きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

広島アルプス少しと五日市まで

2018-02-17 08:24:09 | 遠くへ~少しだけ非日常
今年の夏休みのこと。何はともあれマツダスタジアムを目指す。

出発はいつものように呉。広島行きへの接続も悪くないし、しかも通勤ライナーで途中停車がほとんどない。その短い電車待ちの間に腹が減り軽く補給。

呉からだと横川までは500円で行けるということもあり、ここから出発。静かめの北口を出てしばらく県道を行く。そんなに広くはないがバス通りのようで。

太田川に出て安佐南区へ。早くも現在地がよく分かっていないが国道に出てしまい、これはちと違うというのは分かる。

で、少し引き返して、元のバス通りへ。さらに道幅が狭くなっているところが多くなる。祇園の手前の山本という辺りで左に曲がる。

可部線の踏切を越えて、何処に行くのかと思うぐらいの広い道を登っていく。でスマホで地図を見ながらも、ここだという確信がないまま何となく左の細い道へ進む。結構車が降りてきていたので、多分そこそこ続いていて分かりやすい道ではないかということで。

地図上は道が幾つも枝分かれしていてどうしたもんかと思ったが、割合迷いなく進むことができる。集会所も地図に載っている通り。

さらに奥に入る。バス通りからまだそんなに距離を走っている訳ではない。普通に山道になっている。

三叉路というか交差点というか。まっすぐも含めてどちらに行ってもどこかには着くらしい。まっすぐは広島アルプスへと通じるのかもしれない。


結構登ったが漸く峠へ。まあこれで終わりではないのだろうが、やれやれ。脇には宗箇山(そうこやま)とある。地元では三滝山らしい。道が細いが行けなくはないのだろう。由来がありそうな鍬投げ峠。


一旦己斐(こい)で広い道に出てから再び道が狭く登りになる。途中で展望が開ける。写真だけではどの辺りを走っているのか分からないが、恐らく広島高速4号線のトンネルの上辺り。

沼田料金所が見えるところまで来た。ちょっと安心。前半戦終了という気分だが、後で確認したら、まだ距離的には前半戦の前半、第一クオーターぐらいだった。ただ、広島アルプスをかする感じのこのルート、変化に富んで面白い道ではある。


いつもの大塚への道ではなく、伴中央方面へ。まだこの時点ではその先のルートは決めてなかったが、それでも県道の71号か38号かという感じではあった。どちらも山道なんだが。とりうえず山陽自動車道を越えて、脇道をとことこと。

とりあえずこの辺かと思った辺りで県道に出てセブンで補給。まだそんなに走ってはいないさて次へと。足は71号方面へ。ゴールした後の移動が楽だという現実的な選択。

住宅街から少し山の長閑な風景に変わったと思ったら。

完全な山道である。しかも道幅は広い。近くの西風新都に運送会社の拠点があり高速のインターがあるのと関係があるのだろう。

結構登ったが何とか峠を越える。この後はもうきつい登りはないはずだが。窓ヶ山は安佐南区と佐伯区の境にある。ルート的にはショートカットになるはずだがさすがに走破しようとは思わん。

県道77号に入る。ぼちぼち補給をと思うが自販機がない。71号の山の中では当然ないだろうとは思っていたが、案外この道もありそうでない。辛抱して走りながら漸く見つける。

普通に糖分たっぷりの炭酸500缶を買う。それぐらい消耗していた。

この後、もう一度峠を越える。補給できて良かったと思ったら。

国道433号に入ってすぐ、まさかという山間の場所でセブンを見つける。何故か「勿体ない」と思いさらに500のペットを買う。

結構高いところまで登っていたらしい。国道をすぐに離れて県道の41号を少しずつ少しずつ下る。窓竜湖も魚切ダムも思ったよりあまり展望は開けず。遠くに見えるのは山陽自動車道か山陽新幹線か。

どこで買ったか忘れたが、さらに水分補給。こんなに飲むのは異例ではある。

目指す国道2号を越えた辺りで、バテてイオンのチャリンコ屋の前で座り込んで水分の残りを補給。それほど距離はないことを確認しつつもなかなか腰が上がらない。まあ、マツダには間に合うか(そういえばこの後マツダに行くんだった)。

で、広島工大前を通過し、駅へ。駅の名前は楽々園。良い名前。

で、御褒美。勿論広島で「広島に乾杯」で乾杯。すげー旨かった。良い名前で良い味だ。

この後マツダまで広電で小一時間かかった。上手い具合に駅でムスコと合流。ゼミの方々の協力で早く終わったらしい。ありがとうございます。

後で距離を計算したら、44キロ。大体7時間超えて走っていたからそんなもんだろうとは思っていたが、夏の暑い日にしかもそこそこの高低差のある山道をよく走った。

麦酒が旨かった。