昨夜の小池都知事の会見はひどかった。若者はカラオケやライブハウスに行くこと、大人はバー、ナイトクラブ、キャバクラに行くことを自粛してほしい、という内容だった。
いい方を替えれば、飲み屋は潰れろ、という意味になる。上記の業種は密閉、密集、密接の3密の代表的なもので、3密が新型コロナウイルスの感染源になっていることは確かであろう。
しかし、ここまで営業妨害をして、補償に関しては具体的な説明は一切なし。用意がある程度で、これにはがっかりした。
ここまでいうのなら、もっと新型コロナウイルスの感染防止策をいうべきだろう。例えば、密閉空間になるなら、換気をしっかりとする。できない構造なら、ドアの開け閉めを繰り返す、密集にはならないように配慮する、客を必要以上に入れない、そして密接は従業員や客同士の座る間隔を開ける。最低1.5m程度は確保する。
こうした具体的な提案でもしたら良かった。さらに、店の前にはアルコール消毒液を置き、客に手を消毒してもらうこと、店内は客が触りそうなところは、常に消毒を繰り返す、従業員はなるべくマスクをする、といった条件に合致するなら、商売してもいいのではないか。
このままいけば、水商売の店は潰れかねない。たぶん取引先の酒屋や問屋などは、戦々兢々していよう。
最近、ようやくいい出したのは、無症状の若者が無自覚のまま感染源になっているのではないか、というものだ。その若者が高齢者と接触して感染させる。
このことを最初からいわなかったのは、PCR検査数が激増するからだ。とても現在の態勢では足りなくなるから、先送りしていたのだろう。あまりいわない言葉だが、感染者を保菌者といったほうがぴったりする。
その保菌者が把握できない。だから、あまり外で遊ぶな、人と接触するな、というメッセージを送るだけだ。ラジオで識者が、モデル地区を選んで全世代的に保菌者を割り出したらどうか、といっていた。
例えば1000人検査して、10人出れば、都民1000万人の中に10万人いるわけだ。その彼らを潰していくしかないのだろう。
いずれ感染が広がり、免疫の抗体を多くの人が持つようになると、感染は下火にはなってこようが、それまでにどれくらいの人が犠牲になるのだろうか。
とにかく水際作戦が失敗した。武漢以外の人間はずっと入れていたし、最近は帰国者を野放しにしていた。
彼らがきっとあちこちで感染源になったのあろう。今回の事態は政治の責任といってもいい。結局、自分の身は自分で守れ、ということがよく分かった次第だ。
写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。
いい方を替えれば、飲み屋は潰れろ、という意味になる。上記の業種は密閉、密集、密接の3密の代表的なもので、3密が新型コロナウイルスの感染源になっていることは確かであろう。
しかし、ここまで営業妨害をして、補償に関しては具体的な説明は一切なし。用意がある程度で、これにはがっかりした。
ここまでいうのなら、もっと新型コロナウイルスの感染防止策をいうべきだろう。例えば、密閉空間になるなら、換気をしっかりとする。できない構造なら、ドアの開け閉めを繰り返す、密集にはならないように配慮する、客を必要以上に入れない、そして密接は従業員や客同士の座る間隔を開ける。最低1.5m程度は確保する。
こうした具体的な提案でもしたら良かった。さらに、店の前にはアルコール消毒液を置き、客に手を消毒してもらうこと、店内は客が触りそうなところは、常に消毒を繰り返す、従業員はなるべくマスクをする、といった条件に合致するなら、商売してもいいのではないか。
このままいけば、水商売の店は潰れかねない。たぶん取引先の酒屋や問屋などは、戦々兢々していよう。
最近、ようやくいい出したのは、無症状の若者が無自覚のまま感染源になっているのではないか、というものだ。その若者が高齢者と接触して感染させる。
このことを最初からいわなかったのは、PCR検査数が激増するからだ。とても現在の態勢では足りなくなるから、先送りしていたのだろう。あまりいわない言葉だが、感染者を保菌者といったほうがぴったりする。
その保菌者が把握できない。だから、あまり外で遊ぶな、人と接触するな、というメッセージを送るだけだ。ラジオで識者が、モデル地区を選んで全世代的に保菌者を割り出したらどうか、といっていた。
例えば1000人検査して、10人出れば、都民1000万人の中に10万人いるわけだ。その彼らを潰していくしかないのだろう。
いずれ感染が広がり、免疫の抗体を多くの人が持つようになると、感染は下火にはなってこようが、それまでにどれくらいの人が犠牲になるのだろうか。
とにかく水際作戦が失敗した。武漢以外の人間はずっと入れていたし、最近は帰国者を野放しにしていた。
彼らがきっとあちこちで感染源になったのあろう。今回の事態は政治の責任といってもいい。結局、自分の身は自分で守れ、ということがよく分かった次第だ。
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