湯島のお茶会に行きました。
漱石の「三四郎」で主人公が初めて美禰子と出会った場所として一躍名を挙げた三四郎池。この池、日比谷公園の心字池と同じ作りなんですって。
今回のお茶は、お稽古ではなくご招待なので、少しだけよそいきです。
最初に考えたコーディは、千總小紋に椿帯でしたが~~
ちと、春らしさが足りないような気がして急きょ、変更しました。
選んだのは、きものの先輩に譲って頂いたものの、とても着こなせないと思っていたものです。
いつも素敵なきものをさらりと着こなしている方でいいものをたくさんお持ちです。
一面花柄の上、金の入った小紋は華やかすぎる気がしましたが、着てみたい気持ちもあったのでしょう。あまりの安さに、その値段ならと購入したものの、気おくれしてやはり箪笥に仕舞ったままでした。
しっかりした手触りの、少しビロードに似た珍しい生地でいいものだとわかります。
試しに着用したところ、案外いいのでは?
教えていただかなければ、未だ花開くことはなかったでしょう、ありがとうございました。
きものを譲っていただいた方にも感謝、です
水仙といえば、黄色。水墨画風のこの帯には色がなく寂しいので、先に自分で染めた黄色の帯揚げをしてみました。
会が始まる前、直していただきました。
頂くだけとはいえ、やはり疲れました。帰りにカフェで一休み。ここは骨董美術館の下にあり、素敵な骨董品が飾ってあります。少し薄暗く落ち着いたいい雰囲気です。
最後までお付き合いありがとうございます。
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