きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

音戸の瀬戸から鹿島まで

2018-02-07 07:57:10 | 遠くへ~少しだけ非日常
2017年の岩国マラソン前日。時は4月半ば。

翌日の岩国入りを目指して呉へ。

で、今日はここから出発。自分にとっての呉らしい景色を見ながら南下する。

1時間弱でスーパーのトイレを借りる。野良くんに会う。車に気を付けて。

警固屋という古い町を過ぎる。この辺りは登って下る。

海が見えてきた。

音戸大橋。音戸の瀬戸を渡る。呉への行き帰りのフェリーではいつも目にする橋。結構狭い感じ。

結構登る。

自転車とか歩きとかの人はいない。そもそも路側帯はあるが歩道がない。

一気に下る2回転半。

対岸に着く。旧音戸町倉橋島より。

清盛塚に立ち寄る。

海岸沿いを進む。

何か、凄く良い感じの瀬戸内海である。

国道を離れ、県道へ。ここまではコンビニとかもあったがここから先は何もない予定。気合いを入れる。まだまだ距離がある。

にしてもこの景色。素晴らしいと思う。

海を離れ、山道に入る。

海が顔を覗かせる。

道が広くなる。坂を登る。

再び海を見る。

再び箕が細くなる。

池、というより入り江か。多分海に続いている筈だが。隠れ里のような光景。

やや高いところを走っているらしい。とりあえず前に。

飽きずに海を見る。

自販機を見つけここで補給。正直助かった。甘いゲータレード。もうすぐ賞味期限。

でこの牡蠣の加工場辺り、実は、この辺りから道を間違えていたことに後から気付く。後からであるこのときはまだ気付いていない。気付いたのは行き止まりになってから。これで往復で10キロぐらい余分に走ることになる。

とはいえ、間違えてもソンしたということは全くなくて。とりあえず、バテていない訳ではないがえっちらおっちらと。

で、行き止まり。訳が分からず、現在地をつかむのに暫く時間がかかった。スマホを見るが日差しが強くて見えにくい。

で、元来た道を戻る。焦ってもしょうがない、というより、とりあえず帰りのバスの見通しは立っていたので。

曲がろうとした道には幾つか分岐があった。スマホの現在位置を確認しつつ慎重に曲がる。登って下って反対側の海に出る。

ここから改めて南端の鹿島を目指す。もう40キロぐらい走っている。かなりバテている。

遠くに橋が見える。ここまで陸続き、というのは、住んでいる人にとっては有り難い筈だ。儂も走っていくことができるし。

橋を渡る。

鹿島の一つ手前の島の入り口にある民宿。

まだまだ続く。

おもてなし。

最後の橋の入り口を見つける。

橋を渡る。鹿島着。ここまで約44キロ。

向こうまで行って引き返す。

安心して漸く補給。今日欲しいのはこの系統らしい。

来た道を戻る。後は、呉までのバス路線が来ている倉橋市民センターぐらいまで行ければいい。残り約10キロぐらい。

ところが、この辺りから天気がだんだん怪しくなってくる。市民センター行きのバスが運良く捕まえられる時間だったが、バスをやり過ごす。その10分とか20分ぐらい後、峠に差し掛かったところで。

スコール。小屋を見つけて避難する。道路も川状態。スマホで雨雲の状態を確認するが、強烈な「赤い雨」が20分ぐらい続く。15分ぐらい我慢。少しだけ弱くなったところで小屋の軒先を出る。

10分もしないうちに着いたが、雨はまだ降っている。

それでも、やれやれで市民センター近くの史跡(?)見学。麦の自販機はない。

バスの時間を確認し、もう一つ二つ向こうのバス停まで走ることに。

あった。

つまみは喰わんかった。駐車場の傍で一本。今日はこれから横川でムスコと呑むのでまあ、ガツガツ呑むほどではないが、まだまだ時間がかかるので、あって助かった。バスの時間とJRの時間をスマホで確認し、ムスコに連絡。この分だと18時過ぎるな。

ルートミスもあって55キロ。翌日の岩国マラソンはハーフでエントリーしていたから良かった。とここまで綴って気がついたが、翌日の靴とかウェアとか、呉駅のロッカーに置かずに持って走っていた訳で。結構な荷物だったのにそう苦痛ではなかったのが不思議。最後の豪雨も凄かった(結局着替えとかないからそのままでいた)。

何より、海も山もすべてが良かった。そういうことだろう。