きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

根っこの部分は、と思わず考えた

2021-04-21 18:31:44 | 脊髄内血管腫との邂逅
何週か前にネット上で結構賑わったこの記事。

議論が活発になって、いろいろなものが見えてくるようになってからは、気持ち的に落ち着いてきたが、最初、ツイッターで目にしたときは本当に愕然とした。

多分みんな本当はこう思っているのかもしれない、と暗い気持ちになる。
「車いすの奴らはモンスタークレーマー」とか、「障害を凶器に」とか、面と向かって言われることはない。でもね。
障がい者は健常者の庇護のもとで生きているんだから、謙虚に慎ましくということなんだろうか。
正論ではない決して。これを正論と思うなら優性思想のど真ん中行ってる。SNSだからこういうのが出てくるんだろうな。ちょっと生活するのが怖くなる。

とこれが、ツイッターで投稿を目にしたときの感想。一方で、いろいろな意見を目にするようになっていろいろと自分の中も整理できて。そういう人たちは、謙虚で慎ましやかではないから叩かれるけど、「告発」する人も、必要なんだと多分今の世の中では。それができる人とできない人はいるし、できないと駄目というものでもないし。

勇気ある人の告発で漸く世の中の歯車が動き始めたというのも事実だと思う。重度の障がい者の国会議員が誕生してから、世の中結構速いテンポで変わっている。半面、その議員がコロナに感染したときのパッシングは酷かった。国会議員の仕事ができないなら給料もらうなみたいな、えらい言われようだった。これも、今回の騒動と似たような臭いがする。根っこの部分で、優性思想が見え隠れしている。

なかなかヘビーな話題で、一時期この話題に触れるのを拒否している自分もいた。
漸く自分の中で整理がついたというか見えてきたので、投稿することにした次第。
これをとりあえず、片付けないと先に進めないので。