団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

笑ってしまった麻生首相の夜遊び騒動

2008-10-26 08:34:10 | Weblog
 思わず笑ってしまったのが、麻生首相の夜の行動についての悶着。まあ、余計なお世話ではあるが、なかなか含蓄に富んだ騒動だけに、いろいろ考えてしまう。
 公務を終えた要人が、そのあとどこで飲もうが知ったことではないが、ホテルで高額な飲食を続けている、と朝日新聞がけちを付けた。
 なぜけちを付けたかといえば、金融危機でみんな大変な思いを味わっているのに、高級ホテルのバーで毎夜うつつを抜かしているはなにごとか、といかにも庶民を代表したような記事を書いた。
 たぶんその朝日新聞の記者は年収1000万円程度の収入があり、庶民の代表とは思えないがそういう立場をとって権力側を攻撃するのが好きなメディアである。
 もともと麻生さん個人の嗜好に起因している。夜遊びが好きで、首相になる前からそれは分かっていた。首相になったからといって、自分の好きなことを止める理由はない。それでは、麻生さんではなくなってしまう。
 要人が仕事を離れて、どこまで羽を伸ばせるのか、という一般的な課題はあるが、そんな論議はもっとひまなときにやってもらいたいものだ。
 もうひとつは、ホテルのバーは高いのかという問題だ。なんでもボトルキープが6000円から、モズク酢が1000円とか。さして高いとは思わないが、それよりもホテルで飲食するというのは安全もあるものだが、それより場所代である。
 モノの値段は、確かに原材料のコストで変わるが、同時に飲食する場所のコストもある。心地良い環境を整えたホテルなら、相応の値段はとるものと誰もが心得ている。街の居酒屋とは違うのである。
 だからホテルの飲食代が単純に高いとはいえないのである。払える余裕があるなら、文句をいう筋合いはない。
 それでも一定の波紋を起こしたのは、やはり麻生さんのキャラクターだからこそだろう。「答えろ」と朝日の記者に噛み付いてるシーンを他の新聞が再現していた。
 福田さんは抑制された切れ方だったが、麻生さんはけっこう直情型である。あまり細かいことを突っついて政権を放り出されては困るので、ほどほどにというのが国民の一般的な見方であろう。http://www.blogmura.com/ にほんブログ村

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-26 15:15:46

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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