメッタ刺しにしており、犯人の恨みが強かったものと思われる。
 それにしても、学校の中の犯行とは犯人の大胆さにはあきれる。あるいは学内を知り尽くしているからこそ、トイレで狙ったのかもしれない。
 犯人は何者なのだろうか。テレビの2時間サスペンスのファンとして推理を働かせれば、まず学校関係者。これは教授の仕事と関係があるかもしれない。つまり教授や先生というのは、部下や学生の生殺与奪の権を握っている。論文の評価やいい就職先を推薦できる立場にもあり、そのいざこざで逆恨みの犯行になったのか。
 ただそうした逆恨みは、カッと来ての犯行になりやすい。その点、20ヶ所も刺しているわりに犯人は冷静さを失っていない。刺しまくって興奮し、ナイフをかざして学内を走り回ってもおかしくはないからだ。
 ならば、学校関係者ではなく、学外で恨みを買うようなことがあったかもしれない。それは警察の捜査を待たなければならないが、アルバイトや副業のビジネスでトラブルがあったのだろうか。
 さらに高窪教授の取り組んでいた研究にも、動機がありそうだ。半導体の研究だそうで、その特許上の問題やライバルの学者の妬み、あるいは研究成果を横取りするために殺した可能性もあるだろう。
 半導体の開発によっては、億単位の金が動くだろう。それが動機になる可能性も否定はできない。
 犯人の冷静さを考えると、メッタ刺しはカモフラージュかもしれない。推理を飛躍させれば、殺し屋というこも考えられる。今ごろは飛行機の中かもしれない。
 これからの捜査でいろいろなことが分かってくるだろうが、日本ではやくざの鉄砲玉以外は殺し屋の存在を想定できない。邪魔な日本人がいて、海外の殺し屋に殺害依頼。成田に来て2~3日で調査、実行、殺して日本を出れば、もう安全圏だ。そんな殺し屋が日本にも来ているかもしれない。
 マホメッドを冒とくして殺害された翻訳者、世田谷一家殺人事件などもそうだが、そんな殺し屋の存在も浮かび上がってくる。
 むろん以上は想像だが、一刻も早く犯人が判明することを祈るばかりだ。あとで分かったことだが、自宅の近所に不気味な落書きもあったとか。やはり恨みか…。

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