きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

職場の禁足地へ、いざ

2021-04-09 18:54:59 | 脊髄内血管腫との邂逅
「禁足地」というと、意味的には、人が足を踏み入れてはならない場所となるので、意味は少し違うが「危ないから行っては駄目」というのならそれほど外れてもないかということで。

先日いろいろな事情で、車椅子では入ったことがない「印刷室」へ行く。

入ったことがない理由は入り口のこの段差と狭さ。
この日は、床に降りて、車椅子を下ろし再び乗る、という感じでやろうとしたが、途中でうまくいかなくなり、通りすがりの部署の方に助けてもらう。
ただ、作業が終わって戻るときは、足に車いすのステップを引っ掛けて一人で復帰できた。ただ同じことがもう一回できるかというと怪しい。

閑話休題。
ウチの職場には、介助者に動かしてもらうタイプの階段昇降機がある。それで行けるのは2階まで。以前、自分の作業ブースがあった3階には、せきそんになってから行ったことがない(といいながら、復帰当初は自分の荷物が残っていたので、それを片付けるため、無理矢理運んでもらったことはある)。
近くにありながら行くことはできないということにストレスを感じることは随分少なくなったが、全くないわけではない。
いつもは排泄の問題に頭を抱えているが、ときどき、移動できない現実を突きつけられて呆然とする。
こういうことが続くと実際「禁足地」状態になるのは確かだな。