きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

予定外に道を外すと予定外のトレイルランとなる

2012-07-21 17:51:10 | 近場の異邦人
午前中、家の周りの草を刈る。二日酔いというほどではないがやや疲れ気味。

サッポロ黒ラベル。うまかった。時間は短かったはずだが結構呑んだのかもしれん。

で、午後から汗をかきに走りに出る。今日から靴を変える。ニューヨーク2150。

真夏にこの靴を出したのは、神戸の時に登板予定のため。後2週間です。
たらたらっとまたいつものように走る。二日酔いというほどではないがやはり疲れ気味。

ふと思いつき、通勤ルートの道から右に曲がる。なんとなく、である。
500メートルも行っていないのに、こんな感じになる。

さらに山の方へ。

で、いつぞやの如く池に出る。こんな立派なのがあるとは知らなかった。

で、さらに山に近いところを意識して進んでいくと、この辺どうやら遍路道を走っていたらしい。
50番札所に出る。

おおっ。夏の雲。

遍路道からややはずれ、山に近いところを意識して進む。すると「淡路ヶ峠」の文字を見つける。

水を切らしていたのでどうしようかと思ったが、すぐ行けそうだったので、とりあえずそれらしき方へ進む。
500メートルぐらい行くと、こんな感じになってしまう。

止めるに止められず、進む。よりによって黒のシャツに半ズボン。靴がおろしたてなのは仕方がないにしても、蛇と蜂と虻が怖い。怖いので、それまでのたらたらした走りが切り替わり、全力で駆け上がる。

500メートルぐらい行くと、歩き始める。

結構な傾斜、というより壁のような坂。ごつごつした岩がむき出しである。

喉が渇いたなあと思った頃ようやく頂上に着く。

絶景。180度のパノラマ(?)。

透明度がもう少し高い日とか、あと夜景(とはいえ夜ここに来るのは至難の業かも)がきれいだろうな。

峠と言うからには、別の道があるはずだと、反対側の道を降りる。こっちは降りやすいなまあ、下りでさっきの道はまた脚壊しかねんから丁度よかったかと思いながら降りる。

ところが看板過ぎた当たりで道を間違えたか、そもそも頂上から降りるときに道を間違えたか、とにかく草に覆われて蛇さんいませんようにと祈りながら駆け抜けなければならないような道、苔が生えて滑りやすい急坂等、とんでもない道になる。

とりあえず、やや広い道に出る。蜜柑農家のおっちゃんが作業をしている。
どこに降りたのだろうと思いながら、先ほどの案内地図を頭でトレースするが、よく分からん。
で、大きな道に出る。

何と、札所の近くだった。山超えて戻ってきたんだわ。帰りは案内板にない道だったらしい。
ここで、携帯の電池が終了。
自販機で炭酸極甘御砂糖大量飲料を2本。贅沢にも100円均一でない自販機で買う。

本当に準備していない時に限ってトレイルになるな。無事に帰って来れてよかったな。