とりあえず、参加できたことを良しとして。
2年前と同様に、JRに乗り、最寄り駅からダッシュすることに。
朝、甘いもん食ったにもかかわらず、腹が落ち着かないのでさらに食う。
この路線は久々。ちょっと薄暗いながらも穏やかな海が見える。
目指す駅に到着。ここからがもう本番。
糸山に到着。一息つく間もなく出発。何せこの時点で30分のハンデ。
「しまなみ縦走」のイベントは、特に時間的な制約はないが、7時から17時までの間しかチェックポイントが開いていない。71キロの距離を10時間ということなら余程のことがない限りOKだが、これが9時間半、9時間と時間的な制約が生じると気分的には追い込まれる。それだけのことではあるのだが。
橋を臨む。2年前と同じ構図。
しかしながら気の遠くなるような数字が現実を突きつける。分かってはいるのだが。
いよいよ一つ目の橋。来島海峡大橋。
始まったばかりで気は重いが、やはり景色はいい。朝の空気もひんやりとしている。
2年前も見たはずだが、この辺りの島々、何回見てもいい。ちょっと角度を変えると全然違う感じになる。
島を眺めつつ、大島へ。チェックポイントを二つクリア。まだ人は少ないものの、ママチャリでイベントに参加しているおっちゃんとかがいてなかなかいい感じである。吉海のチェックポイントでは飴をいただく。お守り。
トイレ休憩をすませて、大島縦走に入る。まだまだ息は苦しい。坂も割合きつい。それでも意識してキロ7分ぐらいのテンポで刻む。振り返ってみても、どこの島もほとんどしんどい感じしか残っていないが、特に大島と生口島の距離の長さにはひたすら「忍」の一字である。否「耐」か。
高速道路下をくぐる。やっと大島半分ぐらいか。路線バスが行く。地元の利用者は多いようである。考えてみれば今日は祝日。
ようやく宮窪のチェックポイントが見える。
チェックポイントを過ぎると海のそばになる。
次の橋はまだかと走る。まだまだ気分は落ち着かないが。
まっちゃん、いい味出している。現役のようで。ここで魚喰って貝喰って麦呑んで、いいなあと妄想する。
大島は石の町である。石屋さんがごろごろしている。本当。採石場もあちこちで見る。
ようやく伯方島へのアプローチが見えたかというところ。
伯方・大島大橋。
伯方島を見る。伯方の塩の島(でも工場は大三島らしい)。
アプローチを降りる。橋のチェックポイントを過ぎると次のポイントは割合近い。有り難い。
マリンオアシスはかたが見えたその時、2年前も見たわんことツーリングしている自転車の方。手を振ると振り返してくれる。わんこ、酔うなよ。
2年前のこのポイントは、スポドリとか飴とか置いてあって、有り難く頂戴したが、今年はあまりなかった。トイレを済ませて先を急ぐ。
伯方島ステージは短い。上って下るとアプローチルートに入る。自転車が増える。走っている人に追い越される。テンポがいいなあ。
大三島橋。尾道まで46キロか。尾道まで46キロか。
橋を渡る。六年生の時(宿泊研修で)は渡れなかった懐かしい橋。
橋を降りる。今回はこの大三島ステージが結構きつかった気がする。気持ち的に早く残りを半分にしたかったのだが、思うように脚が出なかった。橋の手前で23キロということになるが、ここから30キロ、35キロにするまでがなかなかだった。
2年前は花が咲いていたが。そのときに比べると若干寒いんだろうか。
海を見ながら淡々と進む。海の向こうには広島県か、否、上島の島々か。
チェックポイントの多々羅しまなみ公園。スタンプ待ちに少しそわそわしながら、多々羅大橋を見る。2年前はここから橋に行くのに迷ってロスした。今回も大三島の寄り道チェックポイントであるしまなみの駅御島には行かず(というか時間が足りないので行けず)。朝残しておいたドーナツを食う。時間は昼前。頑張った甲斐あって時間的には慌てることはない。でも何かトラブルがあったらアウトなのは同じ。
橋に向かう途中、スマホを入れていたポーチを落とす。まあいいかと橋へ。
広島県へ。橋のチェックポイントで声を掛けていただく。
多々羅大橋を降りる。綺麗である。
降りてすぐのところで私設のエイド。レモンとオレンジをいただく。旨い有り難い。
再び海の傍を淡々と。生口島ステージはとにかく長丁場であるということで、気を引き締めて走る。
念願の(勝手に)中間地点。とりあえずほっとする。残り時間には余裕がある。
3キロぐらい走ったか。サンセットビーチが見えた。
2年前は、地元の高校生の「お接待」でレモンケーキ等をいただいた。今年もまた柑橘類をいただく。
はっきりいってこのイベント、愛媛県側より広島県側の方にかなりもてなされている。愛媛まだまだです。
ほらこんなところも。
前回も気になったが、お客さんがきているのだろうか。探偵ナイトの「パラダイス」っぽい雰囲気もなくはない。
海の傍。
花の傍。
ようやく瀬戸田の一番賑やかな耕三寺の近くに入る。この商店街、探索するのも面白そうだった。
前回もこの近くのコンビニで総菜パンとコーラを買ったが、今回もさっきドーナツ食べ、柑橘類食べ、してたのに「地元」のポプラへ。腹が減った。
ポプラといえばお弁当にあったかご飯をのせてくれるのが売りで、他のお客さんみんなそうしている中、レジ横のナポリタン198円に負ける。レンジでチンしてもらう。炭水化物とフル糖分のコーラ旨い、旨い。
みかんようけことつんで、幼稚園バスの感じがいい。とことん柑橘で攻めているなと。
海の向こうには必ず島がある。
自分にとっては当たり前だが、決して当たり前ではない。
振り返れば川。この川の雰囲気も海に負けないぐらい良かった。
次の橋が見えた。ぼちぼち長い生口島ステージ終了か。
生口橋。因島へ。
橋の下から島の家々を眺める。ここからやや路肩のせまい島の割合賑やかなところを通る。道幅と街の雰囲気から古くからの街なんだろう。そこを通って山に向かう。
結構な登りを辛抱して上って、有名な(?)山の麓、名産なのか何なのかお菓子屋さん。覗いてみたい気もする。
そうそう五百羅漢。思い出した。
因島フラワーセンター到着。2年前と同じく地元中学生より接待を受ける。飴とスポドリ、バナナ等々。
やっぱり愛媛は負けている、と思う。
フラワーセンターを過ぎると残りは15キロ余り。ここまでくるとちょっと楽になる。これは前回と同じ。2年前と似たような気分で坂を下りる。道端にあった建物が変わったような気もしつつ。
海の近くにきた。2年前に見た野良はどうなっただろうか。
恐竜は相変わらず海を見ている。天気が良くて、人がいっぱい周りにいる。いいな。
因島大橋へ。海に近い橋である。貸し切りのツアーか何かで訪れた団体客を縫うようにして走る。
岩子島の橋が見える。
この橋独特の楽しい雰囲気である。
残り10キロ。よし。
因島大橋を渡り、振り返る。西日が差し込む。
遊歩道から一気に降りる。これ使うため、実際には71キロないかもしれんが、まあいい。海宝ロードプランニング主催の100キロマラソン「しまなみ遠足(とおあし)」はここが正規のコースだった。あのときは福山から出発して今治まで13時間44分。100キロはなんだかんだいってまだこれを含めてまだ2回か。
綺麗というか美しいというか。残りはまだあるが、ようやく落ち着いて景色を眺めることができるのがこの辺りか。
向島を走り始める。岩子島までは海の近く。子供が釣りに興じる。
橋の上から見た赤い橋が見えた。
渡ってみたい気もするが余力はそれほどない。でも味があるな。
辛抱しつつ残り3キロ。前回に比べて、ペースは落ちてない。ぼちぼち「渡し」の方か。
これ何か忘れた。お好み焼き関係だったか愛媛関係だったか。まぢで忘れた。
乗り場の案内が見えた。やった。
着いた前回より早め。渡しを待っている間、途中抜きつ抜かれつの自転車の方としゃべる。考えてみれば自転車も結構な運動量である。
尾道へ。
ゴール地点が前回と違っていてしばらく迷いながら人の群について行く。ようやくチェックを受ける。参加賞は、前回に比べ少し少なかった。まあいいか。
冬の不調を考えると、よくもまあ70キロ余り、走れたもんだ走れるんだ良かった良かった。
近くのローソンで麦を買い、港に戻る。いい感じの店である。高そうだがこういうところで呑んでみたいものである。
まあとりあえず自分スタイルで呑む。
再び船に乗る。向島へ。
現実を忘れる。
現実を思い出す。前と同じくバス停まで歩く約2キロぐらい。さすがにもう走りたくはない。前回麦を調達した店の前にたどり着く閉店している。さっきの大きなスーパーはバス停までが遠いからスルーしたのが裏目に出た。あらら。さてどうするか。
と、程なくして庶民の味方っぽいのに当たる。有り難い。買い込む買い込む。
麦を調達して落ち着いたのか、そういえばと「やまなみ」の開通を知る。
やっと着いたか。
実のところここまで来てやっと区切りが着いた感じがするわけで。
とりあえず、参加できたことを良しとする。
というよりお釣りがくるくらいの有り難さであったと想う。
もうすぐ4ヶ月になろうとしている。
2年前と同様に、JRに乗り、最寄り駅からダッシュすることに。
朝、甘いもん食ったにもかかわらず、腹が落ち着かないのでさらに食う。
この路線は久々。ちょっと薄暗いながらも穏やかな海が見える。
目指す駅に到着。ここからがもう本番。
糸山に到着。一息つく間もなく出発。何せこの時点で30分のハンデ。
「しまなみ縦走」のイベントは、特に時間的な制約はないが、7時から17時までの間しかチェックポイントが開いていない。71キロの距離を10時間ということなら余程のことがない限りOKだが、これが9時間半、9時間と時間的な制約が生じると気分的には追い込まれる。それだけのことではあるのだが。
橋を臨む。2年前と同じ構図。
しかしながら気の遠くなるような数字が現実を突きつける。分かってはいるのだが。
いよいよ一つ目の橋。来島海峡大橋。
始まったばかりで気は重いが、やはり景色はいい。朝の空気もひんやりとしている。
2年前も見たはずだが、この辺りの島々、何回見てもいい。ちょっと角度を変えると全然違う感じになる。
島を眺めつつ、大島へ。チェックポイントを二つクリア。まだ人は少ないものの、ママチャリでイベントに参加しているおっちゃんとかがいてなかなかいい感じである。吉海のチェックポイントでは飴をいただく。お守り。
トイレ休憩をすませて、大島縦走に入る。まだまだ息は苦しい。坂も割合きつい。それでも意識してキロ7分ぐらいのテンポで刻む。振り返ってみても、どこの島もほとんどしんどい感じしか残っていないが、特に大島と生口島の距離の長さにはひたすら「忍」の一字である。否「耐」か。
高速道路下をくぐる。やっと大島半分ぐらいか。路線バスが行く。地元の利用者は多いようである。考えてみれば今日は祝日。
ようやく宮窪のチェックポイントが見える。
チェックポイントを過ぎると海のそばになる。
次の橋はまだかと走る。まだまだ気分は落ち着かないが。
まっちゃん、いい味出している。現役のようで。ここで魚喰って貝喰って麦呑んで、いいなあと妄想する。
大島は石の町である。石屋さんがごろごろしている。本当。採石場もあちこちで見る。
ようやく伯方島へのアプローチが見えたかというところ。
伯方・大島大橋。
伯方島を見る。伯方の塩の島(でも工場は大三島らしい)。
アプローチを降りる。橋のチェックポイントを過ぎると次のポイントは割合近い。有り難い。
マリンオアシスはかたが見えたその時、2年前も見たわんことツーリングしている自転車の方。手を振ると振り返してくれる。わんこ、酔うなよ。
2年前のこのポイントは、スポドリとか飴とか置いてあって、有り難く頂戴したが、今年はあまりなかった。トイレを済ませて先を急ぐ。
伯方島ステージは短い。上って下るとアプローチルートに入る。自転車が増える。走っている人に追い越される。テンポがいいなあ。
大三島橋。尾道まで46キロか。尾道まで46キロか。
橋を渡る。六年生の時(宿泊研修で)は渡れなかった懐かしい橋。
橋を降りる。今回はこの大三島ステージが結構きつかった気がする。気持ち的に早く残りを半分にしたかったのだが、思うように脚が出なかった。橋の手前で23キロということになるが、ここから30キロ、35キロにするまでがなかなかだった。
2年前は花が咲いていたが。そのときに比べると若干寒いんだろうか。
海を見ながら淡々と進む。海の向こうには広島県か、否、上島の島々か。
チェックポイントの多々羅しまなみ公園。スタンプ待ちに少しそわそわしながら、多々羅大橋を見る。2年前はここから橋に行くのに迷ってロスした。今回も大三島の寄り道チェックポイントであるしまなみの駅御島には行かず(というか時間が足りないので行けず)。朝残しておいたドーナツを食う。時間は昼前。頑張った甲斐あって時間的には慌てることはない。でも何かトラブルがあったらアウトなのは同じ。
橋に向かう途中、スマホを入れていたポーチを落とす。まあいいかと橋へ。
広島県へ。橋のチェックポイントで声を掛けていただく。
多々羅大橋を降りる。綺麗である。
降りてすぐのところで私設のエイド。レモンとオレンジをいただく。旨い有り難い。
再び海の傍を淡々と。生口島ステージはとにかく長丁場であるということで、気を引き締めて走る。
念願の(勝手に)中間地点。とりあえずほっとする。残り時間には余裕がある。
3キロぐらい走ったか。サンセットビーチが見えた。
2年前は、地元の高校生の「お接待」でレモンケーキ等をいただいた。今年もまた柑橘類をいただく。
はっきりいってこのイベント、愛媛県側より広島県側の方にかなりもてなされている。愛媛まだまだです。
ほらこんなところも。
前回も気になったが、お客さんがきているのだろうか。探偵ナイトの「パラダイス」っぽい雰囲気もなくはない。
海の傍。
花の傍。
ようやく瀬戸田の一番賑やかな耕三寺の近くに入る。この商店街、探索するのも面白そうだった。
前回もこの近くのコンビニで総菜パンとコーラを買ったが、今回もさっきドーナツ食べ、柑橘類食べ、してたのに「地元」のポプラへ。腹が減った。
ポプラといえばお弁当にあったかご飯をのせてくれるのが売りで、他のお客さんみんなそうしている中、レジ横のナポリタン198円に負ける。レンジでチンしてもらう。炭水化物とフル糖分のコーラ旨い、旨い。
みかんようけことつんで、幼稚園バスの感じがいい。とことん柑橘で攻めているなと。
海の向こうには必ず島がある。
自分にとっては当たり前だが、決して当たり前ではない。
振り返れば川。この川の雰囲気も海に負けないぐらい良かった。
次の橋が見えた。ぼちぼち長い生口島ステージ終了か。
生口橋。因島へ。
橋の下から島の家々を眺める。ここからやや路肩のせまい島の割合賑やかなところを通る。道幅と街の雰囲気から古くからの街なんだろう。そこを通って山に向かう。
結構な登りを辛抱して上って、有名な(?)山の麓、名産なのか何なのかお菓子屋さん。覗いてみたい気もする。
そうそう五百羅漢。思い出した。
因島フラワーセンター到着。2年前と同じく地元中学生より接待を受ける。飴とスポドリ、バナナ等々。
やっぱり愛媛は負けている、と思う。
フラワーセンターを過ぎると残りは15キロ余り。ここまでくるとちょっと楽になる。これは前回と同じ。2年前と似たような気分で坂を下りる。道端にあった建物が変わったような気もしつつ。
海の近くにきた。2年前に見た野良はどうなっただろうか。
恐竜は相変わらず海を見ている。天気が良くて、人がいっぱい周りにいる。いいな。
因島大橋へ。海に近い橋である。貸し切りのツアーか何かで訪れた団体客を縫うようにして走る。
岩子島の橋が見える。
この橋独特の楽しい雰囲気である。
残り10キロ。よし。
因島大橋を渡り、振り返る。西日が差し込む。
遊歩道から一気に降りる。これ使うため、実際には71キロないかもしれんが、まあいい。海宝ロードプランニング主催の100キロマラソン「しまなみ遠足(とおあし)」はここが正規のコースだった。あのときは福山から出発して今治まで13時間44分。100キロはなんだかんだいってまだこれを含めてまだ2回か。
綺麗というか美しいというか。残りはまだあるが、ようやく落ち着いて景色を眺めることができるのがこの辺りか。
向島を走り始める。岩子島までは海の近く。子供が釣りに興じる。
橋の上から見た赤い橋が見えた。
渡ってみたい気もするが余力はそれほどない。でも味があるな。
辛抱しつつ残り3キロ。前回に比べて、ペースは落ちてない。ぼちぼち「渡し」の方か。
これ何か忘れた。お好み焼き関係だったか愛媛関係だったか。まぢで忘れた。
乗り場の案内が見えた。やった。
着いた前回より早め。渡しを待っている間、途中抜きつ抜かれつの自転車の方としゃべる。考えてみれば自転車も結構な運動量である。
尾道へ。
ゴール地点が前回と違っていてしばらく迷いながら人の群について行く。ようやくチェックを受ける。参加賞は、前回に比べ少し少なかった。まあいいか。
冬の不調を考えると、よくもまあ70キロ余り、走れたもんだ走れるんだ良かった良かった。
近くのローソンで麦を買い、港に戻る。いい感じの店である。高そうだがこういうところで呑んでみたいものである。
まあとりあえず自分スタイルで呑む。
再び船に乗る。向島へ。
現実を忘れる。
現実を思い出す。前と同じくバス停まで歩く約2キロぐらい。さすがにもう走りたくはない。前回麦を調達した店の前にたどり着く閉店している。さっきの大きなスーパーはバス停までが遠いからスルーしたのが裏目に出た。あらら。さてどうするか。
と、程なくして庶民の味方っぽいのに当たる。有り難い。買い込む買い込む。
麦を調達して落ち着いたのか、そういえばと「やまなみ」の開通を知る。
やっと着いたか。
実のところここまで来てやっと区切りが着いた感じがするわけで。
とりあえず、参加できたことを良しとする。
というよりお釣りがくるくらいの有り難さであったと想う。
もうすぐ4ヶ月になろうとしている。